夏祭り
お盆休みですね。
援腎会すずきクリニックは、外来診療は休診で、院長は院長室の積み上がった書類の後片付けを頑張ってやっています。
これは、先日行われたちびっ子うねめ祭りの仮面ライダーショーです。
郡山市のうねめ祭りの初日には、西ノ内の西部ショッピングセンターの駐車場で毎年“ちびっ子うねめ祭り”が行われます。
木曜日の午後でしたので、子ども達を連れて行ってきました。
暑い時は、冷えたキュウリが美味しいですね。
このキュウリは検査済みかどうかちょっと心配でしたが、毎日食べることもないので購入しました。
郡山で子育てしていると、こういうことに気を遣いながら生活していかなければならないのです。
昨年も乗ったミニSLです。
スイカ割りにも挑戦して楽しい時間を過ごすことが出来ました。
- 2012.08.10
- 診療
緊急離脱訓練
水曜日に震災後初の緊急離脱訓練を行いました。
写真は、車いすの患者さんを想定したスタッフを1階のラウンジまで移動させる訓練の画像です。
今回は4名の患者さんに協力して頂き、緊急回収を行いました。
今回は、震度5程度の地震を想定して、離脱では無く緊急回収としました。
課題もいくつか出ました。
車いすの方の移動について、階段をどう降ろすのか。
一般の車いすでは当院の広めの階段でも車いすを抱えるとギリギリになります。
震災時は、比較的軽い女性でしたので抱っこして降ろしました。
大柄の男性ではなかなか難しいかと思います。
また、階段を降りるときにスリッパだと危険ではないかという話も出ました。
患者さんたちは、透析室内ではスリッパを履いて移動しています。
上履きが良いかもと話したら、震災時はひどい揺れでスリッパを探す事も大変だったために、何も履かずに逃げた方もいたようです。
シュミレーションを行うことで、様々な課題が分かってきます。
今後も避難訓練を継続的に行っていきたいと考えております。
避難訓練おお知らせ
援腎会すずきクリニックでは、月曜日と水曜日の午後は検査・手術の日となっております。
ただ、緊急の患者さまの対応は行っております。
8月8日水曜日ですが、透析室の避難訓練を行います。
避難訓練の一部を外来待合室でも行いますので、3:00から3:30までの間は待合室をご利用になれませんので、ご了承いただきますようお願いいたします。
- 2012.08.03
- 生活 / くらし
本当に規制が出来るのでしょうか。
赤旗の記事掲載
原子力規制委員会委員長候補の田中俊一氏ですが、今回の事故を反省していると言いながら、
原子力は人間がコントロール出来る
今後、より安全な原子炉の研究開発に力を注いでいってもらいたい
40年超の原発は厳格にチェックするが、一律にダメだと言うことではない
などの発言をしています。
更に、2011年だけで、原発関連から30万円近くの原稿料や講演を受け取っていることも報道されています。
赤旗の記事掲載
細野さんは、いち早く福島に入り除染に取り組んだとし、「深い反省を踏まえて厳しい安全規制をやってくれると思う」と説明しているようですが、我々福島県民としては、
もう裏切られたくないのです。
だから、これまで原子力村と関係無かった人に委員長となってほしいのです。
原発が止まることは本当に地獄なのですか。
京都大学大学院教授・藤井聡 原発が止まる「地獄」こそ直視を
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120802/trd12080203380000-n1.htm
「世界一の停電低頻度」を維持する事なんて小さいですよね。
年間10兆円を超す経済的な損害もあるかもしれません。
でも、行き過ぎた開発や経済成長が我々の未来を脅かしていると考えている方も多いのではないかと思います。
透析をしていてお前は電気をたくさん使っているだろうと言われると、ごもっともですが。
震災ではたくさんの犠牲者が出ましたが、震災の時に死ぬかもしれないと感じた方もたくさん居たと思います。
それで、死ぬかもしれないと感じたことが、一度で無く2度感じた方も多いのではないかと思います。
1度目はひどい地震の時で、2度目は原発が爆発したときです。
あの当時、透析治療を継続する為には逃げる訳にはいきませんでした。
ですので、悩んだ末妻子を県外に逃がしました。
あの時は、本当に次に妻子に会えるんだろうかと言う思いがありました。
あの思いを考えると、電気が足りなく我慢することはそれほど苦にならないと思います。
この様な事故が起こったときにこそ、行き過ぎた開発や経済成長が本当に正しいのか、一度立ち止まって考え直す必要があるのではないかと思います。昭和40年50年代の子供の頃、ゆっくりとした時間が流れていた頃を思い出すとそう感じます。
原発事故により辛い経験をした我々が、声を大きくして原発再稼働反対と言っていかないといけないのではと常々考えております。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。