2022.02.05
一般

改めて思い返しましょう『濃厚接触者の定義』

 

新型コロナウイルス感染状況が悪化してきました。感染も怖いですが、濃厚接触者になると仕事に行けなくなります。
そこで、改めて『濃厚接触者の定義』を見直しましょう。
ちょっと古いので改訂されていたらごめんなさい。
マスクをしないで会話
近い距離での会話
15分以上の長い会話
食事は黙食で
会話時はマスクをして
間隔を空けて15分以内
それで感染したら仕方が無いけど
仕事場で同僚に感染させる可能性は低く
クラスターにはなりません。
家庭内感染を職場に持ち込まない為に出来ない事ではありません。
2022.02.01
一般

日本透析医学会雑誌今年度1月号に院長の論文が掲載されました。

 

新型コロナウイルスオミクロン株の猛威が止まりません。

当院でも、透析室入室前の検問の再開と手指消毒の継続、透析中の飲食禁止、有症状者には来院時間の変更、ドライブスルー形式でのPCR検査と抗原検査を行った上で陰性を確認しての隔離透析、定期的な換気とCO2モニターでのチェックなど出来る限りの感染対策を行っています。

感染対策とともに重視しているのがワクチン接種であり、当院全職員及び通院中の透析患者さんはワクチン接種を受けています。

昨年夏にワクチン2回接種後のSARS‒CoV‒2 中和抗体価を測定して論文投稿していましたが、日本透析医学会雑誌令和4年1月号に論文が掲載されましたのでご報告いたします。

2022.01.29
一般

第12回透析運動療法研究会は明日開催です。

全国的に新型コロナウイルス感染数は増加しており、福島県の1日の感染者は448人と連日過去最多を更新してきています。

そのような状況ですが、明日東京都両国で第12回透析運動療法研究会が開催されます。

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実は私も直前まで現地参加を予定していましたが、この感染者数激増の状況ですので、現地参加からweb参加に変更しての参加となりました。

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透析従事者の皆様

そうです。

現地参加出来なくても、交通費をかけずにweb参加出来るのです。

今年4月に予定されている診療報酬改定では、

【IV-6 重症化予防の取組の推進一1】

透析中の運動指導に係る評価の新設

第1 基本的な考え方

慢性維持透析患者に対して、透析中に運動等に係る必要な指導を行つ た場合について、新たな評価を行う。

第2 具体的な内容

人工腎臓を算定している患者に対して、透析中に当該患者の病状及び療 養環境等を踏まえた療養上必要な訓練等を行つた場合の評価を新設する。

と言う事で、透析中の運動療法に加算が付く事になりました。

透析中にどの様な運動療法を行うのが良いのかの参考になります。

是非ともご参加よろしくお願いいたします。

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2022.01.21
一般

10年勤務表彰

本日、援腎会すずきクリニックは昨年勤務年数が10年となったスタッフ2名に対して10年勤務表彰を行いました。

毎年忘年会の時に行っていましたが、昨年の忘年会は中止となりましたので、本日の全体会議で表彰となりました。

10年間お疲れ様でした。

これからもよろしくお願いいたします。

これまでに10年表彰を行ったスタッフは10名となりました。

 

 

2022.01.21
一般

新型コロナウイルス感染に対する透析患者さんへのお願い

デルタ株と比較して感染力の強いオミクロン株の出現により、新型コロナウイルス感染症がこれまでに経験したことの無い勢いで拡大しています。そのため、全国で蔓延防止重点措置が適用され福島県でも申請協議されています。

昨年10月時点での新型コロナウイルスの致死率は1.0%でしたが、透析者の方々の致死率は15.6%と非常に高率です。すずきクリニックに通院している全ての透析患者さんがワクチンを2回接種していますが、実は今年の1月6日時点でワクチン2回接種した透析患者さんで222人が新型コロナウイルスに感染して、そのうちの12名の方が亡くなっており致死率は5.4%となります。15.6%がワクチン2回接種で5.4%まで低下していますが、それでも高い数値である事に変わり有りません。

現在流行しているオミクロン株は軽症が多いと言われていますが、実際には多くの方がワクチンを接種しているから軽症であって、ワクチンを接種していない透析患者さんはオミクロン株でも重症化している方が多いようです。ですので、透析を受けている方は一般の方より感染予防を徹底していく必要があると思われます。

これから行う3回目の接種に関しては、イスラエルからの報告でワクチン3回接種者では発症、重症化、死亡を抑制する事が知られていますので、是非とも3回目の接種を受ける様にお願いいたします。

 

我々も感染対策を強化し、透析室入室前の検問の再開と手指消毒の継続、2階透析室での透析中の飲食禁止、有症状者には来院時間の変更、ドライブスルー形式でのPCR検査と抗原検査を行った上で陰性を確認しての隔離透析、定期的な換気とCO2モニターでのチェックなど出来る限りの対策を行っています。

 

 

最後に、新型コロナウイルス患者の急増によりコロナ患者用のベットも少なくなってきています。入院の優先度が高い透析患者さんでも感染が判明しても直ちに入院出来ず、通院での隔離透析を行うケースも出てくるかと思います。その時点で一番問題となるのは、熱が出ている患者さんを誰が送迎するかです。感染していないご家族の方が送迎する場合も出てきます。感染するリスクを下げる為にはワクチン接種と日々の感染対策が重要と言うことをご理解ください。もし感染した場合は治療薬と体力が勝負です。日頃から暴飲暴食を避けつつ、十分な栄養を取り運動も取り入れて体力を維持していく事が大切だと思います。

年初からいい話が書けなくて残念ですが、今年もよろしくお願いいたします。

 

追伸)

検問の再開とは

当院透析室入り口で優しい看護師さんが、家で熱を測ったか?体調が悪くないか?などお聞きしている事です。

 

 

透析中の食事を提供出来なくなった分、帰宅後すぐに食べられる様にお弁当の提供を開始しました。電子レンジで温められる容器です。私も本日試食しましたが、おいしかったです。

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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