開成山公園地表1m放射線測定結果
郡山市の公立小中学校は昨年5月以降続けてきた児童、生徒の屋外活動を1日3時間以内とする制限を新学期から解除する。24日までに郡山市教委が発表した。
これまでは体育などの屋外活動は1日1時間以内、部活動は2時間以内としてきた。校庭の表土除去などにより空間放射線量が平均で毎時0.2マイクロシーベルトとなったため、安全性が確保できたと判断し制限解除を決めた。
市教委は、長時間にわたり屋外で活動する際は、1週間の中で屋外活動時間を調整して対応するとしている。また、屋外プールの使用について検討している。
2012年3月25日 福島民報
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今年度から郡山市では、生徒の屋外活動の制限が解禁されました。
それに伴い、長男が通う小学校でも開成山公園に今年は3回ほど遠足に行く予定です。
親としては、昨年あれほど放射線量が高いと言われていた開成山公園に子供たちが遠足に行って、シートを広げてお昼ご飯を食べ、たぶん泥だらけになって遊んでもかまわないのかちょっと不安です。
それで、今日は午後休診でしたので、開成山公園に行って園内の放射線量を測定してきました。
とりあえず、地表1mの放射線量を測定してきました。
子供たちが特に遊ぶ遊び場は良く除染されている様で、0.43〜0.68マイクロしベルトでしたが、高い場所では1.4マイクロシーベルトあり、平均としては1マイクロシーベルトくらいでした。
至る所に除染済みの看板が立っていました。
除染前で2.91マイクロシーベルト、除染後で1.02マイクロシーベルトですか。
やっぱり子供たちを遊ばせるにはちょっと心配になりますね。
第15回在宅血液透析研究会
4月7日の土曜日と8日の日曜日に山形県の天童温泉で第15回在宅血液透析研究会が開催されました。
今回初参加でしたが、この会は毎回患者さんと医療者が集まって行う研究会とのことです。
今回の目玉は、グレート義太夫さんの講演と大会長の矢吹嶋クリニック政金生人先生との対談でした。
義太夫さんは糖尿病から腎不全になって血液透析を受けている方です。
糖尿病が発症して透析治療を受けるまでの事が書かれた、
『糖尿だよ、おっ母さん!』
なんて本を出している芸人さんです。
今回も自虐ネタ炸裂でした。
今回の講演の様子は、グレート義太夫オフィシャルブログにも詳しく書かれています。
その後のウェルカムパーティーでは、もちろんグレート義太夫さんと記念写真撮影。
当院スタッフはサインももらっていました。
患者さん達との合同夕食会のメニューは減塩食。
ダイエット中の院長はそれでも少し残す様にしましたが、お酒はしっかりいただきました。
いつもの様に学会で活躍されている先生方と情報交換及び交流が出来てとても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
以前、僕の事を漫画に書いてくれた『透析バンザイ』著者のバンザイさんにも久しぶりにお会い出来てうれしかったです。
http://blogs.yahoo.co.jp/bannbann0821/25895756.html
次の日は、バンザイさんの在宅透析を受けている患者さんとしての悩みも講演で聞くことが出来てとても勉強になりました。
また、現在在宅透析を行っていく上で問題となる医療廃棄物の事や、治療費のことも聞くことが出来て、在宅血液透析と言う治療がこれまで考えていたよりも身近に感じられました。
来年は、神戸で坂井瑠美クリニック主催です。
- 2012.04.06
- 生活 / くらし
幼稚園給食から放射性セシウム
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120405/k10014248141000.html
まあ、当然起こりうる事ですね。
今は平常時でないです。
原発事故後であり、汚染されている状況です。
食品について言えば、福島だけの問題ではないです。
福島米の取引も徐々に回復してきているそうです。
外食産業が安価な食材を使うのは当たり前ですし、日本国内どこにでも流通します。
今後は、きちんと調べている福島県の食材の方が安全かもしれません。
http://www.new-fukushima.jp/monitoring.php
福島県の農林水産物モニタリング情報です。
現在、何が安心で何が危険なのか一目で分かります。
数値の高い食材は使わない事が大切です。
いわきに行ってきました2
おそばを食べて満腹になった後は、アクアマリンふくしまに行ってきました。
実は、一昨年の12月に年間パスポートを購入して、1年に3回は来るつもりだったのですが、震災もありなかなか来れませんでした。
震災後の休館期間も有るからまだ使えるだろうとパスポートを持って行きましたが、アクアマリンふくしまは昨年7月には再開していて、パスポートの延長期間は今月までで、パスポートがギリギリ使える状態でした。
本当は3回は来ないと元は取れないのですが、取りあえず2回は入れたのでやむなしと言うところです。
アクアマリンふくしまは以前と全く変わらず、たくさんのお魚が我々を楽しませてくれました。
タッチプールでヒトデやなまこを触って子ども達は大喜び。
最後はお面を作って楽しい一日が過ごせました。
いわきまでは1時間半はかかりますが、今後も時々出かけてみようと思います。
食品中の放射性物質の新たな基準値について1
食品の暫定規制値が平成24年4月1日から改訂されました。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/120117-1-03-01.pdf
福島県に住んで今後も生活していくものとして、⾷品の規制値が変更されると言うことは、しっかり理解しておく必要があります。
そこで、今回ブログに載せる事としました。
まずは、これまでの暫定規制値についてです。
⾷品からの被ばくに対する放射性セシウムの年間の許容線量を5mSvと 設定し、⾷品カテゴリーごとに割当てを行って、
飲料⽔と⽜乳・乳製品が200Bq /kg、野菜類、穀類 、⾁卵⿂その他が500Bq /kgと設定されていました。
原発事故直後ですから、ある程度仕方がない事でしょうが、やはり生活している我々にとっては基準値は非常に高いもので、受け入れられなく県外に避難された方がたくさん出ました。
新たな基準値は、年間の規制する線量を5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに基づく基準値に引き下げたものです。
飲料水が10/kg、牛乳が50/kg、一般食品が100/kg、乳幼児食品が50/kgとなりました。
なぜ、そのような数値になったかというと、飲料水すべての⼈が摂取し代替がきかず、摂取量が⼤きいため、WHOが指標としている10 Bq/kgとなったそうです。
我々にとっては、たとえ原発事故直後であっても、200 Bq/kgは高すぎたのではと感じてしまいます。
少なくとも、3ヵ月後くらいには今回の数値にしても良かったのではと思います。
その他の食品については、表をご覧下さい。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。