NHKスペシャル「製造業派遣は何をもたらしたか」
昨夜、テレビを見ていたのですが、NHKスペシャル「緊急報告 製造業派遣は何をもたらしたか」 という番組を見ました。
番組の中で、派遣切りを受けて、一時的にホームレスにもなった男性が仕事を探すのですが、なかなかみつかりません。
ハローワークで履歴書を出すのですが、受ける会社の志望理由が書いてないことを指摘されました。
今までは、派遣会社から支持された会社に行き、言われた仕事だけをやっていればよかったので、その必要はなかったとのことです。
名古屋の製造業の会社社長は、コスト削減のため、派遣労働者をたくさん雇用しました。
会社の利益は飛躍的に伸びましたが、気づいてみれば正社員も含めて不良品の割合が高くなったと嘆いていました。
派遣切りという言葉が前面に出ていますが、人材育成という面でも問題が有るようです。
ものづくり日本という言葉を良く聞きますが、大丈夫なんでしょうか。
製造業は、正社員、派遣社員の就職はきわめて厳しいようです。
でも、福祉関係は正社員での雇用がたくさんあるようです。
最近の、医師、看護士不足も深刻です。
国の政策に期待したいものです。
未成年者のたばこ購入、コンビニで急増
未成年者のたばこ購入、コンビニで急増と言うニュースがテレビで流れていました。
タスポがないと自動販売機で買うことが出来なくなったからです。
最近行われた厚生労働省の調査では、がんや心筋梗塞などを起こさないで10年間を生きる可能性が最も高いのは、「禁煙、月1-3回の飲酒、BMI(体格指数)25-27」の人であると報告されました。
BMI(体格指数)25-27というのは、肥満の部類に入ってしまうので、これについては異論が有ると思いますが、喫煙が影響しているのは間違いないでしょう。
喫煙は動脈硬化を進行させます。喫煙している期間が長くなれば、それだけリスクは高くなります。
だから、若い世代からの喫煙を行わせないことが大切だと言われています。
今はたばこはやめていますが、自分も若い頃は吸っていました。
そして、学生時代、アメリカに行ったとき、コンビニで身分証明書を見せないと絶対に売ってくれなかったのを思い出しました。
20年くらい前の話ですが、今の日本より進んでいますね。
日本で、たばこを吸っていた未成年者を補導したら、売った店に注意を与え、度重なるなら販売停止にする位してもいいのではないかと思った次第です。
恵方巻き
最近、節分になるとコンビニで恵方巻きのポスターをよく見かけます。
子供の頃はそんなの無かったので、福島独自の文化なのかと思っていました。
しかし、そうではなく、大阪の方の風習をコンビニが大々的に宣伝し、全国的に広まっている行事で、バレンタインの様なものみたいです。
そして、この恵方巻きは、節分の定番である、豆まきにとって代わりつつあるようです。
その理由は、
・一人暮らしなので豆まきは寂しい
・恵方巻きなら夕食の準備がいらない
・豆まき後の掃除が大変だから。
と言うことで、
代々、父親が子供たちを引き連れて豆をまくという、年に幾度とない父親の威厳を見せる行事が、掃除が大変、夕食を作らなくても良いなどの理由から、恵方巻きに取って代わってきているようです。
寂しいものです。
恵方巻きの食べ方は、
福が逃げないよう、縁を切らないように包丁を入れずに丸ごと一本を、その年の恵方を向いて(2009年の恵方は東北東)、願い事をしながら(しゃべると運が逃げる)、一本丸かじりするそうです。
旨ければ何でもいいような気もします。
ちなみに食べているのは、最近近くに出来たがってん寿司の海鮮恵方巻き。邪道です。
ゲキレンジャーVSゴーオンジャー
昨日の日曜日は、長男のどうしてもという希望があり、映画館に行ってきました。
目的の映画は、もちろん、『ゲキレンジャーVSゴーオンジャー』です。
僕の知っているのは、ゴレンジャーですが、現在やっているのは、ゴーオンジャーで、昨年やっていたのが、ゲキレンジャーです。
『ゲキレンジャーVSゴーオンジャー』なので、これはゲキレンジャーとゴーオンジャーの対決かと思いましたが、そうではなく、協力して悪と戦うと言うストーリーでした。
ゴーオンジャーは見ていないので分からないのですが、ゲキレンジャーは必ず、一度戦いに敗れて、その後修行して再度戦い勝つというパターンになっています。
日本人の大好きなストーリーですね。
それで、今回の映画では、ゴーオンジャーがゲキレンジャーに指導されながら修行して、再戦で相手をやっつけます。
その後、最強の敵が出てくると、ゲキレンジャーと戦っていた悪役もなぜか合体して巨大ロボットになり、その敵と戦うようになります。
合体したロボットを見ていると、昔大好きだったゲッターロボを思い出します。
何でもありでしたが、大人も子供も楽しめる映画でした。
高齢女性は腎移植を受ける可能性が低い
Journal of the American Society of Nwphrologyと言う雑誌の1月号オンライン版にタイトルの発表がありました。
時々、医療情報として、我々のところにそのようなレポートがやって来ます。
末期腎臓病の女性は、同年齢の男性に比べて腎移植を受ける可能性が低いという報告です。
この結果は、米国で2000年から2005年の末期腎臓病を有する成人患者56万人以上を調査した研究の結果と記載されています。
18〜45歳の女性が移植を受ける機会は男性と同等であるが、56歳以上では、年齢が進むとその機会が少なくなるそうです。
『研究者らは、患者や医師は、高齢女性及び重病女性が重大な外科的処置に耐え得るほど強健ではないことを認識していると推測している。研究者らは、ベネフィットが得られる可能性のある女性において腎移植の機会を増加させる介入を計画するため、詳細な研究を実施することを勧めている。』と書いてあり、締めくくられていました。
僕は、これを見て、別な感想を持ちました。
一般に、高齢女性は、男性に比べ体格が小さく、活動も少ないです。
つまり、現状で行われている透析で、毒素が有る程度除去されているので、透析不足による症状や合併症が少ないのではないかと推測しました。
それに比べ、体格の大きい男性では、通常行われる透析では、透析不足となるため、その症状を改善したい欲求により腎移植を受ける希望が強くなるのではないかと思いました。
透析時間、血流、透析液流量が同じであるならば、身体が小さいほど、効率は良くなります。
つまり、体格の小さな女性ほど有利になり、満足度も高くなるはずです。
以上のことから、体格の大きな男性の場合では、もっと時間を長くして、血流を上げて透析量を増やしてやればいいのではないかと思うのです。
どうでしょうか。
最近、コメントも無いので、ご意見をください。
一部の方から、コメントを入れてもはねられてしまうと言うご意見をいただき、m3にメールしましたが、すっきりした返事がいただけず、ご迷惑をかけています。
プロフィール
![援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕](https://enjinkai.com/wp/wp-content/themes/enjinkai/images/photo.png)
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。