クリニックの透析中
援腎会すずきクリニックの2階では血液透析治療を行っていますが、透析治療の間、患者さんたちは様々な時間を過ごしています。
日頃の疲れを癒すために眠っている患者さん。
テレビを見て楽しんでいる患者さん。
ベッドを起こして本をずっと読んでいる患者さん。
そして、以前紹介したエルゴメーターを使ってエクササイズをしている皆さんもたくさんいらっしゃいます。
午後の患者さん2人がエルゴメーターでエクササイズしています。
一人の方は、夏の間、午前中水泳をしてから午後の透析中エルゴメーターを行っていました。
もう一人の方も、毎日の散歩しており、エルゴメーターも1時間行っています。
このエルゴメーターは電動式なので、無理なくエクササイズ出来るのが好評な様です。
たくさん栄養をとっていただき、どんどん運動してもらい、たまった毒素は十分な透析で除去するのが援腎会の方針です。
金魚の『くろ』急病
以前の記事で、クリニックの受付横に水槽を設置したこと、そして6匹の金魚に名前を付けて飼っている事を書きました。
鮮やかな色合いの『太郎』と『次郎』。
他の金魚より小さい『小太郎』。
赤くて区別がつきにくい『一号』、『二号』。
(尾ひれの大きい方が『一号』で、小さい方が『二号』です。)
全体が黒い『くろ』。
ところが、最近皆大きくなり、『くろ』は黒の頭部の色が赤く変わり、身体も金色の金魚に変身していました。
そのため、名前を『くろ』から『金』とでもしようかと話しておりました。
その黒が、本日、朝から水槽の底にひっくり返り、急病状態でした。
それで、当院金魚係が別の容器に収容し、現在集中治療中です。
まずは、生理食塩水を使った薬浴と絶食で治療を行うとのことです。
薬浴に入れた後は、少し元気を取り戻し、ひっくり返った状態から復活していました。
何とか以前の『くろ』に戻ってほしいとスタッフ一同願っています。
レゴスタジアム
今日は、家族で那須ハイランドパークに行ってきました。
お目当てはLEGOスタジアムです。
子供たちは、家でもレゴで遊ばせると2時間くらいは夢中になってしまうくらい大好きです。
わくわくしながら那須ハイランドパークに行ってきました。
これ全部レゴで出来ているんです。
外国や日本の風景をたくさんのレゴを使って表現しているコーナーや、スターウォーズでの戦いを再現しているコーナーなど、150万個というレゴを使った数々の作品に圧倒されます。
ちなみに僕も、レゴのおじさんと記念撮影。
ただ、子供たちには関係ないようで、最初から最後まで、ひたすらプレイランドでレゴを組み立てていました。
クリニックでの治療
この間、読売新聞の提言についての記事で開業医のことを書きました。
一般のイメージとしてあるのが、開業医はお金持ちというイメージでしょうか。
実際には現時点では、患者さんが来なくてお金が足りなくならないかという心配しかしていないので、よく分かりませんが。。。
なぜ自分でやりたいのかと言うことについて、病院という枠では出来ないことをやりたいからと言う理由があると言うことを知ってもらいたいと思います。
現在当院で行っているオンラインHDFは、既存の病院の透析室で新しく行うことは難しいと思います。
コストがかかる治療であり、経営者側からすると、採算が取れなくなる可能性を指摘されてしまうかもしれません。
ただ、いいと言われている透析治療をやってみたい、提供したいと言う気持ちが強かったんですよね。
自分で、これがいいと思った治療を行えるのが、我々開業医であると常々思っています。
いい治療を提供する、そのためスタッフ一同で頑張る。
一つのことに対し一生懸命やるのもクリニックの治療でもあるのです。
読売新聞の提言
16日に読売新聞で、医療改革の提言が一面トップでありました。
その中で、救急体制を充実させるために、開業医に救急病院の当直をさせると言う項目がありました。
要は、首都圏で日中だけクリニックで診療し、夜は家に帰ってしまう人たちに対して、救急外来に参加させたいと言う思いがあるという様な話でした。
僕は現在夜はやっていませんが、土曜日の午後は以前いた西ノ内病院で透析診療を行っていますし、これまでも病院時代は当直をしていたので、あまり抵抗はなく、勤務医の先生が大変ならやってもいいとは思っています。
ただ、全ての開業医に対し、当直をやらなければ収入を減らすようなことはしてほしくないです。
まずは、高齢の先生に当直をさせるのは難しいと思います。
実際、病院でも、45歳とか50歳になったら当直免除になっているところはたくさんあります。
そして、在宅医療を行っている先生は24時間体制ですので、その先生たちに当直をさせることは無理があります。
また、夜間透析を行っている施設では、23時頃まで診療を行っていますので、その上に当直ではかなり辛いでしょう。
基本的には勤務医の先生たちの負担を少なくするということが目的なので、出来るだけお手伝いしたいと考えますが、そう言うことも考えてほしいです。
ちょっと思ったので、つれづれに書いてみました。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。