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2020.10.14
一般

都道府県別のオンラインHDFでの血流量の比較

日本透析医学会では、毎年年末に全国の透析施設に統計調査をお願いし、「わが国の慢性透析療法の現況」を作成しています。

このデータベースを学会員が有効に活用出来る様に、2017 年 12 月から会員なら誰でもウェブサイト上で帳票を自由に作成できる WADDA system(Web‒based Analysis of Dialysis Data Archives System)を公開しています。

 

第26回日本HDF医学会学術集会・総会で、埼玉医科大学の小川智也先生が都道府県別のオンラインHDFでの血流量を調査して発表されました。

小川先生のご許可を頂いたので、掲載いたします。

 

 

都道府県別のオンラインHDFでの血流量ですが
血流量250ml/分以上
1位 徳島県 80%越えてました。
2位 島根県 微差の3位山形県 4位秋田県 5位宮城県 60%越えてました。
血流量300ml/分以上
 1位 島根県 40%越えてました。
 2位 山形県 こちらも40%越えて1位と微差でした。
この2つがダントツで
3位鳥取県でした。
徳島県と言えば川島病院
山形県と言えば矢吹病院
地域を引っ張る有名な病院ですね。
そして、島根で高血流と言えば松江腎クリニック
他施設の血流量に影響させているのはさすがです。
福島県はそこそこの血流量
県内でも多くの透析従事者の方に、4時間200ml/分の透析では透析不足になる可能性が有る事、透析時間延長と血流量を増加させる必要性についてお話してきています。
周辺の施設でも血流量を上げる施設が多くなってきていると思っていましたが、まだまだ浸透させていない事が解りました。
これからも透析時間延長・高血流での透析量増加についての啓蒙を頑張りたいと思います。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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