2017.04.03
一般

医療法人援腎会の入社式を行いました。

本日、4月1日から医療法人援腎会に入職した新人スタッフの入社式を行いました。

今年は、外来事務職員1名が入職いたしました。

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例年通り辞令を渡します。

彼女は新卒ですが、数ヵ月前からアルバイトであさか野泌尿器透析クリニックの医療事務をしてくれていましたので、ちょっと不思議な感じですね。

クリニックのコンサルタントさんから祝辞を頂いて、きちんと引き締まった入社式となりました。

すずきクリニックでも、4月から看護師を含めた2名のスタッフが勤務してくれる事となっています。

これからも、すずきクリニックとあさか野泌尿器透析クリニックは、お互いにより良い医療を目指して頑張っていきたいと思います。

2017.04.01
一般

診察の順番について

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クリニック内には、検査の出来る順番での診察になり、順番が前後する場合が有ると言う掲示をしています。

先日、名前が呼ばれない事に腹を立てて帰ってしまった方がいました。

 

当院では、昨年待ち時間短縮の為に全自動尿分析装置を導入しました。

当院での尿検査は、テストテープで見る尿定性検査と、顕微鏡で見る尿沈渣検査を行っています。

尿定性検査は時間がかかりませんが、尿沈渣検査の場合、遠心分離器にかけて医師や技師が検鏡しますので、そこそこ時間がかかります。

全自動尿分析装置は、尿沈渣の代わりに行う検査で有り、機械が白血球や赤血球を分別して瞬時に検査結果を出してくれます。

ただ、見落としなどがない為に、当院では尿の汚れが強い場合は検鏡も行っています。

 

たくさんの患者さんが待たれていて、予約の生理検査が入っている場合、医師が診察をして、検査技師が生理検査をしていますので、検鏡をするのに時間がかかります。

 

ですので、尿定性検査でオシッコの汚れが無い方は、全自動尿分析装置を使って結果が早く出ますが、汚れが強い方はなかなか結果が出ない事になります。

今回の事を反省して、もう少し詳しい掲示を行う様にいたしました。

ご理解をお願いいたします。

2017.03.22
一般

第32回ハイパフォーマンス・メンブレン研究会に参加してきました。

先週土曜日と日曜日に東京都の日本消防会館・ニッショーホールで開催された第32回ハイパフォーマンス・メンブレン研究会に参加してきました。

援腎会からは

O-08. ヘモダイアフィルタの膜面積と血流量の変化における除去性能の比較

医療法人援腎会 あさか野泌尿器透析クリニック 

伊東 健が発表させていただきました。

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伊東君お疲れ様でした。

今年も昨年同様に、たくさんの発表を行い議論しあう楽しい研究会でした。

これからもより良い透析医療が提供出来るように援腎会一同頑張っていきます。

2017.03.10
一般

援腎会の送迎についてホームページを更新いたしました。

援腎会の送迎サービスについてホームページを更新いたしました。

https://enjinkai.com/dialysis/transportation.php

すずきクリニックとあさか野泌尿器透析クリニックでは透析送迎バスを運行しています。

運行範囲は下記の範囲となります。

transportation_map.png

送迎はルート送迎になりますので、ご自分で送迎バスに乗り降りできる方を対象としています。

乗り降りがご自分で出来ない方は送迎の対象となりませんのでご了承ください。

送迎車は、月曜日から土曜日まで運行していますが、祝祭日、年末年始、お盆の期間は運休いたします。また、悪天候などで送迎を中止する場合があります。

 あさか野泌尿器透析クリニックでは須賀川方面の送迎も行っております。

ご希望の方はお電話頂ければ幸いです。

あさか野泌尿器透析クリニック

TEL.024-983-1560

2017.03.09
一般

BCPカードの作成

援腎会では、東日本大震災を経験して、その時に感じた事や思った事を多くの皆さんに伝えていきたいと思っています。

先日も北九州にお呼びいただき、震災についてお話させて頂きました。

今回は、災害対策のお話をちょっとしたいと思います。

皆さん、BCPをご存知でしょうか?

BCPとはBusiness Continuity Planの略であり事業継続計画を意味しています。

企業・病院が自然災害・大災害・テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。

災害マニュアルでは、災害等の被害を想定して患者の安全確保や被害を少なくするための必要な対策・措置を講ずるものであり患者を主体と考えています。

BCPは、事業を継続するためには第一にスタッフの安全確保・状況確認を行うことを優先し「スタッフ」に視点をおいたマニュアルともいえます。

今回我々援腎会では、以前からあった災害マニュアルだけでは不十分と感じ、スタッフが中心となり透析クリニックとしてのBCPの策定を行いました。

同時に、スタッフ携帯用の災害対策携行カード(以下、BCPカード)の作成も行ったのでご紹介します。

 

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三つ折りのカードで上が表面、下が裏面です。

よく「BCPカードとアクションカードは何が違うのか?」という質問がありますが、

アクションカードは、災害時におけるスタッフの「行動指標カード」であり、緊急時における職種別の初動対応を目的に作成されています。

今回、当院で作成したBCPカードはスタッフの安全確保・状況確認を目的に作成されていますので、BCPカードとアクションカードは全く別のものだと思います。

 BCPカードの主な運用方法としては、

①      災害時緊急連絡 メールでの確認

②      171「災害伝言ダイヤル」電話での確認

この2つを使用しスタッフの安否確認・状況確認を行います。

また災害時には、援腎会として活動を行う為、災害対策本部をすずきクリニックに設置し「あさか野泌尿器透析クリニック」のスタッフの安否確認も2つのツールを使用し行います。

スタッフには、カードの記載内容の説明だけでは、浸透させることはなかなか難しく患者さんと同様に半年に1回、災害伝言ダイヤル訓練と メールによる訓練を行っております。

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スタッフの安否確認方法手順でありますが、

①      携帯メール一斉送信・災害伝言ダイヤル(171)を利用

②      携帯メール一斉発信1時間後(未回答者)

③      携帯電話、自宅電話に連絡(未回答者)

の順番で連絡がとれるようにしています。

携帯メールでは、各スタッフからの安否情報を4桁の数字で返信してもらいます。

数字の意味は携行カードに記載してあります。災害伝言ダイヤルでは、スタッフへの指示を録音しており、メールを使用しないスタッフへの安否確認も兼ねています。

 

今までの災害対策ですと、どうしても患者さんや周辺医療機関との連絡ということに目が向いてしまっていましたが、これからはスタッフ間でもきちんと安否が確認出来る体勢を作っていかないといけないと考えております。

今後はBCPマニュアル・BCPカードを土台とし災害マニュアルの定期的な見直し、災害が実際に起きた際に、早急に復旧できるような環境づくりをしていきたいと思います!

 

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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