長崎大学大学山下俊一教授へ
最近、福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーの長崎大学山下俊一教授に対する県民の信頼感が薄れてきています。
安心、安全とずっと言い続けています。
何の心配も無いと言っています。
それに対し、安全委員会でも子供が安全な環境だと言う人がいなくなってきています。
本日、たまたま長崎大学原研医療のホームページを見ました。
下記の様な事が書かれていました。
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『原研医療』では大学病院国際ヒバクシャ医療センターと準備してきた緊急被ばく医療対応に加え、グローバルCOEプログラムの根幹である放射線リスク健康管理を、福島県ならびに福島県立医科大学の要請を受けて、いち早く現場で実践しています。本領域における20年間の海外での活動実績は、広島・長崎に次ぐ国内3番目のヒバクシャを生み出した福島県にこそ生かされるべきだと考えると、新生『原研医療』も直ぐに正念場を迎えることになりました。
http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/adi-pphy/prof/201104.html
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ヒバクシャとはどの人たちの事を言っているのでしょうか。
原発労働者なら、以前に有った原発事故でも被爆している方達がいますので、国内3番目のヒバクシャというのはおかしいです。
僕のこれまでの認識では、ヒバクシャというのはその地域で被爆をうけた一般大衆の事を指すのではないかと思います。
我々にとって、ヒバクシャというレッテルはとても重いです。
戦後、広島・長崎の方々がヒバクシャと呼ばれ苦労していることを知っているからです。
片方で安心・安全と言い続け、別の場所ではヒバクシャと言っている事に対して、僕は信用することが出来ないです。
耐震診断をしてもらいました。
クリニックは、建築基準法が改正されて、郡山市としては一番に認可を受けた建物です。
改正時には構造の確認が重視され、当院を設計した設計士とは別の耐震専門の設計士が構造の確認をしています。
そのため、震度7まで耐えられる構造になっていますが、東日本大震災の影響で、建物自体の構造が弱まっていないかを確認する必要があります。
先日、当院を設計した今井建築設計事務所の今井先生と、構造計算をして頂いたAS建築設計室の青木先生に建物の構造を再度チェックして頂きました。
天井の点検口から主要な鉄骨部を目視で確認してもらいましたが、溶接部分の 変形、ジョイント部のボルト、プレートの破断、ズレ等の形跡はみられず、耐震については建設当初と変わりないと言うお話でした。
以上、ご報告いたします。
- 2011.05.04
- 生活 / くらし
仮設住宅の建設
クリニックの側には、県所有の農業試験場跡地と、インター線沿いにも県所有の広い土地があります。
先日から、重機が入り工事を始めました。
こちらは5月4日撮影です。
昨日の撮影です。
仮設住宅を建てているのだと思います。
この2つの土地はとても広いです。
県所有です。
バスの停留所が近くにあります。
時々ですが、僕はここから駅まで歩いていきます。
スーパーも歩くには遠いですがあります。
郊外型のお店はたくさんあり、市内に行くのにとても便利な土地です。
そして、高速のインターも近い場所です。
以上のことから、仮設住宅にはもってこいと思っていました。
また、工事が進んできたら報告しますね。
- 2011.05.04
- 診療
子どもの日
今日は子供の日です。
近くのパン屋さんで鯉のぼりパンが売っていました。
長男が大喜びで食べました。
特に震災後のストレスは無いようです。
ただ、周囲の放射線量が高いので、外で遊ぶことは控えさせています。外出時はマスクです。
これからずっとこの状態が続くのは困ります。
現在、我々の周辺で郡山から避難することを考えている人はいません。
そのような考えの方達はすでに避難しています。
そして、徐々に戻ってきています。
だって、家があり避難区域にされていないのですから、そんな生活を長く続けるのは大変です。
我々が国と東電に対して要望していることは、線量の高い場所の土を取り除いてもらい、除染をする事です。
子供が安心して学校の校庭や公園で遊べる環境に戻して欲しいだけです。
大人が生活していく上で苦情を言っている人はいません。
子供の未来を考えて言っています。
大腸カメラを受けました。
2月に受けた検診で便潜血反応が2回中1回で陽性でした。
これまで、便潜血反応が陽性の患者さんに大腸カメラを進めてきていましたので、やはり1回でも陽性でしたので、大腸カメラを受けることとしました。
3月に近くにあるクリニックに大腸検査をお願いしていましたが、震災で延期となってしまいましたが、先日検査を受けました。
前日夜にラキソベロン液を1本飲みました。
通常、患者さんには5滴からと話しています。
ですので、その日の晩はドキドキでした。
でも、夜中に起きることもなく、朝方普通の便がでました。
その後、2本目のラキソベロンを飲んでから少しトイレが忙しくなりました。
さらに、このニフプラスという粉を2リットルの水に溶かして飲むのですが、これは少し大変でした。
飲みづらいので冷やして飲むのですが、それでも全て飲むのには時間がかかりました。
その後は、トイレが頻回になりましたが、なんとか午前中の外来を終えて、予約していた『いがらし内科外科クリニック』に向かいました。
到着すると、検査着に着替えて点滴しました。
点滴が全く痛くなかったのですが、最近の針は切れが良くて痛みが少ないのでしょうか。
これまでの僕の知識では、高圧浣腸といって点滴と同じ原理で500mlくらいの薬剤を入れた容器を50cm程度の高所につり下げて、 水圧を使って薬剤を注入する浣腸を行うと思っていたのですが、現在は行わないそうです。
そして、検査に呼ばれ、ブスコパンという腸の動きを抑える薬とセルシンという鎮静剤を注射され検査が開始となりました。
鎮静剤でもうろうとなりながら、特に問題が無く5分で終了しました。
1時間くらい眠った後、検査の説明を受けて終了でした。
もちろん異常なしとの結果でした。
これなら、毎年やっても良いと思える検査でした。
これまでの大腸検査のイメージが変わりました。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。