- 2011.11.06
- 生活 / くらし
がれき処理 震災の痛み分かち合おう
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111106/dst11110602420000-n1.htm
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6月14日 の時点で、宮古市の合同庁舎で地表1mの空間放射線量が0.09マイクロシーベルトです。
東京とそれほど変わらないと思います。
福島とは比べものにならないくらい低いですよ。
東京都が行う瓦礫受け入れに対して、3000件の苦情が来ていて、都知事が『黙れ』と言ったと報道されていますが、当然です。
東京の人達が使う電気を作るために福島に作った原子力発電所からばらまかれた放射線です。
だからと言って、東京に放射線で汚染された瓦礫や土を持っていって欲しいとは、我々は絶対に言いません。
汚染されたものは、散らばらせてはいけないからです。
でも、宮古の瓦礫は汚染されていないし、きちんと汚染が無いことを確認しています。
あまりにも自分たちの事しか考えていない人達には怒りを感じます。
福島県に住み続けている我々に取っても、この苦情の数は悲しくてたまりません。
- 2011.11.04
- 生活 / くらし
東日本大震災:特定避難勧奨地点、指定基準にばらつき 住民ら「納得できない」
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111104dde041040006000c.html
東日本大震災:特定避難勧奨地点、指定基準にばらつき 住民ら「納得できない」
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「県都が指定されれば人口流出や風評被害が拡大する可能性があり、踏み切れないのではないか」
こんな馬鹿な話があるでしょうか。
子供たちの健康より行政の都合の方が優先されると言うのは納得出来ません。
福島市渡利の皆さんが納得出来る方向でやってもらいたいです。
郡山市の池ノ台でも、特定避難勧奨地点となる3.0マイクロシーベルト毎時の放射線量の場所がありましたが、市長が早々と避難勧奨地点としないと宣言しました。
郡山市池ノ台は郡山市の中心部にあり、汚染度としては渡利よりずっと低いですが、場所的にはとても困る地域です。
町の中心部の放射線量が高くて、廃棄物処理場のあるような人がいない場所の数値が低いのです。
だから、放射線量の高い地域からどこに放射性物質を含んだ除染した土を持っていくのかが問題です。
数値が高くて人がいない場所があれば、汚染された土を持って行きやすいですが、市内で一番数値が高いのが街の中心部なんです。
以前も学校の土を持っていこうとしたところ、その地域の方々の反対にあいました。
当然のことだと思います。
だから、仮置き場を決めるのが大変ではと思います。
福島・郡山に住んでいる子供を育てている皆さんは、とても不安に生活しています。
今後も、このブログでその事を発信し続けていきます。
風化させません。
- 2011.11.03
- 生活 / くらし
ちょっと遅いハロウィーン
子供が通う英語スクールでハロウィーンが有りました。
その時の画像がアップされていました。
すいません、ちょっと拝借します。
子ども達は盛り上がったようですが、長男が写っていない。
目立ちたがり屋なので写真には写っているはずなんですけどね。
そういえば、さっき帰ってきたとき、変な顔のお面持っていました。
せっかくの集合写真なのに!
ゼビオ猪苗代湖ハーフマラソン2011に参加しました。
本日、10月30日(日)ゼビオ猪苗代湖ハーフマラソン2011に参加しました。
と言っても、親子で2kmのコースです。
先ず最初に本番のハーフマラソンがスタートしました。
続々と参加者が出発します。
たくさんのランナーが参加しているのにビックリしました。
知り合いの方も数人いました。
2600名の選手が参加したそうです。
僕は、長男と親子のコースです。
でも、皆さんチームで参加の方が多く、いい加減な気持ちで参加している人は少なそうでした。
辺りを見回して、やっとライバルとなりそうな親子が探せました。
もちろ、その親子と併走でした。
長男も僕も疲れ果てましたが、最後は仲良くみんなでテープを切り完走する事が出来ました。
終わった後は、おそばと豚汁が配られました。
美味しかったです。
来年は郡山シティーマラソン親子の部を目指して頑張りたいと思います。
時間延長の為に必要なこと
https://enjinkai.com/society/2011/06/56.html
今年の日本透析医学会総会で、透析量を増やすと血圧が下がると言う事を報告しています。
透析量を増やす為に最も重要な要素は透析時間です。
これまでも長時間透析の良好な治療成績は、たくさんの施設から報告されてきています。
多くの方が時間を延ばすことで体調の良さを自覚して、再度時間が短くなることに抵抗するようになります。
5時間透析をしている方に震災直後は3時間透析をしなければなりませんでしたが、多くの方が早く時間を5時間に戻して欲しいと訴えました。
しかし、時間を延ばすことを勧めてもなかなかOKを出してくれない方もいます。
単に時間が長いという事を苦痛に思う方もいるかもしれませんが、透析中に耐えがたい症状が出てきてしまうため、時間を延ばす事をいやがる方もいます。
だから、透析時間を延ばすためにとても大切なことは、透析中の愁訴を取って上げる事です。
もちろん、時間を延長すれば多くの場合愁訴も取れるのでしょうが、毎回調子が悪くなるような方には酷な話かもしれません。
透析中にむずむず足の症状が出てくる方は、早く終わってくれと訴えます。
時間延長を勧めるのは難しいです。
透析中に生じる頭痛などもそうです。
一つ一つ何が原因となっているかを考え、なんとかそのような愁訴がない透析が出来ないかを考えます。
レストレスレッグ症候群に対しては、先日のHDF研究会で橋本クリニックの櫻井先生が、α-1マイクログロブリンを積極的に除去する方法を報告しました。
当院でも最近試みていますが、効果があるようです。
透析後半、毎回のように頭痛が生じる方がいます。
注意深く観察すると、除水を停めると良くなるようです。
毎回の体重増加は1.5kgと多くありません。
この方には、透析前半で除水をしてしまい、後半は除水を停めることとしました。
グリセオールの使用もいいかもしれません。
このぐらいは仕方が無いのではと言う妥協はなるべくしたく有りません。
その部分と戦うのが透析医の力量ではないかと考えています。
透析中の症状を取ってあげる方法を考えて、上手くはまって訴えが収まって、これなら時間を延ばしても大丈夫と言われれば、しめた者です。
透析医の醍醐味でしょうか。
無愁訴透析をめざし頑張ります。
追伸)
これは、実は常に患者さんを診ているスタッフに取っても同じで、最も大切なことです。
MEさんにとっては、ダイアライザーを変えること、除水方法をかえること、透析液を変えることなど、たくさんの方法をもっていますよね。
実は医者よりたくさんの手段を持っているかもしれません。
注意深く観察して、その方が何が困っているのか、どうしたら良くしてあげられるのかを考えてみて下さい。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。