2010.08.22
生活 / くらし

外科医の糸結び

今日は、今朝から子供会の廃品回収でした。
初めて参加したのですが、たくさんの段ボール、古新聞などが集まるんですね。
ビックリしちゃいました。

引っ越してきて間が無いこともあり、行事には積極的に参加することにしています。
今日も、近隣の方たちと接することが出来て良かったです。

古新聞や段ボールは紐で十字に括って出していただくのですが、集めたときに再度紐で括らなければならないものが有ります。

参加している一般の方が紐を結んでいるところを見ると、時間がかかっているようでした。
でも、私のところに廻ってきた古新聞は、あれよあれよと縛られていきます。

僕は、凄く縛るのが早いんです。

だって、外科医だったですから。

泌尿器科は、前立腺や膀胱、腎臓などの摘出手術を行う外科なんですよ。
だから、糸結びはうまくないといけないのです。
早く、そして確実に。
結ぶ部分をひっぱっちゃあいけないですからね。

医者になったばかりの頃は、とにかく糸結びがうまくなるように練習したものです。
勤務医時代は、手術室でも練習の成果を発揮させておりました。
でも、現在では必要では無くなっていました。

今日は、誰も見ていませんでしたが、糸結びの技を思う存分発揮して、自己満足の世界に浸ってしまいました。

そういえば、結び方が外科結びだったために、殺人犯で有ることがばれた外科医もいましたね。

汗だくになったの後は、ご褒美に近くの日帰り温泉で汗を流してきました。
良い日曜日でした。

もし、廃品回収で、異常に早い糸結びをする人がいましたら、それは外科医かもしれませんよ。

2010.08.18
診療

創生期の透析導入

透析歴40年の患者さんで、のりさんと言う方がいらっしゃいます。
のりさんが12才の時に透析導入となったそうで、その時は治療費が公費ではありませんでした。
月々の治療費20万を用意できる人だけが透析治療を受ける事が出来た時代です。
その当時の大卒初任給が4万円くらいの時代です。

のりさんのお父さんは公務員で収入が安定していて、上司や保険組合も協力してくれたので、なんとか透析治療を受ける事が出来る様になりました。
そして、現在まで40年以上血液透析を受けています。

その当時の様子をのりさんがご自身のブログに書いています。

http://dialysis40.blogspot.com/

子どもが病気になり、どんなことをしても助けてあげたいと言う親の気持ちがひしひしと感じられて2人の子を持つ親としても泣けてきました。

田畑を売ってなんとか透析を受けたという話しはこれまでも聞いていますが、実際にその当時に透析導入となった方が書かれているものを初めて読みました。

このブログですと直リンクすることは出来ないのですが、是非ともコピー&ペーストしてご覧になってください。

 

2010.08.17
生活 / くらし
グルメ / お酒

ハンバーグ&カフェ TIMBER(ティンバー)

最近、ちょっと気になっていた店が有りました。
さくら通り近くの内環状線沿いですが、雀荘と同じビルで、駐車場がわかりにくく、入るには躊躇してしまう店です。

TIMBERと言う名前のハンバーグ専門店です。

たまたま、お店のすぐ近くに住んでいる知り合いDrに『TIMBERってどうですか』と聞くことが出来ました。

美味しいという話だったので、行く機会を狙っていましたが、先日やっといけることが出来ました。
ネット情報でも人気が高く、黒毛和牛100%のハンバーグ専門店で、未経産の牛のみを使用しているとのことでした。

お店にはいると、数人のお姉さんがいて、カントリー風で清潔感が有る店でした。
僕は、ネットでの事前調査で、ジャーマンハンバーグを頼みました。


熱々のハンバーグです。


切ってみると中はレア。
肉の味を感じることが出来て良かったです。
ただ、もう少し中まで肉汁が出ている方が良かったかなと思いました。

美味しいハンバーグが食べられて良かったです。
また行きたいお店が増えました。
子ども達も大喜びでした。

2010.08.14
診療
開業 / 病院経営
生活 / くらし

またカボチャ戴きました。

2年前の8月に、三重県の透析を受けている患者さんからカボチャが送られてきた事を記事にしました。

えんじん会 祝開院 

と刻まれていました。
最近、その方から再び大きなカボチャを戴きました。

しっかり透析 えんじん会 すずきクリニック

と刻まれています。
ありがとうございました。

最近、ブログや掲示板でも全国の患者さんと語り合う機会が増えてきました。
先日は、大阪でオフ会に参加させていただきました。

この戴いたカボチャも全国の皆さんの応援も、いい透析の提供を続けていく励みになります。
これからもよろしくお願いいたします。

2010.08.08
生活 / くらし
趣味
映画 / 音楽 / 読書

プレヒストリック・パーク

郡山駅前ビックアイのスペースパーク宇宙劇場(プラネタリウム)で、プレヒストリック・パークと言う番組が催されています。

先日行ってきましたが、子供たちは大喜びでした。
映画館で写されるフィルムの倍サイズのドームスクリーンに映し出される映像は迫力満点で、誰も見たことが無い絶滅した恐竜がCGで再現されていて、子供たちは大興奮でした。

番組の紹介では、
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絶滅した恐竜達を現代へ連れ帰れ!
地球に生命が誕生してから38億年。今までに現れた99.9%の生物が絶滅したと言われています。
でも、もし過去にさかのぼって、それらの生物を見ることができたなら?
そして、現代に連れて帰り、保護することができたなら?
その夢を実現させるのが、この“プレヒストリック・パーク”です。
自然動物学の権威ナイジェル・マーヴェン博士が、時空の壁を越え、絶滅に瀕した動物たちを捕獲し、現代に設立された究極の動物保護区“プレヒストリック・パーク”に保護していきます。
白亜紀末期の北米でのティラノサウルスの救出や、1億2千5百万年前の中国での羽毛恐竜ミクロラプトルの捕獲など、夢と冒険が満載のエンターテイメント作品です。
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と書かれていて、実際の映像の内容も同様です。

子供たちは喜んで見ていましたが、僕は違和感を感じました。
タイムマシーンを使って、絶滅する動物たちを助けるプロジェクト。

人間って、そんなに偉くなっちゃったのかなと感じました。
そんな人間像は考えたくないし、バーチャルな部分でそれが可能なような印象を子供たちに与えてしまうのはやめて欲しいと思いました。

自分も年を取り夢の見られない人間になったのかな。
どうなんだろうか。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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