2月11日建国記念の日
今日は、建国記念の日で全国的に祝日です。
でも、透析治療は全国的に日曜日以外はやっていますので、もちろん当院でも行いました。
ただ、祝日は午後の患者さんにお願いして朝一番に来てもらっていますので、午後3時には今日のお仕事は終わりになりました。
建国記念の日は、戦前は紀元節と言って、神武天皇の即位の日だそうです。戦後、廃止されていたのが、昭和41年に「建国記念の日」として復活したそうです。
ちなみに、「建国記念日」ではないそうです。
建国された日とは関係なく、建国されたことを記念する日だそうです。
全国的に日曜日以外は透析治療を行っていると書きましたが、実は日曜日も透析を行っているクリニックがあります。
というのは、透析治療を週3回行うと、必ず中2日の日が出てきてしまいます。
2日間ほとんど尿が出ない患者さんたちは、どうしても体重が増えてきてしまいます。
リンやカリウムの数値も2日空けると高くなってしまいます。
それで、月水金日火木土というように隔日で透析を行っている施設が有ります。
実は、行っている施設は限られますが、在宅血液透析という方法もあり、自宅で長時間の透析や隔日透析を行っている患者さんもいらっしゃいます。
受けられている患者さんたちは、皆さんとてもお元気で、時間の拘束は有るものの、健常者と変わらない生活が出来ている様です。
わざわざ日曜に透析を行うのは大変です。簡単にできるのは、月火木土や月水金土などの週4回透析です。
保険では、月に透析回数は14回までですので、オーバーしてしまいますが、日曜日に仕事をするよりはいいですね。
透析治療では、回数が多ければ多いほど、時間が長ければ長いほど、効率が良ければ良いほど患者さんの体調は良くなると思います。
尿失禁を改善するためには減量は有効
米国の研究で、肥満女性の尿失禁治療として、減量指導が有効という研究が発表されたそうです。
尿失禁には、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁が有ります。
腹圧性尿失禁は、女性に多く、出産後に膀胱・子宮・肛門などを支える骨盤底筋が緩くなり、尿漏れを起こしてしまうものです。
切迫性尿失禁は、尿意や膀胱への刺激に反応して、膀胱が急激に収縮して、突然起こった尿意が我慢出来ず尿を漏らしてしまうものです。
今回の減量が有効なのは、腹圧性尿失禁の方です。
腹圧性尿失禁は、腹圧が強くなると起こるものですから、腹圧が高くなりやすい肥満の人に多いのは以前から言われていました。
しかし、実際に減量することで尿失禁が改善すると言うことを証明したのは今回が初めての様です。
平均7.8kgの減量によって、週あたりの失禁回数が47%減少したと報告されています。
肥満女性で腹圧性尿失禁で来院された患者さんには、生活指導として是非ともお話した方がいいですね。
もつ蔵
昨日は、家族でさくら通りに新しくできた、もつ蔵に行ってきました。
我が家はもつ鍋に目がありませんので、もつ鍋屋が新しくできたので、早速行こうと言いうことで出かけました。
お店は、2階が座敷になっており、家族4人でも気軽に行ける感じでした。
お勧めは、『博多水炊き風もつ鍋』でしたので、早速2人前注文しました。
とろけるようなもつで、とても美味しかったのです。
鍋に入っていた餃子の皮も美味しかったですね。
2人前はあっと言う間に無くなり、追加のお肉を頼みました。
大人2人なら3人前は頼まないといけないかも知れません。
ただ、もつ鍋以外の料理も沢山あるので、メニューの一部としてもつ鍋を頼むという感じでオーダーした方がいいかもしれません。
最後に、雑炊にしましたが、とても美味しかったです。
NHKスペシャル「製造業派遣は何をもたらしたか」
昨夜、テレビを見ていたのですが、NHKスペシャル「緊急報告 製造業派遣は何をもたらしたか」 という番組を見ました。
番組の中で、派遣切りを受けて、一時的にホームレスにもなった男性が仕事を探すのですが、なかなかみつかりません。
ハローワークで履歴書を出すのですが、受ける会社の志望理由が書いてないことを指摘されました。
今までは、派遣会社から支持された会社に行き、言われた仕事だけをやっていればよかったので、その必要はなかったとのことです。
名古屋の製造業の会社社長は、コスト削減のため、派遣労働者をたくさん雇用しました。
会社の利益は飛躍的に伸びましたが、気づいてみれば正社員も含めて不良品の割合が高くなったと嘆いていました。
派遣切りという言葉が前面に出ていますが、人材育成という面でも問題が有るようです。
ものづくり日本という言葉を良く聞きますが、大丈夫なんでしょうか。
製造業は、正社員、派遣社員の就職はきわめて厳しいようです。
でも、福祉関係は正社員での雇用がたくさんあるようです。
最近の、医師、看護士不足も深刻です。
国の政策に期待したいものです。
未成年者のたばこ購入、コンビニで急増
未成年者のたばこ購入、コンビニで急増と言うニュースがテレビで流れていました。
タスポがないと自動販売機で買うことが出来なくなったからです。
最近行われた厚生労働省の調査では、がんや心筋梗塞などを起こさないで10年間を生きる可能性が最も高いのは、「禁煙、月1-3回の飲酒、BMI(体格指数)25-27」の人であると報告されました。
BMI(体格指数)25-27というのは、肥満の部類に入ってしまうので、これについては異論が有ると思いますが、喫煙が影響しているのは間違いないでしょう。
喫煙は動脈硬化を進行させます。喫煙している期間が長くなれば、それだけリスクは高くなります。
だから、若い世代からの喫煙を行わせないことが大切だと言われています。
今はたばこはやめていますが、自分も若い頃は吸っていました。
そして、学生時代、アメリカに行ったとき、コンビニで身分証明書を見せないと絶対に売ってくれなかったのを思い出しました。
20年くらい前の話ですが、今の日本より進んでいますね。
日本で、たばこを吸っていた未成年者を補導したら、売った店に注意を与え、度重なるなら販売停止にする位してもいいのではないかと思った次第です。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。