修繕工事
震災で2階の透析室はかなりダメージを受けました。
と言っても、当院は鉄骨作りですから、ボードが壊れるのは仕方がないことです。
当院の場合、修繕工事は透析を行っていない日曜日にやるしか無く、なかなか工事をお願い出来ない状態が続いていました。
最近になって、職人さん達も少し余裕が出てきたとのことで、日曜日ごとに修繕工事を頼めるようになりました。
ぼろぼろになったアスファルトも直してもらいました。
エアコンの蓋も落ちかけてしまい、テープでとめていたのですが、やっと綺麗になりました。
現在は、壊れたボードを取り替えている最中です。
今後は、壁紙が貼られて工事も終わりになります。
お正月は新たな気持ちでがんばれそうです。
来年は良い年になって欲しいです。
避難訓練
今年も消防法に基づき避難訓練を行いました。
毎年行っていて、秋の年中行事みたいな感じになっています。
2階の透析室にある救助袋を用いて避難する訓練です。
先ず救助袋の箱から救助袋を取り出し、階下に落とします。
最後まで落とすとトンネルが出来ます。
今年も数人が救助袋を通って1階まで降りて訓練は終了しました。
毎年やっているので、今年はみんな要領よくやってくれました。
肺炎球菌ワクチン接種について
日本では「肺炎」で亡くなる方が現在でも多く、しかも高齢になるほどその割合が高くなります。
原因の菌としては、70才以上の方では「肺炎球菌」による感染が多く見られます。
予防としては、肺炎球菌ワクチン接種が有効です。
このワクチンは保険適応が無く、接種費用が高額であり、なかなかお勧め出来ませんでした。
ただ、一度打つと5年間持続するメリットもあります。
ワクチンの副反応については、5年以内の再接種で無ければインフルエンザワクチンと同等です。
5年以内に再接種すると副反応が出やすいのでご注意ください。
今回、日本赤十字社より東日本大震災で被災した地区に
肺炎球菌ワクチンが無償で提供されました。
対象は70歳以上で過去5年間に接種を受けていない方です。
接種期間は来年3月31日までですが、無償接種はなくなり次第終了となります。
ご希望の方は受付にてご相談ください。
職員旅行
11月20日の日曜日に、職員旅行としてディズニーランドに行ってきました。
当院は外来専門であり夜勤等がありませんので、子持ちのスタッフが多数おります。
震災直後は、原子力発電所が爆発して、郡山からもたくさんの方が避難しましたが、当院のスタッフはずっと頑張ってくれました。
とても感謝しています。
また、その後も原発事故の影響で子ども達が外で思い切り遊べないと言う状況が続いていますので、今回の旅行を企画しました。
スタッフとその家族、我が家の子ども達と総勢20数名で行ってきました。
午前6時に出発して、10時前にディズニーランドに到着しました。
日曜日は天気がよく比較的暖かかったので、園内はたくさんの人で混雑していました。
まずは、午前のパレードをみてすごしました。
お昼ご飯を食べた後、空飛ぶダンボに乗ったのですが、待ち時間も1時間と半端でないですね。
フォンテットマンションはファーストパスで入りましたので、ほぼ待ち時間無しでした。
今回は、特設ステージでのショーが抽選で当たり家族で見ることが出来ました。
楽しい時間を過ごすことが出来ました。
スタッフにも好評だったので、来年はディズニーシーに行こうかと盛り上がっています。
これからもスタッフと気持ちを一つにして、しっかり透析を実践して行きたいと考えております。
除染について
福島市の除染マニュアルを見ると、
『市民の生活空間の除染を早急に行うためには、個人住宅、集合住宅、 共通の生活空間である生活路及び子供達の通学路の除染は、そこに生活する各世帯 さらにその町内会が協働して行う』となっています。
町内会や子供会からも通知が来て、除染活動への積極的な参加を促しています。
なんで、放射線をまき散らかされた我々がその掃除をしなくてはならないのだろうと感じています。
そう感じている人達は少なく無いと思います。
その根拠は、
放射性物質汚染対処特措法
平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法
によります。
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平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法(平成23年8月30日法律第110号、略称放射性物質汚染対処特措法)は、2011年3月に発生した東日本大震災による東京電力の福島第一原子力発電所事故による放射性物質で汚染されたがれきや土壌などの処理のための法律。
2011年8月30日に公布され、一部を除き同日施行された。福島原発事故が原因の環境汚染に対処する初めての法律[2]。
民主党、菅直人政権下で公布された最後の法律(法律第百十号)である。
その第一章 総則の第一条(目的)には「事故由来放射性物質による環境の汚染への対処に関し、国、地方公共団体、原子力事業者及び国民の責務を明らかにするとともに、国、地方公共団体、関係原子力事業者等が講ずべき措置について定めること等により、事故由来放射性物質による環境の汚染が人の健康又は生活環境に及ぼす影響を速やかに低減することを目的とする。」とあり、個々の日本国民にも一定の責務(第六条 国民の責務)を付与している。
ウィキペディアより
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我々のよく知らないところで、地域の除染は地域住民が行うという法律が出来ていたのです。
現時点で、汚染された我々が住んでいる土地の除染に対して、東京電力株式会社は何も行っていません。
全ての除染を我々住民に押しつけています。
こんな法律、いつの間に出来ていたのかとビックリしました。
しかも、中央では原発再稼働の声が次第に大きくなってきています。
明日は、福島県議会選挙です。
福島県の方向を決める為の重要な選挙だと思います。
しっかり自分の意志を示す事が大切です。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。