アップルの対応
以前、『マック好きです。』という記事を書いたことが有りました。
電子カルテの横にiMacが置いてあります。
診療中は薬の副作用、検査項目のこと、紹介したい医療機関の情報などを、ネットで簡単に知ることができて重宝しています。
時々、ブログも書いてます。
家でも、同じ20インチiMacを使っています。
画像がとてもきれいで、コストパフォーマンスも良好です。
それと、マックの良さにはウイルスを気にしなくていいことも上げられます。
ただ、対応するソフト、配信される番組の対応が少ないことなどはデメリットであります。
家で使用しているiMacは、購入して1年になりますが、購入当初からマウスのスクロールの動きが悪く、画面がうまく上下していませんでした。
保証期間内なので、買ったお店に持って行けば、直してくれるとは考えていたのですが、ネットで購入したもので、マウス自体が使えない訳では無かったので、そのまま使用していました。
とうとう、購入して後3日で1年となる昨日、apple storeに電話してみました。
そうしたところ、保証期間内なので無償交換すると言われました。それだけでなく、運送会社の方が、自宅に持ってきてくれるので、その時に調子の悪いマウスと交換してくれればいいと言われました。
てっきり、送らなければならないと考え、面倒だし、直している間のマウスどうしようかと考えていたので、とてもありがたかったです。
電話のオペレーターの対応も良く、またマックを買わなければならないと感じた次第です。
新型インフルエンザの対応どうすればいいの?
新型インフルエンザの感染が拡大する大阪や兵庫では、急増する受診者への対応に医療機関が苦慮している。
保健所の発熱相談センターには電話が殺到し、検査キットなどの不足を訴える医師も多く「限界に近づきつつある」と悲鳴が上がる。
感染がさらに広がれば、診察する医療施設は発熱外来から全施設に広げられる。だが、診療した医師が「濃厚接触者」として自宅待機させられたり、感染しても休業補償する制度はなく、国の対策の不十分さが浮かんでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090518-00000002-mai-soci
新型インフルエンザが急激に広がってるようです。
感染力はかなり強いが、症状は通常のインフルエンザと変わらないと言う意見が多く言われています。
最近、海外渡航歴がない発熱の患者さんに対しての診療拒否が問題となりました。過剰反応であり、問題とするのはもっともだと思いました。
でも今回は、海外渡航歴の無い患者さんに対し、たまたま開業医がウイルスのPCRを依頼したため新型だと分かった様です。
ただ、その開業医の先生は、「濃厚接触者」として自宅待機するように指導されたと書いてあります。
たまたま検査をしてしまったところ、新型がでたと言うことです。この先生は検査をしなければ、症状も無いのに診療停止にならなかったことになります。
これまでの水際対策で防ぐ処置を行っていた段階では仕方ないかもしれませんが、感染者がこれだけ出た段階で、この対応はいかがなものかと思います。
大阪府の橋下知事は17日の会見で「このままでは都市機能がマヒする」として対策の緩和に向けた指針を示すよう、舛添要一厚生労働相に電話で要請したとのことです。
当院では、透析治療を受けている腎不全の患者さんが多数通院しています。
一般の方々より免疫力が低下している患者さんが多いです。
僕がたまたま発熱で診た患者さんにインフルエンザの検査を行い、新型が出た場合、診療停止にされてしまったら、週3回透析治療を受けている当院の患者さんたちはどうすればいいのでしょうか。
医師法では、応召義務と言うものがありますが、考えてしまう記事でしたので、引用してみました。
頚動脈エコー
皆さん、頚動脈エコーをご存じですか。
頚動脈は、首の動脈で、脳に血を運ぶ動脈です。
この動脈を超音波で見ることによって、動脈硬化の状態が分かり、脳梗塞のリスクが分かるのです。
検査としては、超音波の機械を首に当てるだけで、痛みもなく、安全に行うことが出来ます。
検査の時間も20分ぐらいで終わります。
頚動脈エコー検査では、動脈の内膜と中膜の厚さを調べ、プラークと呼ばれる内膜が厚く盛り上がったものがないかを調べます。異常の有る方は、脳梗塞や心筋梗塞が起こりやすい方であり、お薬を飲む必要が出てきます。
頚動脈の動脈硬化が進行すると、血管がだんだんと細くなって最終的には閉塞してしまう方もいらっしゃいます。閉塞しなくても、プラークがはがれ、脳に飛んでいけば脳梗塞を起こします。
また、頚動脈の動脈硬化とコレステロール値は、密接な関係があると言われて、コレステロールの数値を下げることで、動脈硬化も改善すると言われています。
経時的に頚動脈エコーを行うことで、高脂血症の治療によって、採血上の数値が改善したのを確認するだけでなく、実際に動脈硬化が良くなり、内膜肥厚が改善するのが確認できることは、治療効果を見る上で非常に有効なことだと思います。
高血圧や糖尿病などのメタボリックシンドロームの方では、動脈硬化が進行しやすい状態に有りますので、検査を受けられることをお勧めします。
当院でも行っていますので、関心の有る方はご相談ください。
ためしてガッテン
昨日放送されたNHKのためしてガッテンで、『お父さんの命を守れ!前立腺がん早期発見術』と言う放送があったようです。
http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20090513
昨日クリニックから帰ったところ、そのような放送が有ったと聞きました。
放送の内容をためしてガッテンのホームページで調べたところ、
前立腺がんの年間死者数およそ1万人で、患者数が急増中。
10年後には男性のがん死亡者数で2位になると予測される。
でも、前立腺がんは進行する前ならほぼ100%完治するがんであり、がんの中でも特にPSA検査という採血で早期発見しやすい。
病院に行かず放置してしまうことが多く、治せるはずの段階のがんを見逃してしまうことがとても多い。
と言う内容のようです。
そうなのです。
その通りです。
いまでも、進んでしまってから医療機関に来る人が沢山いるがんなのです。
50歳以上の方は、一度はPSA採血を受けることをお勧めします。
記念日
昨日は開院一周年で開院記念日でした。
本来は、早く家に帰ってお祝いをするところだったのですが、昨日は出身大学である福島県立医科大学で、大学時代に行った研究をきちんとした形にまとめるために、諸先生方に指導していただく都合があり、クリニックを早めに閉めさせていただきました。
もちろん、家に着いたのは夜中となりましたが、熱心に指導していただきありがとうございました。
とても感謝しております。
今日は、製薬会社の方がいらっしゃって、5月17日が『高血圧の日』だと言っていました。
2007年5月17日に「世界高血圧デー」と言う催しが行われ、それから5月17日が高血圧の日となったようです。
高血圧は、日本人の三大死因のうちの2つの疾患である脳卒中や心臓病などを引き起こす最も主要な原因と言われています。
しかし、自覚症状がないために、約4,000万人の患者さんが日本にはいると推定されていますが、実際に治療を受けているのはわずか2割の約800万人だそうです。
高血圧治療ガイドラインで定められている血圧目標値は、
65歳以上の患者さん 140/90mmHg未満
65歳未満の患者さん 130/85mmHg未満
腎障害・糖尿病を合併している患者さん
130/80mmHg未満
です。
皆さん、どうでしょうか。
高血圧を防ぐためには、まずは塩分量を減らすことです。
減塩のこつは、漬け物や練り物など塩分を多く含む食品をなるべく避けることで、味噌汁やラーメンのつゆは出来るだけ飲まないようにすることです。
調理では、出汁の風味を効かせたり、酸味や香辛料を利用することで塩分を減らしても十分美味しく食べることが出来ます。
一度医療機関で、栄養指導を受けるのも一つの方法だと思います。
プロフィール

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。