- 2016.08.05
- 一般
本日行程会議
本日、あさか野泌尿器透析クリニック透析棟建築行程会議が12時からありました。
午後予定があり、早い時間から開催させて頂きました。
建築現場では建設中の看板も設置されていました。
何が出来るのだろうかと思っていた方もいらっしゃったかと思いましたので一安心。
工事の方は、屋根の設置は明日行うとのことで、先週と比べ見た目でははっきりとした違いは無いのですが、順調に進んでいるとのことです。
来週はお盆の為に行程会議はお休みです。
次回は2週間後になりますので、その時が楽しみです。
- 2016.08.04
- 一般
あさか野泌尿器透析クリニック道案内
あさか野泌尿器透析クリニックを受診される方に
場所が分からないと言う声を時々聞きます。
道順が分かるような地図を作成してみました。
いかがでしょうか?
- 2016.07.30
- 一般
梅毒が増えています。
最近、梅毒の患者数が増加してきています。
保健所から梅毒の届出件数が増加していると連絡ありましたので、お見せします。
以前は、我々泌尿器科医にとっても梅毒は過去の病気であり、梅毒の患者さんを診察する事もほとんどない病気でした。
ところが、ここ数年急激に増加してきているようです。
梅毒は診断した時点で届出が必要な感染症です。
全国的にも平成24年で875例の届出数でしたが、昨年は2697例の届出があり、今年は半年で既に2110例の届出となっています。
福島県でも平成24年ではわずか1例のみの届出でしたが、昨年は24例の届出があり、今年は半年で既に40例の届出となっております。
また、以前は男性同士の性的接触による感染が多かったのですが、最近では男女間での性行為で梅毒の感染が急増していようです。
厚生労働省も『女子の梅毒増加中』と言うポスターを作成して啓蒙してる状況です。
以前は不治の病と言われていた梅毒ですが、現在は早期であれば抗生剤内服で完治出来る病気となっています。
しかし、放置すると内臓・心血管系・骨・中枢神経など、全身の器官が侵される病気でもあります。
また、梅毒に感染した方ではHIV感染と重複感染が多いと言われています。
尚、今年の報告数は7月10日までの人数ですので、半年分です。
点線は、今年の報告数を単純に2倍とした数となっております。
- 2016.07.29
- 一般
本日行程会議
本日は、あさか野泌尿器透析クリニック透析センター工事現場での行程会議でした。
今週、とうとう鉄骨が立ちました。
なんだかウキウキしてきますね。
階段を上って2階にも上がってきました。
ちょっと怖かったですが、眺めも良くいい感じだったです。
来週は屋根ができそうです。
楽しみですね。
- 2016.07.24
- 一般
『世界で一番売れている薬』読み終わりました。
先日、脂質異常症の講演会がありました。
演者の先生がお勧めしていた本が『世界で一番売れている薬』と言う本です。
是非とも読んでみたいと思ったのですが、発売されたのが2007年と古い本でしたのでAmazonで探しても見つからず、偶然セブンアイで1冊だけ発見して購入できました。
この本は、高脂血症治療薬であるスタチンという種類の薬を発見した遠藤章博士について書かれている薬です。
現在では、スタチンが販売されてからかなり長い時間が経過していますので、ジェネリック医薬品がたくさん販売されており売上高は下がっていますが、10年前は世界中で3兆円の売上があった題名通り世界で一番売れていた薬です。
この本には、遠藤博士の生い立ちや、開発までの経過、そして米国大手製薬会社との駆け引きなどが書かれています。日本で発見されたのに、何故日本で最初に製品化されなかったのかなどが書かれています。
最近、週刊誌でスタチン内服で横紋筋融解症と言う副作用が出て危険だと言うことが書かれているようです。
横紋筋融解症の発症頻度は薬剤によって異なりますが、The New England Journal of Medicine と言う雑誌に載った論文によると、メバロチンでは8136万処方で3例、クレストールで9919万処方で19例、リピトールでは1億4036万処方で6例との事です。しかもこの副作用は投薬開始直後に起こることが多く、長く飲んでいる方で発症する事は少ないと言われています。
どんな薬でも副作用がありますが、内服によるメリットと副作用が起こるリスクを考えて我々も処方しております。
ちょっと本論から外れてしまいましたが、読んで良かったと思える本でした。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。