日本透析学会総会に参加してきました。
札幌市で行われた第57回日本透析学会総会に参加してきました。
学会中は泌尿器科外来を休診とさせていただきご迷惑をおかけしました。
今回は、ポスターセッションに僕が一題、透析室長の鈴木が口演で一題の演題を報告いたしました。
後日、ホームページにアップし、ブログでもご紹介したいと思います。
今回も自分が経験したこともあり、どうしても震災のセクションがあれば聞きに行って質問したりしていました。
本来は、今回大きな話題になっている無酢酸透析液とカルシウムの話を聞きに行きたかったのですが、少ししか聞けませんでした。
他には、現在当院で導入し非常に有効である適応補助換気Adaptive-Servo-Ventilator(ASV)の話も聞けました。
とても勉強になりましたので、明日からの診療に役立てて行きたいです。
夜は、一緒に参加したスタッフとの宴会や、全国の透析を頑張っている先生方との食事会、情報交換も出来て楽しい時間を過ごす事が出来ました。
第57回日本透析学会総会
今週は、第57回日本透析学会総会が札幌で開催されます。
援腎会すずきクリニックは本日より土曜日まで休診となります。
透析に関する最新情報や知見を勉強して、日々の診療に役立てて行きたいと考えております。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
- 2012.06.18
- 生活 / くらし
大飯原発再稼働/「福島」を忘れ去るつもりか
- 2012.06.17
- 生活 / くらし
大飯の安全性について
福井県の原子力安全専門委員会が2ヵ月のスピード審査で「安全性」にお墨付きを与えましたが、委員の半数が原発関連企業から寄付を受け取っていると言う記事です。
しかも、福島第一原発事故後も委員のうちの2名が原発関連企業から寄付を受けていたと言う事も書かれています。
原発マネーを受け取った人が、安全性を検討する委員でいると言う事は問題ですし、その任命を行った方も問題だと思いますね。
南相馬10日間の救命医療
南相馬10日間の救命医療―津波・原発災害と闘った医師の記録
太田 圭祐 (著)
昨年3月に南相馬市立病院に勤めていた医師が、
震災直後のトリアージを含めた救急患者への対応
原発が爆発した後の恐怖に対して立ち向かっていかなければならなかった状況
についての記録を書いた本です。
郡山でも、原発が爆発して多くの人が逃げ出しました。
総合病院以外の医療機関の多くが休診している状況で、透析クリニックは診療を続けていかなければなりませんでした。
南相馬に比べれば、郡山の状況はかなり恵まれていましたが、とても辛かったことは思い出します。
読みはじめたら、あっと言う間に読み終わってしまいました。
多くの方に読んで欲しい本であると思います。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。