- 2020.05.12
- 一般
開院して13年目に入りました。
本日5月12日で援腎会すずきクリニックは開院してから13年目に入りました。
今年は4月より念願の夜間透析を開始することが出来ました。
特に昨年より山岡医師が常勤となってくれた事が大きいです。
透析に関しては、私と山岡医師、泌尿器科外来は私と本田医師、山岡医師の3名で行っていますが、本田医師には女性泌尿器科の分野で活躍してもらっています。
現在、夜間透析は6名の方が通院されています。
ほとんどの方が以前より当院で透析を受けており、仕事の関係上夜間透析を希望されていた方です。そして、残りの方は最近透析導入となった方です。
これまでも当院の透析環境を気に入ってもらっていたにも関わらず、仕事の関係より夜間透析希望の為他施設にお願いしなくてはならなかった方達がいらっしゃいました。やっとそのような方達のニーズにも応えられる透析室になる事が出来ました。
まだ4月より開始したばかりだという事と、新型コロナウイルス感染症のリスクも考えて、当面の間は院内希望者もしくは透析導入直後の方のみの対応とさせて頂いております。
今後も、より良い透析を受けたいと言う方のニーズに応える為の努力を続けて行きたいと考えております。
新型コロナウイルス感染症の対応として、当院及びあさか野泌尿器透析クリニックの感染者対応個室は陰圧室対応の工事をさせて頂きました。
熱が出て新型コロナウイルス感染が疑われる方に対しては、ロッカー等の使用を禁止し、通常の患者さんとは入室時間を分けて対応しています。
日本透析医会が作成したマニュアルを遵守して対応しておりますので、ご安心ください。
5月12日は「看護の日」です。
看護の日がクリニックの開院記念日というのも嬉しいことです。
看護師も2施設で20名を越える人数となってきました。
臨床工学技士も外来事務や臨床検査技師も同様ですが、人数は定員より少し多めの人数としています。ですので、少し熱があるとか体調が悪いときには全てのスタッフが休める体制としています。女性の看護師が多く、小さいお子さんもいる方も少なくありません。安心して休める体制を今後も整えていきたいと考えております。
援腎会すずきクリニックの目標は、透析者が体調良く過ごせ、元気で長生きできる事です。
今後も、この目標に出来るだけ近づける様に頑張って行きたいと考えております。
- 2020.05.03
- 一般
日本医学会からの緊急提言
- 2020.05.02
- 一般
サージカルマスクを寄贈しました。
私、院長の鈴木ですが、平成16年から平成20年まで太田西ノ内病院及び太田記念病院に勤務し援腎会すずきクリニックを開院しました。
最終の役職は太田記念病院泌尿器科部長でしたが、4年間大変お世話になりました。実は平成9年にも勤務していた事もあり、福島医大に勤務していた期間の次に長く勤めていた病院でも有ります。
更には、開業後も病診連携でとてもお世話になっております。
たまたま、太田西ノ内病院に勤務しているスタッフさんから、太田西ノ内病院でもマスク不足が深刻だという話を聞きました。
そこで、友人からのご紹介である程度の枚数のマスクが購入可能なルートを確保する事が出来た事もあり、太田西ノ内病院に連絡を取り、サージカルマスク1000枚と言う、病院で使用するとあっと言う間に無くなってしまう量ですが寄贈させて頂きました。
まあ、ほとんど思いつきで連絡した感じでしたが、太田西ノ内病院庶務課長さんが受け取りに来ていただけて、お渡しする事ができました。
と言う事で、一枚パシッと受け渡し場面を撮影。
太田病院の職員数からすると1日分くらいにしかならない量で、
本当にささやかですが、少しでも恩返し出来ればと思いまして。連休中はちょっとお休みしますが、 STAY HOMEでマッタリしているつもりです。
- 2020.04.30
- 一般
安心して受診出来る外来を目指して〜受診される方へのお願い
当院では、これまで出来るかぎりの感染予防対策を行ってきたつもりでした。
定期的な(10時、13時、15時)室内換気徹底(エアロゾル対策)
感染予防の為に来院時から会計終了までマスク着用
マスクを外した場合は、必ず手洗いをしてもらう
受付での非接触型温度計による体温測定
熱発者の隔離
患者の皆様が不要不急の受診を控えている事もあり、外来はさほど混雑していませんでした。
しかし、火曜日午前中の待合室が密になっていました。
これはマズいと思い、自家用車で来院した方には自分の車で診察近くなるまで待って頂く様にしました。
また、席の間隔もなるべく広く明ける様にしました。
そして
スーパーの様に受付も密にならないように間隔を空けて待って頂く様に目印を付けました。
以前から、外来で一番多い苦情が待ち時間です。
これは、どこの医療機関でも同じ悩みだと思います。
当院は、検尿を取らなければいけないとか時間がかかる部分もあり、また来院して会計まで1時間以上掛かる事は希であり、比較的待ち時間が少なくなっていると思っていました。
その為、事務さん達は診察までの時間が短くなる様にと言う事を最重要事項と考え対応してしまいます。
でも、今は非常事態宣言がでている状況です。
待ち時間がかかっても仕方が無いので、患者さん達が安心して受診出来る環境を作る事が大切だと、再度お話しました。
患者さん達にお願いです。
今は緊急事態です。
待合が感染の機会とならない様に、
マスクをしてもらう
手洗いをしてもらう
などの対応をしています。
そして、更にご不便をかけますが、待合が密にならない為の施策を行います。
その事により待ち時間が長くなる可能性もありますが、ご了承ください。
午前中でも11時過ぎであったり、午後の外来はかなり空いていますので、時間を見計らっての受診をお願いいたします。
そして、もう一つ
受診時に熱を測らせて頂いています。
熱がある方は、自家用車で待機してもらう様にしています。
一度帰宅して頂き、自宅で検尿して頂き再来院して頂いています。
時々、高齢者を乗せていらして玄関で下ろされてそのまま帰ってしまうケースがあり、熱を測ったら高かったと言う事も有りました。
どうか、熱を確認するまでは同伴の方はお待ち頂く様にお願いいたします。
- 2020.04.29
- 一般
陰圧室の工事を行いました。
当院個室透析センターには、熱発等の症状がある患者さんを隔離して透析する完全個室スペースがあります。
窓もあり、換気も十分出来ますが、今回業者さんにお願いして、『透析施設における標準的な透析操作と感染予防に関するガイドライン (四訂版)』に掲載さている条件となるように陰圧室とする工事を行いました。
日本透析医会のガイドラインによりますと、透析を行う場合には、個室隔離が望ましいが、個室隔離透析が不可能な場合には、 患者どうしの間隔が 2 メートル以上空くように、接するベッドで透析を行わないとなっています。
個室透析室ですので、陰圧室にする必要は全く無かったのですが、出来る限りの対応という事で今回個室を陰圧室に改造しました。
あさか野泌尿器透析クリニックの個室透析室も同様に陰圧室に改造しています。
基本的に、新型コロナウイルス感染者の透析は通院の関係上入院透析となり、当院で行う想定にはなっておりませんが、医療崩壊等が起こってしまい、入院する事が困難になるケースも考えられます。
その時の為に、3月中から新型コロナウイルスに感染した患者さんの透析を行う装備で熱発者の透析を行う様にしています。
扱いが不慣れだったために、個人防護具(PPE)を脱ぐときに感染してしまうケースが多いと言う事も聞いていましたので、必ず指示してくれるスタッフ立ち会いで脱衣を行う訓練もしてきました。
個室対応するスタッフと医師は、感染しないための手順が出来る様になってきたようです。
2次感染を起こすと、他の患者さん達への3次感染を起こす可能性もあります。
対応当初は新型コロナウイルスに感染しているかどうかは判らないのですから、今後も気を緩めずに対応していきたいと思います。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。