第57回日本透析学会総会
今週は、第57回日本透析学会総会が札幌で開催されます。
援腎会すずきクリニックは本日より土曜日まで休診となります。
透析に関する最新情報や知見を勉強して、日々の診療に役立てて行きたいと考えております。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
- 2012.06.18
- 生活 / くらし
大飯原発再稼働/「福島」を忘れ去るつもりか
- 2012.06.17
- 生活 / くらし
大飯の安全性について
福井県の原子力安全専門委員会が2ヵ月のスピード審査で「安全性」にお墨付きを与えましたが、委員の半数が原発関連企業から寄付を受け取っていると言う記事です。
しかも、福島第一原発事故後も委員のうちの2名が原発関連企業から寄付を受けていたと言う事も書かれています。
原発マネーを受け取った人が、安全性を検討する委員でいると言う事は問題ですし、その任命を行った方も問題だと思いますね。
南相馬10日間の救命医療
南相馬10日間の救命医療―津波・原発災害と闘った医師の記録
太田 圭祐 (著)
昨年3月に南相馬市立病院に勤めていた医師が、
震災直後のトリアージを含めた救急患者への対応
原発が爆発した後の恐怖に対して立ち向かっていかなければならなかった状況
についての記録を書いた本です。
郡山でも、原発が爆発して多くの人が逃げ出しました。
総合病院以外の医療機関の多くが休診している状況で、透析クリニックは診療を続けていかなければなりませんでした。
南相馬に比べれば、郡山の状況はかなり恵まれていましたが、とても辛かったことは思い出します。
読みはじめたら、あっと言う間に読み終わってしまいました。
多くの方に読んで欲しい本であると思います。
- 2012.06.15
- 生活 / くらし
原発再稼働に反対する意見書
南相馬市議会から政府に出された原発再稼働に反対する意見書です。
関西電力大飯原発の再稼働の動きについて
福島第1原発の事故原因が究明されていないこと
政府がとりあえずやるべきとした「安全対策」され取られていないこと
事故が起こった場合の放射能被害の予測も住民避難計画もないこと
などを理由に「無謀きわまりない」と指摘しています。
さらに、
福島原発事故から1年3ヵ月経過したにもかかわらず、避難者数は16万人台で推移し、除染も賠償も進まず、多くの福島県民、南相馬市民は先行きに展望を持てない状況にあり、今後も長く続く事が予想される。
このような事態を繰り返さないために、原発は再稼働しないよう強く求める。
と書かれています。
もっともな意見であると考えます。
本願寺からも同様の声明が出されています。
県外に出ると、原発事故の話はもう過ぎ去った事の様に感じます。
福島県内では現在でも進行中である事を忘れないで欲しいといつも考えています。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。