2019.02.20
一般

救急蘇生訓練

援腎会では、緊急時の対応のため、郡山消防署で行っているADE講習会にスタッフ全員が参加しております。また、星総合病院に依頼して心肺蘇生法トレーニングの指導も受けています。

今回、透析中に急変があった場合の心肺蘇生シミュレーションを行いました。

急変後の対応についてきちんと物品が使い安い状態になっているか、不都合が無いかを確認しました。そして、一つ一つの過程を再チェックして不慮の事態に臨めるように訓練を行いました。

 

 

 

救急カートの中の物品が使い安い状態になっているかを確認する事は、有事の対応で大切になってきます。

これからもシュミレーションは年1回は行っていく予定です。

今後も職員一同、地震時も含め有事の対応をしっかり行う準備をして行きたいと思います。

2019.02.11
一般

第9回透析運動療法研究会に参加してきました。

2月10日の日曜日に名古屋国際会議場にて開催された第9回透析運動療法研究会に参加してきました。

第10回は医療法人援腎会主催で来年2月に福島県郡山市で開催されることが決まっています。

その為、9日の準備から参加する為に院長を含め6名で出かけてきました。

同会場で開催のフットケア学会にもスタッフ1名が演題を出しており、元々7名で名古屋に向かう予定でしたが、体調不良のスタッフが1名おり6名での参加となりました。

朝7時の新幹線で出かけて名古屋に着いたのは11時前でした。

名古屋に来たらひつまぶし、スタッフ引き連れて金山の三福さんに言ってきました。

 

いやー、近年ウナギって高くなったなあと思っていましたが、今は一人前4000円もするんですね。

いきなりの大きな出費となりましたが、みんな喜んでくれましたので良かった。

もちろん、美味しくて、最初から気合いが入りました。

 

 

金山駅から会場の名古屋国際会議場までは地下鉄で一駅

到着後はみんなで記念撮影

 

 

そして前日の準備のお手伝いをさせて頂きました。

 

全国規模の研究会の運営を見るのは初めてでしたので、知らなかったことや思いも寄らなかった大切な部分を知る事が出来ました。

 

参加費が医師5000円、コメディカル2000円ですのでお金をかけられず、クロークのハンガーも自前でかき集めてきたものと聞いて、我々もしっかり準備していかないと行けないなあと思いました。

 

 

会場の準備のお手伝いをさせていただいた後は、同じ名古屋国際会議場で開催されている第17回フットケア学会の運営事務局にご挨拶させて頂き、ポスターを貼らせて頂きました。

 

 

フットケア学会は参加者2000人の学会ですので、紹介ポスターがずらりと並びます。

 

 

その一角に次年度透析運動療法研究会のポスターも貼らせて頂きました。

 

 

そしてチラシも置かせて頂きました。

もちろん翌日には第9回透析運動療法研究会でもポスターを貼らせて頂いています。

 

日曜日は朝から1日研究会

森山大会長のご挨拶から始まりました。

 

 

私は諸事情あり、午前と午後の一般演題座長をやらせて頂きました。

 

 

理学療法士さんの発表が多く、その熱心さに感銘を受けました。

演題数も30題を超える演題数で盛り上がっていました。

 

 

こちらは、実習会場で

つばさクリニックの皆様から

 

透析中に行うON HD exerciseの実践①

「透析中の運動療法 TMX(つばさミュージックエクササイズ)の実践」

 

です。

前の方で寝ていて実習を受けているのが実は私です。

 

つばさクリニックさんの透析中のフィットネスはとても有名です。

こんなことを透析中の患者さんが出来るんだと感じながら、ヒーヒー言いながら受講してきました。

 

大会副会長を引き受けて頂いた国際医療福祉大学病院の安藤康宏先生とも打合せを行う事が出来て、有意義な研究会となりました。

 

来年2月8日9日第10回透析運動療法研究会を郡山市で開催致しますので、透析従事者の皆様には是非ともご参加して頂き、可能でしたら運動やフレイル、サルコペニアに関する演題を出して頂ければ幸いです。

なにとぞよろしくお願いいたします。

2019.01.29
一般

透析医療の自主機能評価指標30年末

4年前に日本透析医会が発表した自主機能評価指標の項目について当院の評価項目をブログに公表しました。

 

透析医療の自主機能評価指標

あれから4年近く経過しました。

透析患者さんが透析施設を選択するためには必要な指標です。

そう言えばその後公表していなかったことに先日気付きました。

 

実は、とある方から透析施設の施設間格差について話があり、きちんと自施設の成績について経時的に公表していくべきだと思った次第です。

今回昨年末の結果を公表いたします。

 

自主機能評価指標
評 価  指  標  項  目
I.施設の状況
 1.施設の設備
施設の種別無床診療所
(有床の場合)病床数
ペーシェントステーション台数(透析ベッド数)51台
 2.施設の機能
準夜透析の可否(21時以降終了)不可
(可の場合)透析室の終了時間(通常時の最終透析回収時間)
早朝透析の可否(8時以前開始)不可
(可の場合)透析の開始時間
長時間透析の可否(5時間以上)
オーバーナイト透析の可否(日をまたがる透析で6時間透析以上)不可
在宅血液透析の可否不可
オフラインHDFの可否
オンラインHDFの可否
CAPDの可否
シャント手術の可否不可
PTAの可否
障害者自立支援医療機関かどうか自立支援医療機関(腎臓のみ)
 3.医療スタッフの状況
透析に関わる医師数常勤医師:2人   非常勤医師:3人
透析医学会会員の医師数1人
透析専門医の人数1人
透析指導医の人数0人
透析技術認定士の人数8人
透析看護認定看護師の人数0人
透析療法指導看護師の人数0人
血液浄化専門臨床工学技士の人数0人
管理栄養士の有無常勤:1人 非常勤:1人
 4.組織体制の状況
医療安全委員会の有無(災害、感染対策を含む)ある
事故報告体制の有無ある
Ⅱ.患者の状況*2018年12月
外来HD患者数98人
外来PD患者数1人
Ⅲ.治療指標(外来HD患者対象)*2018年12月(98人)
腎性貧血管理(Hb 10.0g/dl以上の比率)85.7%
P管理(P 6.0mg/dl以下の比率)85.7%
PTH管理(iPTH 240pg/ml以下、あるいはwhole PTH150pg/ml以下の比率)90.8%
透析時間(4時間以上の患者の比率)100.0%
透析時間(5時間以上の患者の比率)85.7%
透析量(Kt/V 1.2以上の比率)100.0%

 

 

患者さんの状況と治療指標について2014年、16年、18年とデータをお示しします。

 

Ⅱ.患者の状況※2014年4月*2016年12月*2018年12月
外来HD患者数87人102人98人
外来PD患者数1人1人1人
Ⅲ.治療指標(外来HD患者対象)
腎性貧血管理(Hb 10.0g/dl以上の比率)84.5%80.2%85.7%
P管理(P 6.0mg/dl以下の比率)81.9%88.1%85.7%
PTH管理(iPTH 240pg/ml以下、あるいはwhole PTH150pg/ml以下の比率)84.3%79.2%90.8%
透析時間(4時間以上の患者の比率)100.0%100.0%100.0%
透析時間(5時間以上の患者の比率)69.9%78.0%85.7%
透析量(Kt/V 1.2以上の比率)100.0%99.0%100.0%

 

 

概ね変わらないですが、5時間以上の患者の比率は69.9%→78.0%→85.7%と増加しています。

もちろん平均透析時間も5時間を越えるようになりましたが、十分な透析時間が提供出来る環境になっている事は誇れる事かと思います。

これからも良い透析を目指して頑張っていきたいと思います。

2019.01.22
一般

管理栄養士募集

 

援腎会すずきクリニックでは、透析患者さん及び外来の患者さんの栄養管理をしてくれる管理栄養士さんを募集しています。

詳細はホームページのスタッフ募集をご覧ください。

  • 援腎会は透析患者さんの栄養管理に力を入れており、これまでにも日本腎栄養代謝研究会や腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラムで当院の成績を発表してきました。
  • 患者さんの指導に対し情熱を持って取り組んでいただけるスタッフを募集しています。

ご応募お待ちしています。

2019.01.18
一般

透析ケア2019年2月号に高血流透析の記事が掲載されました。

メディカ出版さんから販売されている透析ケア2019年2月号に高血流透析の記事が掲載されました。

 

 

今月の特集は

HD、PD、HDF、オーバーナイト…etc 透析療法 いろいろ比べる図解ナビ

 

 

この中の  番外編1 高血流透析

で記事を書かせて頂きました。

高血流透析のメリットとデメリットについて書かせて頂きましたが、『私の考えでは、4時間透析で通常血流なのに血液データが優秀な患者さんは食べられていない患者さんが大勢含まれている』と書きました。

是非ともご興味のある方はご覧になってみて下さい。

 

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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