2020.11.10
一般

診断と治療 『350人に1人 一般内科医が診る人工透析患者』

診断と治療
2020年 Vol.108 No.11 2020-11-06
『350人に1人 一般内科医が診る人工透析患者』
高齢化の進む透析患者への対応
 サルコペニア・フレイルと運動療法
の執筆する機会をいただきました。
序文である『ねらい』に
透析療法を専門とされている先生方はもちろん、専門とされていない実地医家の先生方にも役立つ内容になれば幸いである。
と書かれておりますが、当院で力を入れている サルコペニア・フレイル対策と運動療法についての知見を書かせて頂きました。
監修された東京医科大学菅野義彦教授のご期待に沿えることが出来たか分かりませんが、思いを込めて書くことが出来たと思います。
執筆の機会をいただけたこと、心から感謝申し上げます。
特集の内容は興味ある内容ばかりです。
是非とも多くの方に読んで頂ければと思います。
以下、目次と執筆者一覧となります。
2020.11.09
一般

すずき食堂オープン 最初のメニューは?

本日よりすずきクリニック個室透析センター2階にある職員食堂(すずき食堂)にてランチの提供が開始されました。
本日はオープン記念
お赤飯
紅白刺身
根野菜のごまみそ漬け
かき玉汁
630kcal、塩分2.6gでした。
皆で美味しく頂きました。

 

2020.11.04
一般

すずき食堂プレオープン

昨年秋に援腎会すずきクリニック個室透析棟2階に厨房及び職員食堂(すずき食堂)を増築いたしました。
しかし、コロナ禍の為に運用開始出来ずにいました。
本日プレオープンと言う事で試食会を開催いたしました。
来週からは毎日、温かく美味しい昼ご飯を頑張ってくれているスタッフ達に食べてもらえるようになります。
まずは職員向けのランチ提供となりますが、コロナ禍が落ち着いて来ましたら、本来の目的である当院で透析治療を受けている方達への食事提供も行いたいと思います。
2020.11.02
一般

第65回日本透析医学会学術集会・総会が開催されました。

6月に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となっていた第65回日本透析医学会学術集会・総会が本日より開始となりました。

 

 

本日、明日とLIVE配信を含めたWeb配信を行い、その後はOn Demand配信となります。

 

思い起こせば、今年の2月8日9日に第10回透析運動療法研究会を開催させて頂きましたが、翌週辺りには新型コロナウイルス感染症の状況が急激に悪化し、2月20日に日本政府からイベント開催に関しての諸注意が出された状況にまでなっていました。感染状況が悪化する直前で研究会が開催出来たのは、本当に幸運だったと思います。

 

その後、開催された学会・研究会は中止や延期を余儀なくされて、第65回日本透析医学会学術集会・総会もその影響を大きく受けた学会だと思います。

そのような状況でも毎年参加者が2万人を超えると言うマンモス学会を開催された大阪市立大学腎臓内科の皆様には頭が下がる思いです。

 

今回、私もワークショップ10「長時間透析」にて

長時間透析におけるオンラインHDFの役割

と言う演題名で話させて頂きます。

 

 

実は、もう既に音声入りのスライドを投稿済みで、11月24日火曜日までDemand配信されます。

また、一般演題も当院から2演題デジタルポスターで発表予定です。

 

Ⅱ18-O146-2オンラインHDF 4

高齢透析患者に対するf-HdFの有用性
人見 友啓((医)援腎会 すずきクリニック)
ⅡDP2-81-5CVD/PAD
透析合併PAD患者でのTBI値測定の有用性について
鈴木 一裕((医)援腎会すずきクリニック)

 

学会に参加される方で、ご興味のある方は是非ともご覧になってみてください。

2020.10.14
一般

都道府県別のオンラインHDFでの血流量の比較

日本透析医学会では、毎年年末に全国の透析施設に統計調査をお願いし、「わが国の慢性透析療法の現況」を作成しています。

このデータベースを学会員が有効に活用出来る様に、2017 年 12 月から会員なら誰でもウェブサイト上で帳票を自由に作成できる WADDA system(Web‒based Analysis of Dialysis Data Archives System)を公開しています。

 

第26回日本HDF医学会学術集会・総会で、埼玉医科大学の小川智也先生が都道府県別のオンラインHDFでの血流量を調査して発表されました。

小川先生のご許可を頂いたので、掲載いたします。

 

 

都道府県別のオンラインHDFでの血流量ですが
血流量250ml/分以上
1位 徳島県 80%越えてました。
2位 島根県 微差の3位山形県 4位秋田県 5位宮城県 60%越えてました。
血流量300ml/分以上
 1位 島根県 40%越えてました。
 2位 山形県 こちらも40%越えて1位と微差でした。
この2つがダントツで
3位鳥取県でした。
徳島県と言えば川島病院
山形県と言えば矢吹病院
地域を引っ張る有名な病院ですね。
そして、島根で高血流と言えば松江腎クリニック
他施設の血流量に影響させているのはさすがです。
福島県はそこそこの血流量
県内でも多くの透析従事者の方に、4時間200ml/分の透析では透析不足になる可能性が有る事、透析時間延長と血流量を増加させる必要性についてお話してきています。
周辺の施設でも血流量を上げる施設が多くなってきていると思っていましたが、まだまだ浸透させていない事が解りました。
これからも透析時間延長・高血流での透析量増加についての啓蒙を頑張りたいと思います。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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