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2012.04.23
研究
生活 / くらし
その他(一般)

食品中の放射性物質の新たな基準値について2

放射性核種はセシウムだけではありません。
放射性ヨウ素、ストロンチウム、プロトニウムなどがあります。

ただ、放射性ヨウ素はもうすでに放出されていませんので、ストロンチウムやプロトニウムを規制の対象としていると書かれています。

ストロンチウムやプルトニウムは、測定に時間がかかるため、生体への移⾏濃度を計算することで、セシウムに換算して計算しているようです。
このストロンチウムやプルトニウムは、原発に近い地域できちんと測定していないことを問題としている方達の発言を時々聞きます。

我々としては、心配に感じる事の一つです。

一般食品の基準値の考え方です。
郡山で生活している我々は、それなりの外部被曝を浴びています。
原発事故が落ち着いた現在でも、年間にすると1-2mSvくらいの外部被曝は避けられないと思います。

そこで、内部被曝量を1mSvくらいにしてもらえると我々としても安心です。
飲料⽔の線量を約0.1 mSv/年として⼀般⾷品は差し引いた約0.9 mSv/年となり、それによる基準値が100 Bq/kgとのことです。

干し椎茸などの事が書かれていて、水を戻した状態で検査をすることになったことが書かれています。
これは生産者の方達には朗報ですが、我々消費者にとってはこの様な食品についてはこれまで以上に厳しい目で見る必要が出てきたと言う事です。

そして、経過措置についてもきちんと頭に入れておく必要があります。
米や牛肉は半年後からです。
大豆類は来年の1月からです。

なんだか来年までに数値の高い食品をさばけるような抜け道を作られた感じがしてしまうのは僕だけでしょうか。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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