2021.01.14
一般

新型コロナウイルス知識・理解度調査

新型コロナウイルス感染者数が増加してきており、福島県知事より外出自粛や飲食店の営業時間短縮などの要請が出ました。
西村経済再生担当大臣からは、ランチタイムの外食や外出についても行動を見直すよう呼びかけがありました。これは、夜はまずいが昼はいいと言う間違ったメッセージを送ってしまっているかもしれないと言う指摘に答えての事かと思います。
皆様は、新型コロナウイルス感染症への対策は出来ているでしょうか?
3密回避と言われますが、正しい感染予防の知識を身につける事が大切です。
今回、懇意にして頂いている国際医療福祉大学病院の安藤康宏教授が新型コロナ知識・理解度アンケートを作成してくださいました。
皆様、是非ともトライしてみてください。
回答は、私が作った解説と共に数日後にお知らせ致します。
新型コロナの感染防御に関するアンケート調査

作成:国際医療福祉大学病院教授 安藤康宏

新型コロナ対策として、正しいものに(○)、間違っているものに(✖) をつけてください。

(  )1. 新型コロナは風邪の一種だから、気をつけてもしょうがない。

(  )2. 37.5°C以上の熱がなければ、新型コロナではない。

(  )3. 平熱で体調不良がなければ、新型コロナにかかっている恐れはない。

(  )4. ソーシャルディスタンスを守れば、マスクなしでも新型コロナにはかからない。

(  )5. お互いマスクをしていれば、近距離で⻑話をしても新型コロナにはか からない。

(  )6. 手洗いや手指消毒は、帰宅時にしっかりやれば、以後の在宅中は不要 である。

(  )7. 顔見知り同士や家族団欒の食事なら、新型コロナにはかからない。

(  )8. フェイスシールドやマウスシールドはマスクと同じくらい感染防御に 有効である。

(  )9. マスクは鼻を出して口だけにしていても効果は変わらない。

(  )10. スーパーや店舗入り口の消毒スプレーは、指先だけつければ十分で ある。

2021.01.05
一般

今年も1年頑張ります。

 

 

昨日月曜日より援腎会すずきクリニックの外来診療が始まりました。

透析診療は1月1日から行っています。

援腎会の透析は、平成20年の開院以来

5時間以上の透析時間

300ml/min以上の高血流透析

オンラインHDF

しっかり透析として透析者の皆様に提供してきました。

 

 

 

 

こちらは、昨年の資料ですが、当院の週当たりの透析時間と血流量の分布です。

ほとんどの方が5時間以上の透析となってきた最近では、高齢者の方も多いと言う事で、血流量の平均が平均血流量が290ml/minくらいまで下がってきています。

4時間200ml/minの透析ですと、普通に食事をされるとデータ管理が難しくなりますが、5時間透析ですと食べられない高齢者の方では300ml/min以上だと栄養素も抜けてしまいますので、少し下げているのです。

 

それなら、透析時間を短くしたらいいのではと言うご意見も聞くことがありますが、透析時間はそれ自体が独立した予後因子であり、透析時間が短くなると血圧のコントロールが上手くいかなくなるなどの不都合も出てきます。高齢者の場合は、透析中に血圧が下がり安いですので、時間をかけて緩やかな透析を行う方法が最良の方法となります。

我々の方針は、まずはしっかり透析を行い、食欲が湧いて元気になってきたらそれでよし、あまり食べられていないぞと感じたら速やかに透析条件を落とす対応をしています。漫然とした透析は行わない様に心がけております。

 

 

 

 

援腎会では、これまでの高齢透析者の合併症管理にも気を付けてきており、2施設で現在臨床検査技師が常勤非常勤で6名おり、来春からもう一名の入職も決まっていますので、心エコーから腹部エコー、シャントエコー、副甲状腺エコー、下肢エコーまで対応可能となっています。

 

また、昨年は全国規模の研究会として第10回透析運動療法研究会を開催させて頂きましたが、運動療法には力を入れており、65%の患者さんが透析中の運動療法を行っておりますし、常勤の管理栄養士が栄養指導を行う体制も整えております。

 

現在、患者数は110名を超えるようになりました。

 

 

こちらは、開院以来の当院に通院された方で亡くなられた方の割合です。

かなりの内部情報ですが、ブログにお見せ致します。

透析医学会JSDTが発表している粗死亡率が約10%程度です。

毎年、透析患者さんの高齢化が進んでいる現状を考えますと、粗死亡率も高齢化と一緒に上がっていかないのは透析従事者が頑張っている事と透析技術が進歩している為だと考えています。

そして、以前JーDOPPS研究会が以前全国の一般的な重症患者のいない透析施設の粗死亡率を6.6%と発表していますが、当院の粗死亡率は一度だけ6.6%を越えていますが(翌年1.1%)、ほぼ4−5%程度で推移しています。

これは、しっかり透析と栄養・運動療法、そして合併症対策がしっかり噛み合っているのかなと自負しています。

今年も、透析者の皆様がここに通院していて良かったと思ってくれる様な透析施設を目指して1年頑張っていきたいと思います。

今はコロナ禍ですので、感染予防という大切な仕事も有ります。

こちらもきちんとした対応でやっていきます。

 

 

2021.01.01
一般

明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます
今年も、援腎会すずきクリニックをよろしくお願いいたします。
透析診療は日曜日以外行っており元旦も通常営業中ですが、外来診療は1月4日かの診療を開始いたします。
今年も透析診療、泌尿器科ともに一生懸命頑張って診療していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
新春一発目のランチは、お正月という事で特別メニュー
ビーフシチューと海老フライ、生ハムメロンと苺
海老🦞が大きくてみっちりでビーフシチューも美味しかったです。
透析を受けている患者様に美味しいランチを提供したいと考えて作った厨房ですが、コロナ禍の為まだそこまでは至っておりません。
新型コロナウイルス感染のリスクが低くなった時には、温かくて美味しいランチの患者様への提供を開始しますので、それまで少し待っていて下さいね。
今年の一番の目標でもあります。
これからも援腎会をご贔屓によろしくお願いいたします。
2020.12.30
一般

年末年始の救急医療体制

援腎会すずきクリニックとあさか野泌尿器透析クリニックは29日より1月3日まで外来診療をお休みさせて頂いています。

透析診療は通常通り日曜日以外は行っています。

新型コロナウイルスの患者数が増加しており、年末年始に体調不良とならないか心配かと思います。

体調管理に気を付けてお過ごしください。

もし、体調が悪いと感じましたら下記に 郡山市の年末年始の救急体制 のリンクを貼っておきますので、ご相談ください。

透析で通院の方は、通常通りクリニックにご連絡ください。

対応いたします。

 

 

リンク先に休日当番医一覧も記載されております。

2020.12.26
一般

郡山市八山田に出来た すずきレディースクリニック さんの内覧会に行ってきました。

本日・明日と内覧会で年明けよりグランドオープンの
郡山市八山田に出来た
 すずきレディースクリニック 
さんの内覧会に行ってきました。
福島県立医科大学を卒業後、県内で産婦人科診療を続けて、直近までは太田西ノ内病院産婦人科に勤務されていた鈴木聡先生のクリニックです。
実は、私は鈴木聡先生と一緒に働いたことがあります。
もう10数年前になりますが、私が前職の太田西ノ内病院で泌尿器科医として働いていた頃、産婦人科医になる前に泌尿器科の研修も行いたいと研修医だった鈴木先生が希望され、泌尿器科の指導を行った事がありました。
泌尿器科の臓器である膀胱や尿管と産婦人科の臓器である子宮は隣り合わせの臓器ですので、泌尿器科で研修することは意義がある事だと思いますが、実際に研修したDrはいませんので、とてもやる気のあるDrだと当時は思いましたし、仕事も頑張ってくれた事を覚えています。
九州の建築家にお願いして設計した建物という事で、モダンで斬新な建物でした。
正面入口からたくさんのお花が飾ってありました。
いったいいくつあるんだろうと言うお花の数
これ、実は大きな意味を持つのかもしれません。
と言うのは、鈴木先生をお祝いしたいと言う仲間がたくさん居ると言う事です。
福島医大同門の先生達のお花がたくさんあって、これだけ鈴木先生が慕われているんだと実感した次第です。
待合の奥には素敵なキッズルーム
そして授乳室
内診室
そして診察室です。
いずれもモダンで素敵なスペースでただただ驚きでした。
廊下になります。
こちらは点滴室でしょうか?
たくさん写真撮ってきました。
先ほど正面に有った階段を昇って(帰りはエレベーター使いました)
素敵な階段でした。
院内の空調は最新のシステムで換気が良くされているそうです。
設計したのはコロナ禍の前でしょうから、先見の明があったんですね。
設計士さんの勧めで導入したと言う話でした。
2階の病室です。
全て個室だそうですが、ちょっと素敵なシティーホテルの部屋という感じですね。
和室もありました。
これなら、小さなお子さんと一緒に居られますね。
素敵なシャワールーム
ナースルームと新生児室です。
分娩室です。
前室とかは無くて、生まれる直前までここで休んでいられるとの事でした。
同様のお部屋がもうひと部屋有るとのことでした。
奥には手術室もあり、緊急帝王切開も対応可能だそうです。
食事を作ってくれるシェフが毎回の食事で使用する食器を見せてくれました。
出産後は豪華ディナーが食べられるそうです。
最後は、鈴木・鈴木同士で記念撮影。
コロナ禍ですので、マスクでの撮影となりました。
郡山でお産を扱う産婦人科開業医さんは少なくなってきています。
若い鈴木先生がこれから郡山の産科医療を支えていってくれると思います。
期待したいと思いますし、クリニック開業が成功される事を祈念いたします。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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