2020.02.19
一般

第10回透析運動療法研究会無事に終わりました。

 

前回、新型コロナウイルス関連肺炎に対する透析施設での対応について(第1報)についての記事を書いてから、2週間近く経ってしまいました。

2月8日9日に第10回透析運動療法研究会を開催して間もなく新型コロナウイルスによる肺炎の話で持ちきりになり、皆様に第10回透析運動療法研究会を無事に開催出来た事の報告が出来ていませんでした。

すみませんでした。

 

大会自体は、337名の方々が参加してくださいました。

特に、今回は医師が91名の参加という事でした。

これまで、運動療法に積極的な一部の医師や看護師、そして健康運動指導士、理学療法士が参加者のメインでしたが、今回は医師と供に臨床工学技士の方達の参加も目立っていました。

それだけ透析運動療法に対する関心が高まってきているのだと思います。

 

昨日も実は、白河で

『透析患者におけるサルコペニア・フレイルと運動療法』

と言う演題名でお話させて頂いています。

 

 

今後も、しっかり透析+栄養管理+運動療法+合併症管理を主軸に頑張っていきたいと思います。

これからも、ご贔屓によろしくお願いいたします。

更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。

 

 

駅には研究会の看板が掲げられました。

 

 

開会挨拶

 

 

各会場ぎっしりでした。

 

 

 

2020.02.05
一般

新型コロナウイルス関連肺炎に対する透析施設での対応について(第1報)

日本透析医会のホームページ

 

新型コロナウイルス関連肺炎に対する透析施設での対応について(第1報)

 

http://www.touseki-ikai.or.jp/htm/03_info/doc/20200204_corona_virus_1.pdf

 

が掲載されました。

透析室に勤務されている皆様は必見です。

 

2020.02.03
一般

本日の民友新聞様に8日開催の市民向け公開講座の記事が載りました。
ありがとうございました。
 
また、テレビユー福島様のご厚意で、
2月5日水曜日9:55~10:45の
「げっきんチェック」
にて公開講座をご紹介いただけるとのことです。
是非ともご覧になってみてください。
2020.01.29
一般

食塩摂取量について

昨夜はとある講演会に行ってきました。

ご講演で、塩分摂取量と死亡リスクについてのお話がありました。

 

 

これは、ニューイングランドジャーナルという一流の医学雑誌に載った論文で、17か国、約10万人の方を対象としたコホート研究(特定の要因に曝露した集団と曝露していない集団を一定期間追跡し、研究対象となる疾病の発生率を比較する研究)です。

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1311889

 

こちらの結果だと、塩分摂取量が12g程度で最も予後が良いという結果です。

グラフの横軸がナトリウム値なので、2.54をかけると塩分量(g)になります。

やっぱりある程度は塩分を取らないといけないんですね。

 

但し、これは透析を受けている方にはあてはまりません。

1日12gの塩分摂取量ですと2日で24gの塩分摂取量となります。

塩分8g摂取すると身体は水分1リットル取るようになりますので、中1日の透析で3kg増えてきます。

中2日ですと4.5kgの増加になります。

そんなに体重が増えると心臓に負担がかかりますので、透析患者さんは8gくらいでお願いします。

 

2020.01.29
一般

第10回透析運動療法研究会 ランチョンセミナー1

第10回透析運動療法研究会では2つのランチョンセミナーを予定しています。

ランチョンセミナー1の案内状です。

 

 

2月 9日(日) 12:30~13:30

ビッグアイ 市民交流プラザ 7F 第1会場

演者は自治医科大学付属さいたま医療センターの大河原晋先生です。

専門分野は、水電解質 透析患者の体液管理 と言う事で

今回は

 

ドライウエイト設定法

〜これまでの到達点と今後の方向性〜

 

と言う我々透析従事者にとっては知っておきたい知識を講義頂けると言う事です。

多くの方のご聴講をお待ちしております。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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