プロモーションビデオ
『しっかり透析』の布教と職員募集の為にプロモーションビデオを作成する事としました。
いつものちゃんこ屋さん関連の友人にお願いしました。
昨日は、クリニック内で施設の設備や僕が透析室でご挨拶をする部分の撮影を行いました。
ご協力いただいた患者の皆様、ありがとうございました。
本日は、郡山市内のスタジオで、しっかり透析の効果を説明するスライドに音入れをしました。
印象としては、聴力検査室みたいな感じでした。
ナレーションのお姉さんが、テレビのアナウンサーの様な声で普通の会話をするので、ビックリしました。
秋口にはホームページでご覧になれるかと思います。
島原に行ってきました。
7月7日8日と、透析治療に関する勉強会が長崎県島原市で行われ、参加してきました。
7日午後から8日昼までの勉強会でしたので、6日の診療後新幹線で蒲田に泊まり、京急線の始発で移動して、ヒコーキに乗り換え行ってきました。
今回の勉強会でも、震災の事を喋らせていただきました。
震災の話をするのはこれで4回目になります。
回を重ねるたびに、内容が豊富になっていきます。
今回は、原発事故後1年経過しての福島の状況についてもお話させて頂きました。
今後は、これから新たな災害が発生した場合の対策についてお話出来る様にしていきたいです。
日曜日のお昼は、島原名物の具雑煮を食べました。
島原の乱の時、天草四郎が信徒たちと籠城した際、餅を備蓄させ、山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を炊いたのが始まりのようです。
勉強会の後に少し時間が出来ましたので、仲間達と雲仙の噴気や温泉の集まっている「地獄」を見学してきました。
もちろん地獄内は立ち入り禁止だそうです。
こんなところ、怖くて入れません。
地獄の周りを30分くらいかけて回りましたが、話ていたことは透析の事ばかりで、ほとんど景色も見ていなかったかもしれません。
なかなか語り合えないことがどんどん話せてあっという間に時間が過ぎました。
島原を15時過ぎに出て、バス、ヒコーキ、新幹線を乗り継いで郡山にたどり着いたのは23時過ぎでした。
でも、勉強会に集まった皆さんが、透析を真剣に考えていて、勉強会で学べた内容も充実していて、疲れを忘れてしまうくらいでした。
同じ目標を持った仲間が集まると言う事はすばらしいと感じました。
「患者さんにいい透析を」
いい言葉だなあ。
- 2012.07.10
- 生活 / くらし
コメントをかきました。
医療ガバナンス学会に
危機管理としての原発問題~原発はすべてを止めれば済む問題か~
と言う投稿がありました。
http://medg.jp/mt/2012/07/vol537.html#more
コメントを書こうと思ったのですが、認証されず、コメントを書き込めないので、ブログに書くことにしました。
コメント
同様のメールが震災直後妻の元にも送られてきました。
覚えていませんが、僕はただのチェーンメールだから大丈夫だと言ったようです。
だから、あの時大丈夫大丈夫と言った山下教授他が許せない県民は多いでしょうね。
これも、どちらが正しかったのかは今でも分からないです。
福島・郡山から逃げ出す人が最低限の人数だったため、寝たきり老人などの震災弱者が取り残される事は無かったのも事実です。
ただ、福島の親で自分の子ども達を被ばくさせてしまったという気持ちがある親はたくさんいるでしょうね。
僕もただただ原発再稼働反対と叫んでいる訳ではない。
でも、今の体制で管理されている原発には絶対反対です。
うそをついて、人をだまし、矛盾ばかりがまかり通る。
多くの国民が納得して安心出来る技術と仕組みを作ってから再稼働すべき何じゃ無いですか。そのための努力もしないで、何の反省も無く再稼働する事は絶対に容認出来ないですよね。
まずは、過ちを犯した人を処分して、利権に関係しない人達が新しい仕組みを作り、その上で再稼働してもいいか議論する。
これは最低限の事だと思いますよ。
それと、周囲が1マイクロシーベルトある場所で子育てしていますがが、「低線量被ばくは怖くない」と言う考えにも反対。
だって、分からないのだから。
それを怖いと思う人が出て行く事を責めてもいけないし、許容する人がいてもいいのでは。
福島市渡利の数値は高く、避難勧奨指定基準を超えている場所が有ったにも関わらず行政は認めませんでした。
チェルノブイリでさえ避難を住民が選択出来る地域があるのです。同程度の汚染地域がなぜ認定されなかったのか、とても疑問に思っています。
だから、低線量被ばくは安心なんて考えはとうてい受け入れられないのです。
現状は、自宅内や学校、通学路などの除染された場所は安心出来ますが、公園などは実際に計りに行けば未だに1マイクロシーベルトくらい有ります。子ども達を外で遊ばせるのは躊躇します。
それでも僕は郡山に住み続けます。
子供たちを県外に行かせる事もしません。
それは、生活している場所の多くが除染されていて、気を付けて生活すれば十分に生活できると言う考えだからです。
多くの方が同じような考えで生活していると思います。
子供は落ちているものを拾うのが好きです。
現在の福島では落ちているものを拾う事はリスクがあります。落ちている枯れ木や葉っぱの放射線量が判らないからです。
子供たちには少し窮屈な生活だと思います。
だから、せめて夏休みに子ども達を学校単位でサマーキャンプに連れて行って遊ばせて欲しいです。
昨年もいろいろ取り組みが有りましたが、一部の子供しか恩恵を受けておらず、しかも今年はそのような企画さえ聞かなくなりました。
福島郡山では多くの親がストレスを感じて生活しています。
子ども達を屋外で元気にのびのび遊ばせたいと願っています。
野田総理が、先日福島にやって来て、『福島の採再生なくして復興なし』と言ったようですが、もう少し我々の事を考えて欲しいものです。
関電に怒り ‘電力不足ウソか’
県外在住のDrよりちょっと意地悪な質問をして良いと言われました。
それは、「電力をこれだけ使っている透析という治療を行っていて、原発反対というのは矛盾しない?」
と言う質問でした。
それは、僕もいつも自問自答してしまう事です。
それで以下のように答えました。
基本的な考えとして、我々福島県民は原発事故直後から低線量を含めて大なり小なり被ばくを受けています。
その事による精神的苦痛や風評被害も受けています。
被害者です。
被害の原因となったのは、今回の国会事故調でも指摘されたように電力会社による人災から生じた原子力発電所の事故によるものです。
これは、電力会社の体質であり、東京電力に限ることではありません。ですので、沖縄電力以外の原子力発電を行っている電力会社は同列です。
被害を受けた方が、加害者が同様な過ちを犯す可能性があることに対して批判をする事は当然のことだと思います。
もう一つは全く反省をしていないと言う事です。
体質も変わっていません。
ですから、今回の事故を反省して今後はそのような事故が起こらないと世論が考えるまでは、原発を再稼働させるのはあり得ないと考えてしまいます。
以下の様な話が出てくる様では論外だと思います。
こちらは昨日書かれた記事です。
この文章の最後に書かれていますが、電力会社は地域独占や総括原価方式で守られ、献金・天下りがあります。
今回の再稼働は、電気が足りなくなるからでは無いようです。
電力会社の経営状況が悪化しないためです。
だから、この状況に対抗するには『福島の現状を訴えていく』しかないのです。
再稼働ノーだ
m3より、文章を引用する場合はきちんと許可を取る様にと言う話が有りました。
今回、赤旗政治記者さんに許可をお願いしたところ、「赤旗掲載の写真」と明記するようにと言う事で転記の許可をいただきました。
赤旗記者さんありがとうございました。
転記のお願いをしても無視されてしまう場合が多いのですが、今回は気軽に許可していただけました。
再稼働ノーだと言う方達がこれだけ官邸前に集まったと言う事をブロウに紹介したいと思います。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-30/2012063001_01_1.html
20万人集まったそうです。
当然のことだと思います。
福島県民の思いです。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。