2020.04.09
一般

京大病院95人一時自宅待機 旅行などの自粛要請守らず

朝日新聞の記事ですが、京大病院の医師が会食をして自宅待機になった事を記事にしています。

記事には飲酒を伴う会合や国内旅行などの自粛要請と書いていますが、実は家族を含む2人以上で飲酒を伴う外食を禁止していたとの事です。

家族2人での外食も禁止という非常に厳しい基準です。

この基準がきちんと周知されず、結果的に自宅待機者が116名となってしまったという話です。
2週間で家族を伴う外食1回でも不可は京大病院の基準がかなり厳格だったと言う事です。

そして、新聞はその事を一切書かず批判しています。
記事に悪意を感じますね。

これだと私は一生自宅待機になります。

 

京大病院95人一時自宅待機 旅行などの自粛要請守らず

https://www.asahi.com/articles/ASN483C2XN48PLZB001.html?fbclid=IwAR2_fLrw7XkYUj6K30hUQuvkfSDo08wRU29vVT04ZxeHFdXwJ3bFypG2p_s

 

こちらが京大病院が出したその後の声明だそうです。

慶應病院の研修医の話とは全く別な次元である事を多くの方に知らせたいと思い記事にしました。

 

 

 

 

 

2020.04.01
一般

新たなる年度を迎えました。

本日、新たなる年度を迎え、医療法人援腎会の入社式を行いました。

 

 

まずは、4月入社の看護師さん2名への辞令です。

今回、転居の為退職された看護師さんの補充と今後行っていく業務拡張目的で2名の看護師さんを採用としました。

新卒では無いですが、4月からと言う事で辞令交付となりました。

 

 

 

地元の学校を出た新卒臨床工学技士へ辞令を渡しています。

 

 

最後に理事長訓示という事でしたが、昨今の新型コロナウイルス感染症の話も交えて応援のメッセージを送らせて頂きました。

 

4月からはこれまで行っていなかった事に対してのチャレンジが始まります。

より良い医療が提供出来るように、医療法人援腎会一同頑張っていきたいと思います。

 

これからもよろしくお願いいたします。

2020.03.28
一般

第10回透析運動療法研究会の相撲甚句

新型コロナウイルスの話ばかりですが、今回は少し違った話題です。

 

元幕内力士で現在は歌手や役者、そしてコメンテーターなど幅広い活動をされている大至さんが、第10回透析運動療法研究会の相撲甚句を詠んで扇子に書いてくれました。

 

 

 

第十回透析運動療法研究会甚句
『楽しく運動を続けよう』
ハァーエー
日々の暮らしに勇気と笑顔ヨー
アー
透析を受ける皆様の
暮らしが明るく笑顔にと
運動療法研究会
全国の医師が賛同す
紆余曲折の時を経て
先輩方のご努力の
お陰をもっての十年目
安全なおかつ効果的
療法の確立と普及もて
更なる世代に意を交え
常に患者様のお気持ちを考えて
健康寿命の延伸を確信す
我ら透析運動研究会
益々未来へヨーホホイ
アー邁進すヨー
アードスコイドスコイ

大至さんの美声をお楽しみください。

 

扇子も額に入れて待合室に置こうかと検討中です。

2020.03.25
一般

新型コロナウイルス対策ダッシュボード

新型コロナウイルス対策ダッシュボードと言うサイトをご存知でしょうか?

 

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑クリックするとサイトに飛びます。

 

各都道府県別の新型コロナウイルス患者数と感染病床使用率が解るサイトで、自分の県の病床にどのくらい余裕があるか解ります。

欧州で新型コロナウイルスの感染者数が急激に増加していますが、イタリアではたくさんの死者がでていますが、ドイツでは亡くなっている方は少ないです。

これは、イタリアに比べドイツには重症の患者さんを収容出来るベット数がたくさんあるからだと言われています。

新型コロナウイルス感染症は、きちんとした医療提供体制があれば、亡くなる方はとても少ない疾患です。医療崩壊が起きないという事が重要です。

そこで、こちらのサイトには、各県の感染者数と感染病床使用率が直ぐに解るようになっています。

今お住まいの場所の体制がどうなっているのかを知っておくことは大切かと思います。

是非ともご覧になってみてください

2020.03.24
一般

西浦北大教授「解禁ムード広がることを大変危惧」

m3.comからの転記です。

Yahoo!ニュースで見ました。

出来るだけ多くの方に見て欲しいと感じましたので転記します。

西浦北大教授「解禁ムード広がることを大変危惧」

「今こそイベント自粛とハイリスク空間回避が必要」
オピニオン 2020年3月23日 (月)配信西浦博(北海道大学大学院医学研究院教授)
今は2月よりも厳しく、今からこそイベント自粛とハイリスク空間を避ける声を保健医療の皆さんから届けていただけるよう、助けてください。

 新型コロナウイルス感染症の流行対策のメインストリームは「屋内の接触を断つこと」です。これまで、安倍首相から大規模イベントの自粛が要請され(『安倍首相「今後2週間、イベント中止・延期を」』を参照)、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議からは3条件(密閉空間、密集場所、密接場面)が揃う場所での屋内接触を自粛するように求めてきました。

 大規模イベントの中止は当初、科学的エビデンスや専門家会議の提言に基づくものではありませんでしたが、海外での宗教法人での伝播が知られており、また、日本では「さっぽろ雪まつり」での2次感染が疑われています。ある時、突然に2次感染者数が一気に増えたメガクラスターの形成、ひいては大規模流行の原因となることが危惧されます。フィットネスジム、ライブハウス、大人数での接待飲食など、屋内で3条件を満たすような場所での2次感染は実例として知見が蓄積されています。中国の都市封鎖と外出禁止令が湖北省を中心に著効したことが知られています。

 また、私も分析に協力させていただいている(座長指定の者である)3月19日の厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策専門家会議で方針を示しましたが、日本における国内感染は上記の大規模イベント自粛と行動自粛の実施中に、新規感染者の発生が減少に転じたことが知られています。この感染症は行動変容を伴う努力をもってすれば「制御できる」のです(『「北海道モデル成功」、「全国的に流行減少の兆し」だが予断を許さず』を参照)。

 しかし、3月19日に少しでも良いニュースが伝わり、小中学校などの休校が解除される方針が伝わったことで、市民の間で「解禁ムード」が広がってしまっていることを大変危惧しています。行動がいつも通りに戻ってしまうと、アメリカや欧州各国で見られるような爆発的な感染者数の増大が懸念されるためです。特に大規模イベントを流行地域で再開してひとたび大規模流行が発生すると、流行が制御不能になります。大きな流行が起こると、都市の封鎖を伴うことに加えて、皆さまの近しい方々も感染や命の危険にさらされてしまうのです。加えて、COVID-19は感染から発症まで平均5日程度、発症から診断されるまで平均7日程度とされており、無症候性の感染者も少なくないことから、感染者数の急激な増大にリアルタイムで気づくことができないのがこの感染症の難しさです。

 今、海外で流行が増大しているため、状況は1月以降、これまでの2カ月半よりも厳しい状態にあります。ヨーロッパ、米国、東南アジア、中東などから、続々と感染者が訪れています。上記のように国内伝播をいったん制御に近くできたために、最近報告される感染者数の結構な割合を輸入感染者が占めるようになってきました。外国籍の方の入国は一部止まりつつありますが、米国は続いていますし、邦人の帰国には備えなければなりません。報告された輸入感染者は氷山の一角であり、今後、診断されていない輸入感染者が続々と次の流行を生み出すものと思われます。

 それは1月から2月上旬に中国および中国帰りの渡航者を端緒として始まった流行の比ではありません。非常識を承知で分かりやすいようにミサイルで例えると、1月から2月上旬は短距離ミサイルが5~10発命中した程度ですが、この3月のパンデミックの状況というのは空から次々と焼夷弾が降ってきているような状態です。そこで「火事を一つ一つ止めないといけない」というようなのが今の状態です。

 このことを少なくとも全国の保健医療関係者にご理解いただけないままでは、今後、大規模流行が起こるリスクが高いことを、私は危惧しています。現状では、市民の皆さまがそこまでの危機意識をもってこの流行に対峙したり、一人一人の行動を考えていないものと思います。過度の行動制限や都市封鎖などで見込まれる経済的ダメージが起こらないように、50人以上の大規模イベントへの参加をやめ、2次感染が何度か発生した3条件の重なる場所(例えばスポーツジム、ライブハウス、展示商談会、接待飲食など)およびその他の機会(懇親会など)の接触を控えることができないといけません。

 ぜひとも全国の保健医療従事者の皆さまにまずこのことを知っていただき、皆さんが知識の伝道者となっていただかなければなりません。

 今、頑張って皆で行動を変えることができれば切り抜けられる可能性が高いです。皆さんの力が必要です。お願いします、助けてください。

 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00010000-mthree-soci&p=1

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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