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2010.12.12
診療
研究

第83回福島腎不全研究会 1

12月4日に、郡山市で第83回福島腎不全研究会が行われました。

当院からは、

HD02を用いたアクセス流量測定の評価

萩原喜代美

当院におけるVAIVTの治療成績

鈴木一裕

と演題を2題発表させていただきました。

ブログでも紹介させていただきます。

まずは題名です。
VAIVTは、Vascular Access Intervention Therapyの略で、シャットの血管内治療のことです。
一般的にシャントPTAと言っています。

当院では、平成20年5月の開院時から内シャント狭窄の方に対して、シャントPTAを行ってきました。
2年半の間に、21名に対し46回のPTAを行ったので、その治療成績を発表しました。

PTAを行った理由と行った部位です。

当院では、全ての患者さんに対して、定期造影もしくはシャントエコーを年1回行っています。
さらに、PTA施行後は3ヶ月目で造影して再狭窄がないか確認しています。

以上のことから、PTA施行理由では定期造影やエコーで狭窄を見つけてPTAを行うことがもっとも多いです。

ただ、社団法人日本透析医学会が出している「慢性血液透析用バスキュラーアクセスの作製および修復に関するガイドライン」にも書かれていますが、VAIVT治療を行う基準としては、狭窄率が50%以上で臨床症状が有る場合となっており、明らかな高度狭窄を除いては、脱血不良や静脈圧上昇などの所見が無ければ、PTAは行っておりません。
つまり、予防的PTAを行うことはしていません。

以下、PTA施行理由が並びますが、閉塞症例は5例有ります。
後で詳しく記載します。

部位としては、シャントは通常手首付近で作りますので、吻合部付近の狭窄が一番多くなっています。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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