第15回在宅血液透析研究会
4月7日の土曜日と8日の日曜日に山形県の天童温泉で第15回在宅血液透析研究会が開催されました。
今回初参加でしたが、この会は毎回患者さんと医療者が集まって行う研究会とのことです。
今回の目玉は、グレート義太夫さんの講演と大会長の矢吹嶋クリニック政金生人先生との対談でした。
義太夫さんは糖尿病から腎不全になって血液透析を受けている方です。
糖尿病が発症して透析治療を受けるまでの事が書かれた、
『糖尿だよ、おっ母さん!』
なんて本を出している芸人さんです。
今回も自虐ネタ炸裂でした。
今回の講演の様子は、グレート義太夫オフィシャルブログにも詳しく書かれています。
その後のウェルカムパーティーでは、もちろんグレート義太夫さんと記念写真撮影。
当院スタッフはサインももらっていました。
患者さん達との合同夕食会のメニューは減塩食。
ダイエット中の院長はそれでも少し残す様にしましたが、お酒はしっかりいただきました。
いつもの様に学会で活躍されている先生方と情報交換及び交流が出来てとても楽しい時間を過ごす事が出来ました。
以前、僕の事を漫画に書いてくれた『透析バンザイ』著者のバンザイさんにも久しぶりにお会い出来てうれしかったです。
http://blogs.yahoo.co.jp/bannbann0821/25895756.html
次の日は、バンザイさんの在宅透析を受けている患者さんとしての悩みも講演で聞くことが出来てとても勉強になりました。
また、現在在宅透析を行っていく上で問題となる医療廃棄物の事や、治療費のことも聞くことが出来て、在宅血液透析と言う治療がこれまで考えていたよりも身近に感じられました。
来年は、神戸で坂井瑠美クリニック主催です。
- 2012.04.06
- 生活 / くらし
幼稚園給食から放射性セシウム
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120405/k10014248141000.html
まあ、当然起こりうる事ですね。
今は平常時でないです。
原発事故後であり、汚染されている状況です。
食品について言えば、福島だけの問題ではないです。
福島米の取引も徐々に回復してきているそうです。
外食産業が安価な食材を使うのは当たり前ですし、日本国内どこにでも流通します。
今後は、きちんと調べている福島県の食材の方が安全かもしれません。
http://www.new-fukushima.jp/monitoring.php
福島県の農林水産物モニタリング情報です。
現在、何が安心で何が危険なのか一目で分かります。
数値の高い食材は使わない事が大切です。
いわきに行ってきました2
おそばを食べて満腹になった後は、アクアマリンふくしまに行ってきました。
実は、一昨年の12月に年間パスポートを購入して、1年に3回は来るつもりだったのですが、震災もありなかなか来れませんでした。
震災後の休館期間も有るからまだ使えるだろうとパスポートを持って行きましたが、アクアマリンふくしまは昨年7月には再開していて、パスポートの延長期間は今月までで、パスポートがギリギリ使える状態でした。
本当は3回は来ないと元は取れないのですが、取りあえず2回は入れたのでやむなしと言うところです。
アクアマリンふくしまは以前と全く変わらず、たくさんのお魚が我々を楽しませてくれました。
タッチプールでヒトデやなまこを触って子ども達は大喜び。
最後はお面を作って楽しい一日が過ごせました。
いわきまでは1時間半はかかりますが、今後も時々出かけてみようと思います。
食品中の放射性物質の新たな基準値について1
食品の暫定規制値が平成24年4月1日から改訂されました。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/120117-1-03-01.pdf
福島県に住んで今後も生活していくものとして、⾷品の規制値が変更されると言うことは、しっかり理解しておく必要があります。
そこで、今回ブログに載せる事としました。
まずは、これまでの暫定規制値についてです。
⾷品からの被ばくに対する放射性セシウムの年間の許容線量を5mSvと 設定し、⾷品カテゴリーごとに割当てを行って、
飲料⽔と⽜乳・乳製品が200Bq /kg、野菜類、穀類 、⾁卵⿂その他が500Bq /kgと設定されていました。
原発事故直後ですから、ある程度仕方がない事でしょうが、やはり生活している我々にとっては基準値は非常に高いもので、受け入れられなく県外に避難された方がたくさん出ました。
新たな基準値は、年間の規制する線量を5ミリシーベルトから年間1ミリシーベルトに基づく基準値に引き下げたものです。
飲料水が10/kg、牛乳が50/kg、一般食品が100/kg、乳幼児食品が50/kgとなりました。
なぜ、そのような数値になったかというと、飲料水すべての⼈が摂取し代替がきかず、摂取量が⼤きいため、WHOが指標としている10 Bq/kgとなったそうです。
我々にとっては、たとえ原発事故直後であっても、200 Bq/kgは高すぎたのではと感じてしまいます。
少なくとも、3ヵ月後くらいには今回の数値にしても良かったのではと思います。
その他の食品については、表をご覧下さい。
いわきに行ってきました。1
日曜日にいわきに行ってきました。
高速無料化が3月31日(土)で終了してしまい、49号線で行ってきました。
目的は、年間パスポートを持っているアクアマリンふくしまと友人の実家でやっているいわき・ら・ら・ミュウのおそば屋さんに行くことでした。
震災後初めていわきに行きました。
海岸線をちょっと走ったところ、基礎の部分が残った元は家だった場所がたくさんあり、当時の津波による被害を感じました。
ら・ら・ミュウに着きました。
目的の〝そば処 心平庵〟を見つけました。
このお店は、大熊町で歯科医院を経営していて、原発事故で郡山に避難した後は、避難所だったビックパレットで歯科診療を続け、現在も大玉の仮設診療所で診療を続けている新妻学先生のご家族が経営しているお店です。
新妻先生とは、震災後に仲良くなり、時々一緒に食事をさせて頂いていますが、彼の献身的な姿勢には頭が下がります。
おそばです。
僕もそば好きなので、美味しいそばは判ると思っていますが、本当に美味しいそばでした。
このお店のそばは自信を持ってお勧め出来る味でした。
長男はソースカツ丼を頼みました。
一切れもらいましたが、このカツも柔らかくとても美味しかったです。
このソースカツ丼もなかなか食べられません。
両方合わせて、☆☆☆☆☆でした。
これは、友人のお店だからと言う訳で無く、本当にお勧め出来ます。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。