- 2021.07.30
- 一般
ビデオ付き喉頭鏡を購入しました。
以前、ラリンゲルマスクの講習会を行った事をブログの記事にしました。
透析治療は体外循環を行う治療であり、急変して呼吸停止する事も希にあります。また、ワクチン接種でアナフィラキシーショックを起こす場合もあります。
その為、ラリンゲルマスクを用意しましたが、より確実な方法で気道確保出来る様に、
McGRATH MAC ビデオ喉頭鏡を購入いたしました。
こちらは先端部にカメラが付いており、気管チューブの位置を用意に確認出来て確実に挿管チューブを気管内に入れる事が出来ます。
もちろん、無愁訴透析を目指す事が原則ですが、不測の事態にも対応できる準備は出来ていた方がいいですので、購入いたしました。
こちらが先日メーカーさんが人形を持ってきてくれて、実際にデモ的に使用した時の写真です。
喉頭蓋がしっかり観察出来ます。
この様に挿管チューブを気管内に容易に挿入出来ます。
AEDと合わせ、緊急対応がしっかり出来る体制を整える事が出来たかと思います。
- 2021.07.19
- 一般
新型コロナワクチンの予約を一時中断いたします。
7月9日から64才未満の方に対して接種券が送られる様になりました。
その為、連日電話が鳴り止まずご迷惑をおかけしています。
予約の電話を沢山頂きまして、9月の予約枠も埋まってきている状況です。
また、昨今のニュースからもワクチン供給が滞っている自治体もあります。
本日16時よりワクチン予約を一時中断いたします。
スムースな運用が出来る様になりましたら、ワクチン予約を再開いたしますので、大変申し訳ありませんがご了承ください。
何卒よろしくお願いいたします。
追伸)
なお、あさか野泌尿器透析クリニックも同様の理由で予約を一時休止しております。
- 2021.07.17
- 一般
新型コロナウイルスワクチン接種の問診票 書き方のポイント
先週くらいから若い世代の方に対するワクチン接種券が発送される様になり、昨日、本日ともに朝から電話が鳴りまくっていますが、取れない状況になっております。
大変申し訳ありません。
通常業務と平行してワクチン予約を受け付けておりますので対応できるスタッフが限られてきます。
ご容赦ください。
本日の時点で、8月のワクチンの予約枠はほぼ一杯です。
新型コロナウイルスワクチン接種の問診票
書き方のポイントを作成しました。
問診票記載時の参考にしてください。
書き方の詳細、解らない点がありましたら、下記リンク先をご覧ください。
- 2021.07.04
- 一般
当院では全ての職員が新型コロナウイルスワクチン接種済みです。
新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいます。
接種を希望される方も居れば、接種をしないという選択をされる方もいます。
ただ、明らかに接種をした方が良いと思われる高齢者や疾病を持っている方が接種を希望しないことは残念です。
ワクチン接種のリスクと接種しないリスクを比べたら、接種しないリスクの方が大きいからです。
これが、若年者になればなるほどそのリスクの差は小さくなります。
ですので、当院では、若いスタッフに対して、新型コロナの感染若年者の重症化リスクが高く無い事から、ワクチン接種は強制では無いので、希望しない人はワクチン接種しなくて良いと話していました。
医療従事者ならワクチン接種を受けるのは当然だという方もいるかもしれません。
「接種拒否者のいる病院にはかかりたくない」という患者さんもいるかもしれません。
重症化する割合が0.5%以上の40才以上の方は明らかに受けた方が良いかと思いますが、20-30才台の方は重症化リスクが0.1%もありません。
ですので、医療従事者というだけで接種を強制するのもどうかと思っています。
こちらは今年6月に厚生労働省から出された新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識です。
最新の知識を是非ともどうぞ。
若いスタッフからは重症化しなくても後遺症が心配だから、職業を考えて患者さんに移したくないからなどの理由で全てのスタッフがワクチン接種したいと言う希望があり、全職員が接種を希望してくれました。
昨年の春頃より、私はスタッフ向けや一般の方に対して新型コロナウイルス感染症に関しての講義を行ってきました。また、継続的に職員向けにLineワークスでの情報提供を続けきました。
このことで彼らの新型コロナウイルスに関する知識が増えた事の効果では無いかと思っています。
全ての職員が意識を持ってよく考えて、ワクチンの接種を希望してくれたことは誇らしい事だと思っています。
- 2021.06.29
- 一般
イギリスの状況から読み取る新型コロナウイルス感染について
全国で毎日新型コロナウイルスワクチン接種が行われる様になってきています。
6月28日現在で延接種回数が3122万回となっています。
高齢者から基礎疾患、そして一般の方への接種とどんどん進んでいくかと思います。
こちらは、イギリスと日本のワクチン摂取率です。
イギリスは120%くらいなので1回目と2回目の平均で考えると6割の方が接種したという事になります。
日本はまだまだ3割くらいです。
こちらのグラフは、上がイギリスの感染者数(右)と死者数(左)
下が日本の感染者数(右)と死者数(左)
最近、イギリスではデルタ株の感染が拡大してきており、再び1日2万人くらいの感染者数となってきていますが、今回のコロナ感染で亡くなられた方の人数は増加していません。
下は日本ですが、これまでも感染者数が増えれば死者数も増えてきています。
新型コロナウイルスの感染者数が注目されていますが、感染しても重症化しなければ良いのですから、ワクチン接種が進む今後は重症者数や死者数について注目して行く必要ありそうです。
都内でもワクチン接種の効果なのか、重症化し易い高齢者の感染者の割合が20%が6%に減っていると言うニュースが流れています。
オリンピック開催が感染増大を来すのではないかと心配している方が多いですが、なんとかワクチン接種によって重症化する方や亡くなられる方の人数が減ってくれると良いですね。
期待したいです。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。