原発再稼働―なぜ、結論を急ぐのか
http://www.asahi.com/paper/editorial20120327.html
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こちらは東京新聞の記事です。
日本は地震が多い国ですので福島県以外の地域でも、他人ごとでは無いです。
4号機が爆発したのは、3号機でベントした水素が4号機に入り込んだからですよね。
その事を考えれば、ベント弁を独立させる事は当たり前です。
もちろん、ベントフィルターも絶対必要です。
福島は免震棟があってそこで作業員が寝泊まりしていましたが、免震棟さえ無い原発が有ると言うことも驚きです。
しかも、規制や監視が全くされていないと言うのです。
普通は災害が起こってから対策が遅かったと後悔して次の事態に対する対策を行うものです。
現在は、災害が起こったのに次の対策を行うと言う事を無視しようとしています。
やはりみんなで声を上げなければならないでしょう。
Mozilla Japan のワークショップに参加しました。
日曜日に子ども達とビックアイに遊びに行きました。
目的は土曜日から行われていた春休み特別企画「ロボットで遊ボット!」のはずでした。
しかし、1階でMozilla Japanによる「Web の力で世界へ羽ばたこう」をテーマとしたワークショップが行われていて、楽しそうで参加してきました。
http://www.mozilla.jp/blog/entry/7984/
最初は1階でいくつかの企画に参加して、その後7階で本格的なワークショップに参加してきました。
長男は、簡単にプログラミングができる「Scratch (スクラッチ)」と言うワークショップに参加しました。
自作の動物を描き、もぐらたたきゲームを作って大喜びでした。
僕と次男は、手書きの絵などでカスタマイズした自分ブラウザを作る「Domova (ドムーバ)」と言うワークショップに参加しました。
次男に書いてもらった絵をブラウザの画面として使える用になりましたので、現在使用しています。
たくさんの方が福島の子ども達のためにいろいろな企画を考えてくださっています。
とても感謝しています。
今回は僕も便乗してブラウザを作る事が出来ました。
ありがとうございます。
[医療解説] 腎臓リハビリ… 透析中に運動、体調維持
読売新聞の医療サイトに当院でも以前から取り組んでいる腎臓リハの話題が載っていました。
このブログの記事は、
http://blog.m3.com/ennjinnkai/20080730/1
をご覧ください。
新聞の内容は、
レストレスレッグス症候群(RLS)への試み5
RLSスコアの経時的変化です。
3ヶ月後入院中だった1名を除く、8名での集計結果です。
開始時、平均22.1だったスコアは、1ヶ月後15.5、3ヶ月後6.6と
有意差を持って低下していきました。
このうち、2名は3ヶ月後にスコア0と、症状消失しました。
レストレスレッグス症候群は、身体末端の不快感や痛みによって特徴づけられた慢性的な病態であり、発生頻度は透析患者の20~40%にも達するといわれています。
当院におけるRLS患者は9名(全体の13%)でした。
これらの方に、補液量を調節し、Alb漏出量を3.5g程度に抑えながら、α1MG除去率を30%程度にあげることで、レストレスレッグ症候群の症状は軽減・消失しました。
このことから、アルブミン領域にもおよぶ大分子量物質の除去効率が、腎不全で蓄積する物質から起こるRLS治療に深く関与していると考えられました。
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以上で今回のシリーズは終了です。
コメントお待ちしています。
レストレスレッグス症候群(RLS)への試み4
Ⅴ型のAPS-21Eと、Ⅳ型のFDY-210GWのα1マイクログロブリン除去率の結果です。
APSでは変更前9.1%だった除去率が変更後28.6%に、
FDYでは変更前8.4%だった除去率が変更後32.1%に、
除去率はどちらも有意に上昇しました。
どちらの膜も30%程度の除去率を達成することが出来ました。
α1マイクログロブリンは、アルブミンに比べると小さいですが、かなり大きな物質です。
このクラスの物質を除去しようとすると、アルブミンも除去してしまい低蛋白になる可能性が有ります。
そのため、透析廃液にどのくらいのアルブミンが漏出しているかを1名の方で検証したところ、APSが3.7g、FDYが3.5gと、1回の透析で除去されるアルブミン量は4g未満となっていました。
このスライドは、アルブミンの漏出量が1名でしか検証できなかったため、9名の血中アルブミン濃度、および栄養指標であるGNRIの経過をグラフとしました。
膜変更後、Alb3.5未満、GNRI100未満まで悪化した場合は
今回の検証を中止することも考慮していましたが、そのような方はいらっしゃらなく、明らかな栄養状態の悪化は見られませんでした。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。