2011.05.03
生活 / くらし

頑張れ郡山市

4月27日に行った校庭表土除去後の放射線量測定結果が郡山市から発表されました。

地表から1cm
薫小学校    除去前 4.1 → 除去後 1.9
鶴見坦保育所  除去前 4.5 → 除去後 0.9 

地表から50cm
薫小学校    除去前 3.3 → 除去後 1.6
鶴見坦保育所  除去前 3.1 → 除去後 0.9

随分減ったようです。
原市長のコメントで、「費用はかかっても子どもたちの安全には代えられません」と書かれていましたが、郡山市がその費用を出す必要はありません。

国にこの作業が必要であることを認めさせて、東京電力に費用を支払わさせれば良いのです。

教育委員会も頑張ってくれているようです。
我々が安心して子育てを続けられるようにお願いします。

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教育委員会の通知の字が小さいので、下記に示します。

平成23年4月26日

郡山市教育委員会

環境放射線モニタリングに基づく教育活動について

各小中学校の保護者の皆様方には、本市教育に対し日頃より温かいご理解とご支援を賜り、厚く 御礼を申し上げます。
さて、過日、文部科学省より環境放射線モニタリングの結果に基づく、学校の校舎・校庭等の利 用判断における暫定的な目安が公表されました。

○ 年間の暫定的な許容放射線量 1~20mSv/y
○ 1時間あたり3.8μSv/h以上の学校は、屋外活動を1日あたり1時間以内に制限
○ 1時間あたり3.8μSv/h未満の学校は、特段の制約なし

 

つきましては、その目安を一つの指針にしながらも本市小中学校においては、できるだけ年間の 許容できる放射線量を少なくできるよう、5 月より下記の通り教育活動を行ってまいりますので、 ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

1 3.8μSv/h以上で国の制限下にある学校は、国の基準に従い屋外活動は1時間以内となりますが、屋内での活動を極力実施してまいります。 なお、校庭の表土の除去と合わせ校舎及び校舎周辺の除染を行い、制限解除を目指します。

2 その他の学校は、国の目安では制約はありませんが、本市においては、制限下の学校周辺及び比較 的モニタリング数値が高い学校(教育委員会指定15校)は、校庭の表土の除去と合わせ校舎及び校 舎周辺の除染を行い、数値が下がるまで校庭での活動を自粛します。部活動など外での活動は、他の 施設などを使う場合は3に準ずることとします。

3 1,2以外の学校においても、国の目安では制約はありませんが、児童生徒の1日の学校生活を具 体的にシュミレーションし、体育など屋外での活動を1時間以内、部活動を2時間以内とします。た だし、体育の時間はできるだけ屋内の使用に努めます。

4 3の学校においても、部活動など外での活動については、次の点に留意して行います。
○雨天時や風が強く砂ぼこりなどがひどい場合は行いません。また、活動後のうがい、手洗い、洗顔などを励行するようにします。
○放射線による健康被害を心配し、活動を自粛させたい場合はその旨を学校に伝えてください。決して強制するものではなく、そのことにより不当な扱いを受けたりすることはありません。

5 登下校の際は、マスクや帽子の着用に心がけ、雨天時には傘をさすなどできるだけ濡れないようにするとともに、外出後の手洗い・うがいの励行や水たまりや砂場等で遊ばないよう指導します。

6 学校においては、今後、放射線測定機を整備し、環境放射線モニタリングを行いながら児童生徒の安全安心に配慮した活動に努めてまいります。

2011.05.03
生活 / くらし

そこまで妨害するのか。

「老婆心ながら守秘義務」と官邸、小佐古教授に

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そこまで妨害するのかと感じてしまう。
こういうことが起こるまでは、年間20ミリシーベルトはやむ得ないと思っていました。
我々に申し訳ないと言ってくれて、出来る事はやりますと言って、校庭や公園の表土を取り除く作業を国や東電がやってくれればそれはある程度仕方ないと思うのに、これだけ徹底してやられると不信感は強くなります。

どなたか、小佐古教授を国会に参考人として呼ぼうとする人はいないのでしょうか。

2011.05.02
生活 / くらし

東電に責任無いと言う議員

東日本大震災:自民・吉野正芳氏、東電免責求め 税金で全て賠償、首相否定--衆院予算委

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この記事見て、この吉野という議員はどこの議員か調べ絶句しました。
福島5区選出で、いわきのようです。

昨年全電源喪失を経験しながら対策を講じなかった東電です。
津波に対しても、震源地に近い女川は事故を起こしていません。

このような人が福島の代表であると言う事が信じられないです。

2011.05.02
仕事 / 職場
生活 / くらし

なんだかなーと思います。

このブログは、『援腎会すずきクリニックのいい透析への道』と言う題名ですが、最近は放射能との戦いの道みたいになっていますね。

前にも書きましたが、僕自体は生活している上では放射能はあまり気にしていません。

朝、クリニックまで3kmの道をマスクせずに徒歩通勤しています。

妻よりマスクくらいしたらといわれていますので、今後はしようかなと思いますが、運動中のマスクは汗かくのですよね。

一昨日も駅に行きましたが、大人でマスクをしている人はかなり少数派です。

まあ、なれちゃったというのが本音かもしれません。

 

ただ、子供が受ける放射能を少しでも少なくしたいという気持ちと、国民の生活を守るとか言っている人たちが、自分たちの都合で物事を決めてしまうことが許せないだけです。

 

少なくとも、ある程度の地位にいる方は、自分の立ち位置をわきまえて発言して欲しいです。

まあ、職員からお前が言うなと言われそうですけどね。

 

2011.05.01
生活 / くらし

校庭利用基準に民主党内からも批判

< 2011年5月1日 16:25 >

 1日の参議院予算委員会で、福島第一原子力発電所の事故に関連して、政府が年間の放射線量20ミリシーベルトを上限に小学校などの校庭利用を認めていることについて、与党・民主党内からも批判の声が上がった。

 民主党・森ゆうこ議員「年間5ミリシーベルトが放射線管理区域の基準値です。その4倍の20ミリシーベルト、これをなぜ子供たちの学校安全基準値にしているのか。私はこれ、絶対認められないと思うんですよ。いかがですか」

 高木文科相「国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告に基づいたものでございます。いわゆる年間20ミリシーベルトというのはあくまでも上限で、私たちは1ミリシーベルトを目指して線量の軽減を図っている」

 森議員は、福島・郡山市の小学校で校庭の土を削り取ったことについて、「新学期前に政府として取り組むべきだった」と指摘する一方、「年間20ミリシーベルトという基準は認められない」と述べた。

 これに対し、高木文科相は「放射線のリスクを甘く見てはいけないと思っている」と述べた上で、基準は国際的な専門機関などに従ったもので、現時点では基準を変更する考えのないことを強調した。

 

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質問しているのが新潟県の国会議員。

福島・郡山の国会議員も頑張ってほしいです。

正式な委員会を開かず、2時間弱で基準変更を決めたり、おかしなことばかりです。

1ミリシーベルトを目指している人が、校庭の表土を取り除くことをやめさせようとしています。

 

http://www.egawashoko.com/c006/000330.html

 

江川紹子さんが、原子力研究開発機構安全研究センターの研究主席の方に電話で聞いた内容が書かれています。

原子力安全委員会で『適切でない』と言っているそうです。

与党・野党の有力な国会議員の方たちも声を上げています。

頑張ってください。

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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