2008.06.21
仕事 / 職場

第2回お好み焼き大会〜in源輝

昨日、援腎会すずきクリニックでは、『第2回お好み焼き大会〜in源輝』が行われました。
前回は、ほとんどがスタッフだったのですが、今回は、お子さんを連れて参加のスタッフが多く、にぎやかなお好み焼き大会となりました。

総勢20名のお好み焼き・もんじゃ焼き大会。
みんなでわいわいがやがや。
楽しい時間でした。

前回登場した、もんじゃ焼き名人が写真の左片隅に写っています。
相変わらず、見事な手さばきで、美味しいもんじゃ焼きを焼いてくれました。

 

2008.06.20
診療

そろそろホームページが出来そうです。

当院のホームページ、業者の方にお願いしていたのですが、来週くらいには出来そうになってきました。

本来は、開院に間に合わせてアップしたかったのですが、カメラマンの写真撮影がクリニックに機材が入った4月後半にしかできなかたのと、開院直後は忙しくて、僕の方で記事を書くことが出来なかったからです。
かなり満足がいくホームページになりそうですので、楽しみにしてください。

ところで、僕がこのブログを書こうと思ったのは、昨年の夏頃に開院準備をしている先生のブログを見つけたからです。 ずっとそのブログをROM(Read Only Member- 電子掲示板などで、読むだけで書き込まない) していて、自分もやりたいと考えていたのですが、なかなか出来なくて、かなり間近になってから今しか出来ないと思い、始めたのです。

その先生は、はじめは匿名で、その後自分のクリニックのホームページを作りリンクさせて、開院後も頻回に更新を続けています。

このブログも細々と頑張っていきますので、よろしくお願いします。 でも、出来ればROMだけでなく、コメントもよろしくお願いします。

2008.06.18
診療

濾過透析開始しました。

透析診療を開始したのが、5月14日ですので、一ヶ月以上が経ちました。
現在、援腎会すずきクリニックでは、8名の方が血液透析を行っております。
その中のお一人で、今日は待望の血液濾過透析を開始することができました。
先日測定した透析液中のエンドトキシンは感度以下となっていました。
十分な透析液清浄化が出来ている事を確認してからと考えていましたので、開始するまで一ヶ月を要しました。

その患者さんは、かゆみがかなり強い方なので、しっかり透析をして、かゆみが無くなるようにしたいと思います。

そして、来週からは、管理栄養士さんによる栄養指導も始まります。
当院の治療方針としては、『どんどん食べて、どんどん動いて、どんどん透析をする』という方針です。
それで、栄養士さんにも、指導の中心は、塩分コントロールと水分を取りすぎない食事の食べ方でお願いしています。

まずは、2階にせっかく作った面談室で食事療法についてお話をしていただき、その後は定期的にベッドサイドでの指導をお願いしてあります。

また、ドライウエイトの決定には、インボディを用いるようにしました。
と言っても、高額な機械ですので、以前勤めていた太田記念病院にお願いして、測定してもらっています。

当院で出来る検査は、動脈硬化の指標となる頸動脈エコー、スクリーニングとしての腹部エコー、骨粗鬆症を診断できる骨密度測定、シャント管理のためのシャントエコー、シャント造影などです。
そして、目の前の眼科にお願いして、動脈硬化や糖尿病性網膜症の判断のための眼底検査も可能と思います。

透析患者さんの管理を行っていく上で、いろいろな事をやってみようと考えています。
その中で、当院の患者さんに有用である検査を継続して行きたいと考えています。

 

 

2008.06.16
仕事 / 職場

当院の耐震について

先日、岩手で大きな地震がありましたね。
被災された方には、心からお見舞い申し上げます。

最近、透析施設が震災に逢ったときどの様な対応をすればいいかなどの講演が盛んに行われています。
今回は、当院の透析室、透析機械室の耐震設備について、ご紹介します。

当院では、東レ社製の機械を用いて透析を行っていますが、耐震についても出来る限りの設備を整えています。

機械室にある、RO装置・溶解装置の下には、転倒防止器具「ゲルセーフ」がついています。
通常、RO装置は非常に重いですので、床にボルト固定することが推奨されていますが、当院は機械室が2階にあるためにボルト固定できませんでした。
そこで、急激な力には強力な粘着力で耐えて、ゆっくり力を加えればきれいに剥がれるゲルセーフをコンクリートの間に敷くことで、ボルト固定と同じくらいの強度を保っています。

そして、透析液供給装置には、免震装置「マグニクレードル」が配置されています。
マグニクレードルは、地震と一緒に揺れることで、地震の衝撃を緩和します。
地震が来ると、透析液供給装置は地震に遭わせて揺れるけれど、倒れないのです。

左の透析液供給装置の下にあるのがマグニクレードルで、右のRO装置の足についているのが、ゲルセーフです。

TR-3000Mと言うコンソールは、振動検知仕様となっており、地震が来ると血液ポンプが止まる仕組みになっています。
近隣の施設様では始めての取付とのことです。

ちょっと宣伝的な内容となりましたが、クリニックの紹介もかねて記事にしてみました。

2008.06.15
診療

あっという間に週末です。

今日は、日曜日。
最近、あっという間に週末になります。
クリニックはまだ患者さんも少なく、空いていますが、やらなければならないことが山ほどあるようです。

その、やらなければならないことの一つに電子カルテの作り込みがあります。

当院では、電子カルテを導入しました。
理想としては、ほとんど入力しないで、ボタンの選択だけで入力が終わるようにしたいのですが、まだまだ上手くいっていません。

電子カルテには、テンプレートという決められた書式があります。
そこに書き込んだり、そこにあるボタンを押すだけで、診察での情報を記載できるのが理想です。

開院当初、事前に作られたテンプレートがたくさんあって、はじめはそれを使用して診療を開始しました。
しかし、人それぞれ診療スタイルという物がありますので、自分の診療に人の使っていた物を合わせるのは難しいようです。

それなら、何でそんなめんどくさい電子カルテなんか使うのと言う事になりますが、電子カルテにはそれなりの利点があります。

まずは、診療終了後の会計業務がコンピューターで瞬時に終わるため、待ち時間がずいぶんと短縮されることです。

それから、これは大きいのですが、診療の時に聞き忘れる事が少なくなる事です。
今までの紙カルテでは、何もないところに記載しますので、その時に考えた事しか記載できません。
たまに、診療後、これも聞いておけばよかったと思うことがあります。
また、それで再度診察室に戻ってもらうことがあります。
でも、あらかじめ聞く必要がある内容がテンプレートに書かれていれば、聞き忘れる事がないのです。

ただ、一つのテンプレートですべてをやろうとすると、どの症状がメインで、他の訴えている症状はそれほどでもないと言う事を記録するのが難しいです。

最初は、症状や疾患別にテンプレートを作りそのテンプレートで入力してしまう形で行ったのですが、患者さんが来院した時に話された症状と本当に困っている事が異なることもあり、途中で使用中のテンプレートが使いにくくなり、重要な事項を手入力しなければならなくなりました。

それで、はじめに主な症状は手入力して、他の症状はボタンで選択できるようにして、いくつかのテンプレートを渡り歩き入力していく形に作り替えてきています。

それから、患者さん向けの診療計画書も電子カルテなら簡単にできます。
名前やIDは自動的に入力され、予定する検査項目も選択できるので、簡単に作成可能です。
生活指導の内容も入れられます。
まだ、満足できる診療計画書ができていないので、満足できる診療計画書ができましたら、提供したいと思います。

コンピューターは、ブラインドタッチはできますが、それほど得意という訳ではありません。
でも、電子カルテの作り込みは苦痛ではありません。
この電子カルテが自分のアレンジで、すごく使いやすくなった時が楽しみです。

ほとんど文字を入力せず、常に患者さんの方を向いての診療ができるように作り込みを励んでやっています。

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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