2010.09.21
生活 / くらし
旅行 / 宿

週末東京タワーに行ってきました。

先週末は、実家に帰りちょっとした家族旅行をしてきました。
と言っても、東京に遊びに行ったくらいです。

夜の東京タワーはとてもきれいでしたが、展望台の時間待ちが20分、特別展望台の時間待ちが80分と、あまりにも長い待ち時間に断念して、次の日に再度行ってきました。

近くのホテルに泊まったので、朝一番で展望台に昇りました。
もちろん、特別展望台も行ってきました。

ただ、今の子供はあまり喜ばない様です。
朝ご飯を食べないで行ったので、お腹が減ったとか、遊びに行きたいとかばっかりで、喜んでいるのは親だけだったみたいです。

その後、品川のエプソンアクアスタジアムでイルカとアシカショーを見て郡山に戻りました。

ここは、これまでにも何回も行っているお気に入りの場所です。
空高く舞い上がるイルカの演技は圧巻です。

それから、イルカが跳ねるときの水しぶきの量も凄いです。
最前列から2,3列までは、バケツの水をかけられたような水しぶきが飛んできます。
でも、この水しぶきを受けないとここに来る魅力は半減してしまいます。
今回も家族全員でカッパを購入し、このすさまじい水しぶきを受けて大興奮でした。

初めて見たアシカショーでは、長男がみんなの前でアシカに向かって輪投げをしたりと、とても素敵な週末を過ごすことが出来ました。

さあ、また、仕事頑張ろう!

2010.09.18
診療
生活 / くらし
その他(医療関連)

医師法違反

無資格でインスリン注射 箕面の社会福祉法人
産経新聞 9月18日(土)1時33分配信
 大阪府箕面市の社会福祉法人「あかつき福祉会」が運営するケアホーム(共同生活介護施設)で、介護職員が糖尿病の入所者に対するインスリン注射などの医療行為を7年間にわたり無資格で行ってことが17日、分かった。大阪府は、無資格の医療行為を禁じた医師法や保健師助産師看護師法などに違反する可能性があるとして、近く施設を立ち入り調査する方針を固めた。

 あかつき福祉会によると、少なくとも平成15年1月以降、同法人が運営する箕面市内の授産施設に勤務する介護職員が、I型糖尿病の男性入所者に対し、1日2回、インスリン注射を投与。男性には重度の行動障害があり、入所前は自宅で男性の家族がインスリン注射を行っていたという。

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医師法や厚生労働省通知では、医療行為を「不特定の人に対する行為」と解釈し、糖尿病患者に家族がインスリンを注射する場合は「不特定」にあたらないとして認める一方、ヘルパーなど介護職員については、医師や看護師の指示があっても医療行為はできないとしているそうです。

なぜ、医学的知識の無い家族にインスリン注射を認めて、ヘルパーなど介護職員などの専門知識を持つ人にインスリン注射を認めないのか疑問です。

このような重度の障害がある人で、インスリン注射をやる人がいないために施設に入れない状況が有ることを世の中に知って欲しいし、このような現状を見直すべきだと思います。

さらに、どうしてもやむ得ない状況で行ったことに罰を与える事があってはならないと思います。

2010.09.13
診療
研究

EDと糖尿病の関係

生活習慣病の代表格である糖尿病について、凄いことが言われています。

糖尿病の方では、無痛性心筋梗塞の頻度が高いことが知られています。無痛性心筋梗塞が起こっている方の死亡率が高いことも知られています。

そして、糖尿病以外の病気がない患者さんを調べた結果、EDが有れば無痛性心筋梗塞がある確率が88.2%も有ったということが報告されています。

その結果から、糖尿病の患者さんのEDと言う症状は、無痛性心筋梗塞の予知マーカーとして重要であり,EDを治療する前に運動負荷心電図検査を行う必要があると指摘されています。

2010.09.13
診療
研究
その他(医療関連)

EDと生活習慣病2

実は、EDとなるリスクファクターと心筋梗塞などの虚血性心疾患のリスクファクターはかなり似ています。

虚血性心疾患とEDが関連する理由は、虚血性心疾患とEDのどちらも血管内皮障害を共通の危険因子としていると言うことが有ります。

そして、勃起自体が、血流動態に依存していること。

さらに動脈硬化性病変があることで、EDも虚血性心疾患も起こり安くなると言う事です。

ここら辺から重要な話になってきます。
陰茎動脈は細い血管です。そして、内皮障害は細いところから始まり、徐々に太い血管が障害されるようになります。

しかも、他の血管は広がっても15%程度しか広がらないのに対し、陰茎動脈波、勃起時には血管が80%拡張すると言われています。
つまり、変化が大きいので、障害がはっきり出やすいのです。

さらに、他の血管ではその血管が詰まると別の血管が太くなり代わりに血流を臓器に流してくれるのですが、陰茎動脈では、側副血行路がないため、障害があるとダイレクトに結果が出てしまうと言うことです。

このスライドを見ると、陰茎動脈の虚血で起こるEDという症状が実は、もっと恐ろしい病気が起こる前に生じる症状であるということが分かるかと思います。

 

2010.09.13
診療
研究

EDと生活習慣病1

EDの話が飛んでしまっていたのですが、再開します。

EDと生活習慣病についてです。

肥満とEDの介入研究が有ります。
BMI30以上の肥満の方で、なおかつ国際勃起機能スコアで21点以下であるEDの患者さん110人を55人ずつに分けて、10%の体重減を目標とした介入群55名と非介入群55名に分けた研究です。

介入群55名は、毎日の食事内容を日記に書かせ、1年目は1700kcal、2年目は1900kcalと指示して、運動についても歩行の仕方を指導。そして月1回はグループ会で守られているかチェックした群です。

そうしたところ、2年後には、体重、BMI、血圧、血糖値、TC値、TGが有意に低下し、HDLが上昇して、さらに31%の患者さんでEDが改善したそうです。

しかし、パンフレットを用いて、運動、食事の一般的な注意を口頭で伝えた非介入群55名では、2年後の体重、BMI、血圧、血糖値、TC値、TG値に変化は見られず、EDも5%の人しか改善しなかったという報告です。

この論文では、肥満ED男性には、運動と食事に関して濃厚な専門的指導によって減量すると、勃起機能が回復して、さらに心血管疾患のリスクも下がると結論づけています。

 

 

 

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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