2008.07.21
生活 / くらし

ジャスコ大観覧車

昨日は日曜日。
土曜日からお義兄さん一家が郡山に帰省していたので、朝から子供たちをつれてジャスコに買い物に出かけました。

それで、まずは大観覧車に乗ろうと言うことになり、みんなで大観覧車に乗りました。

大観覧車、名前をビックルーレットと言うそうで、高さが60mあり、1周およそ13分かかるとのことです。
うちの次男は、大はしゃぎで、椅子の上で飛び跳ねていたようです。

そして、この写真はみんなで乗っているところの写真です。

そうなのです。
撮影しているのは僕です。

僕は、高所恐怖症のため、あれほど高い乗り物には絶対乗れません。
最近やっとカルチャーパークの観覧車を克服して、妻に威張っているくらいです。

まあ、あんな高いところに行かなくても、生活には困らないですから。
ちなみに、飛行機は大丈夫なんです。
あれって、現実感無いんですよね。
それから集団でいる安心感もあるのかもしれません。

まあ、人間いいように出来ています。

 

2008.07.20
診療
仕事 / 職場

残尿検査

昨日に引き続き、残尿検査についてお話しいたします。

残尿検査の方法は、尿道からカテーテルを入れて尿を抜いて実測する方法と、超音波検査で膀胱に残っている尿を画像上から計算して見る方法の二通りがあります。
当院では、痛みのない超音波で調べる方法をとっています。


「下部尿路機能ポケットマニュアル」西澤 理(信州大学医学部泌尿器科)監修、メディカルビュー社より引用

なぜこの検査が必要かを説明します。
勢いが悪くても、どうにか出し切れるなら、それは排尿障害があっても、許容範囲であると考えられるからです。
しかし、尿が出し切れず、残尿を生じるまで前立腺肥大症が悪化しているなら、治療が必要な状態であるといえます。

まず始めに行う治療は、α1ブロッカーという種類の薬の投薬になります。
これは、尿道を広げてオシッコを出しやすくする薬です。
この薬が出るようになってから、前立腺の手術が劇的に減ったと言われています。

α1ブロッカーを飲んでも、残尿が常時100CC以上であるなら、内視鏡的な前立腺を削る手術や、手術が出来ない場合には、細い管を使って自分で尿を抜き取る自己導尿という方法を選択する必要が出てきます。

なぜ、残尿が多いと問題なのでしょうか。
それは、前立腺肥大のため尿が出し切れなくなると、膀胱がどうにか尿を出そうとしますので、かなりの負担がかかるようになります。

そのような状態が長く続くと、膀胱は徐々に変形していき、オシッコを排出する力が無くなっていき、尿閉という状態を繰り返すようになります。

慢性的な尿閉状態が続くと、腎臓への尿の逆流が生じ、腎臓の機能が悪くなる場合があります。
実際に、それが原因で腎不全となり、透析が必要となってしまった人を時々見かけます。

また、常に残尿がある状態が続くと、細菌が付きやすくなり、腎盂腎炎や前立腺炎、精巣上体炎などを起こす事もよくあります。
そのような場合には、しばしば高熱を出します。

そして、腎盂腎炎を頻回に繰り返すと、腎臓の機能が次第に悪くなっていきます。そのような状態は逆流性腎症と言う病名で言われており、こちらも悪化すると腎不全となり透析が必要になる疾患です。

このように、残尿検査は尿流測定検査とともに重要な検査なのです。
是非とも残尿検査を受けられると事をお勧めします。

 

 

2008.07.19
診療
仕事 / 職場

尿流測定検査

援腎会すずきクリニックは、2階で人工透析治療を、1階では泌尿器科と内科の診療を行っています。

泌尿器科の病気で、もっとも代表的な疾患は前立腺肥大症です。
前立腺肥大症になると、オシッコが出にくくなる、オシッコが近くなる、残った感じがするなどの症状が出てきます。

患者さんが来院されると、国際前立腺症状スコアというアンケート用紙を書いてもらい、前立腺肥大症の症状を点数として評価してします。

次に前立腺をおしりから入れる経直腸超音波で調べます。ただ、痔があったり、希望しない方はお腹から超音波を当てるようにしています。

そして、次に行う検査が、尿流測定検査です。
かなり、前振りが長くなったとおもいますが。。。これが、今日の本題です。

当院の尿流測定装置(多目的トイレの中にあります。)

尿流量測定装置(ウロフロメトリー)は、センサーのついたカップにオシッコをすると、排尿を感知して時間あたりの排尿量を計算する装置です。
よくウロフロと言っていて、次に行う残尿検査と合わせ、ウロフロ残尿と読んでいます。

この検査をやることで、
 ・排尿量
 ・排尿時間
 ・最大尿流量率(オシッコの勢いが一番いいときの数値)
 ・平均尿流量率(オシッコの勢いの平均を取った数値)
などを調べます。

測定したデータは数値とグラフで表示されますので、尿の勢いなどが一目でわかるしくみになっています。


アステラス製薬 前立腺.comより引用

正常の人は、排尿が開始すると尿流率が上昇しますが、前立腺肥大症の方では、尿の出し始めから終わりまで、ほとんど勢いがなく、排尿時間が長いグラフになります。

この検査を行うことで、客観的な数値で排尿状態を評価できます。
たとえば、薬で治療する前後に行うことで、どのくらい治療効果が出ているのかが判断できます。

以上が尿流測定検査についての説明ですが、この検査の後には、必ず残尿検査を行っています。

残尿検査については、長くなりましたので、明日続きを記事にします。

 

2008.07.18
診療
開業 / 病院経営
仕事 / 職場

超音波装置

クリニックに入ると、金魚さんが待っています。
受付をすませ、待合室に座ります。
受付の隣に診察室がありますが、その隣のトイレの前に問診室兼超音波室があります。

診察前に、スタッフが問診を行う部屋ですが、超音波検査を行う部屋でもあります。

超音波は、一般的な腹部超音波の他に、内シャントや頸動脈の超音波、そして前立腺超音波も行えるようになっています。
泌尿器科領域やシャントの超音波は僕が、そして腹部や頸動脈の超音波は当院の検査技士が主に行っています。

その画像は、検査中に患者さんが見られるように壁にモニターを付けています。

説明しながら検査を行っていますが、分からないことがありましたら、いつでも声をかけてください。

 

2008.07.17
生活 / くらし

将来の夢

今朝テレビで、バスジャックをした中学生が書いた将来の夢が『パイロットになりたい』だったと紹介されていた。

先日、妻が長男に『将来何になりたいの』と聞いたところ、息子は、自信を持って、『さなぎになりたい』と答えたそうだ。
妻は、とてもがっかりしたようだ。

どうやら、通っている保育園の青虫がさなぎになったとのこと。
もうちょっとしたら、『チョウチョウになりたい』と言うのだろうか。

もう少し、物心つくようになってから聞いてみたいと思う。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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