- 2021.01.27
- 一般
透析ベット間のアクリル板設置
全国的に新型コロナウイルス感染患者数が減少に転じてきていますが、まだまだ警戒を緩める状況にはありません。
当院でも、院内でのマスク着用、入室時のオゾン洗浄装置での手洗いなど厳格な感染対策を行っています。
今回、透析ベッド間にアクリル板設置する事としました。
既製品でよさそうなアクリル板が有りましたので、とりあえず数カ所に設置しました。
使い勝手がよさそうでしたら、全てのベッド間に設置する予定です。
今後も感染対策をしっかり行っていきたいと思います。
全ての方が、自分が感染していて周囲にうつさないと言う気持ちで行動すれば、今回の感染症は収束していくと思います。
もう少し頑張りましょう。
- 2021.01.18
- 一般
本日より個室透析センターでの夜間透析が開始となりました。

- 2021.01.17
- 一般
フェイスシールドのみやマスクシールドのみに感染予防効果はありません。
今回ブログの記事にした新型コロナウイルス知識・理解度調査ですが、当院通院中の透析患者さん達にも行っています。
105名の方から回答を得ていますが、全問正解された方は56名でした。
この結果は、他の施設でも同様の結果でした。
それでは、どの項目を間違えている方が多いのでしょうか?
質問内容を示します。
結果としては問3の平熱で体調不良が無ければコロナにかかっている恐れは無いと言う問と、問8のフェイスシールドやマスクシールドに感染予防効果があるかどうかと言う問で正答率が低い結果でした。
感染者の 9 割は症状が出ないと言われている感染症です。
感染を広めない為には、常に自分がコロナにかかっているかもしれないと言う思いで行動すると良いでしょう。そうすれば、感染された方に対する差別も無くなります。
豊橋技術科学大学プレスリリースより引用
(スーパーコンピューター「富岳」のシミュレーション結果)
https://www.tut.ac.jp/docs/201015kisyakaiken.pdf
こちらは、豊橋技術科学大学でスーパーコンピューター「富岳」を使用したマスクやフェイスシールドの予防効果のシミュレーション結果です。
フェイスシールドやマスクシールドに感染予防効果が無い事が分かるかと思います。
この結果でSNSにてウレタンマスクへの悪者扱いが始まっていると言う情報が流れていますが、ウレタンマスクでも一定の効果が有りますし、不織布マスクでも密だと感染してしまいます。
何をすれば大丈夫だとかでは無く、この予防とこの予防法を掛け合わせる事で感染リスクが低くなると言う考えの方が良いかと思います。
フェイスシールドやマウスシールドにはそれぞれに使い方があります。
マスクをした上で目への感染を予防するのがフェイスシールドですし、たくさんの方の前で距離を置いて話すときに飛沫を飛ばさない為のエチケットとして使用するのがマスクシールドです。
感染予防はかけ算であると言う事と、勘違いは感染を引き起こす事を今日はお知らせ致します。
- 2021.01.16
- 一般
新型コロナウイルス知識・理解度調査回答
前回記事にした新型コロナウイルス知識・理解度調査の回答です。
全て×でした。
私の作成した解説もご覧下さい。
意見の相違でそれはちょっと違うのではと言う部分もあるかもしれませんが、ご容赦ください。
(✖)1.新型コロナは風邪の一種だから、気をつけてもしょうがない。
→亡くなられた方のほとんどが高齢者や持病のある方ですので、かからない様に気をつけなければならないです。
(✖)2.37.5°C以上の熱がなければ、新型コロナではない。
→熱発が多いですが、咽頭痛や咳、腹痛などのケースもあります。
(✖)3.平熱で体調不良がなければ、新型コロナにかかっている恐れはない。
→感染者の 9 割は症状が出ないと言われています。これが新型コロナの怖いところです。
(✖)4.ソーシャルディスタンスを守れば、マスクなしでも新型コロナにはかからない。
→室外で距離を取って運動や散歩する場合は要らないですが、ソーシャルディスタンスを取っても室内では装着してください。
(✖)5.お互いマスクをしていれば、近距離で⻑話をしても新型コロナにはかからない。
→一般のマスクですと感染してしまいます。短時間でお願いします。
(✖)6.手洗いや手指消毒は、帰宅時にしっかりやれば、以後の在宅中は不要である。
→ご家族で感染している方もいるケースもありますので、やった方が良いかと思います。
(✖)7.顔見知り同士や家族団欒の食事なら、新型コロナにはかからない。
→不顕性感染が多いですので、誰が感染しているか解らない怖い病気です。
(✖)8.フェイスシールドやマウスシールドはマスクと同じくらい感染防御に有効である。
→フェイスシールドはマスクをした上で目を守るものであり単独での効果は少ないです。マウスシールドは相手に対して大きなサイズの飛沫を防ぐ効果はありますが、小さい飛沫は防げませんし、感染を予防する効果は非常に少ないです。
(✖)9.マスクは鼻を出して口だけにしていても効果は変わらない。
→マスクはきちんと鼻から顎までカバーしないと効果は出ません。
(✖)10.スーパーや店舗入り口の消毒スプレーは、指先だけつければ十分である。
→きちんと手にすり込ませる必要があります。尚、アルコールよりもしっかり手 を洗う方が効果が高く、手洗いを先ず第一に行ってください。
- 2021.01.14
- 一般
新型コロナウイルス知識・理解度調査

新型コロナの感染防御に関するアンケート調査
作成:国際医療福祉大学病院教授 安藤康宏
新型コロナ対策として、正しいものに(○)、間違っているものに(✖) をつけてください。
( )1. 新型コロナは風邪の一種だから、気をつけてもしょうがない。
( )2. 37.5°C以上の熱がなければ、新型コロナではない。
( )3. 平熱で体調不良がなければ、新型コロナにかかっている恐れはない。
( )4. ソーシャルディスタンスを守れば、マスクなしでも新型コロナにはかからない。
( )5. お互いマスクをしていれば、近距離で⻑話をしても新型コロナにはか からない。
( )6. 手洗いや手指消毒は、帰宅時にしっかりやれば、以後の在宅中は不要 である。
( )7. 顔見知り同士や家族団欒の食事なら、新型コロナにはかからない。
( )8. フェイスシールドやマウスシールドはマスクと同じくらい感染防御に 有効である。
( )9. マスクは鼻を出して口だけにしていても効果は変わらない。
( )10. スーパーや店舗入り口の消毒スプレーは、指先だけつければ十分で ある。
プロフィール

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。