2012.07.30
生活 / くらし
趣味

日曜日は大忙し。腎友会サミットと透析医会、そしてマネッキー

 

日曜日は朝から大忙しでした。

 

郡山市の障害者福祉センターで朝9時半から、当院腎友会の総会である腎友会サミットが行われました。
当院腎友会会長さんから挨拶があり、その後院長の僕から挨拶をさせていただきました。
当院で行っているしっかり透析についての現状と今後の抱負をお話させていただきました。

僕は途中で退席しましたが、当院に転院した1年前から5時間のオンラインHDFを受けている方から、β-2マイクログロブリンの数値が下がり握れなかった手が握れる様になったと言う話も出たそうです。
現在は週4回透析を受けていてさらに調子が良くなったなどの話が出て、自分も週4回透析が受けたいとか、5時間透析に時間を延長したいと言う積極的な意見も出されたようです。

実は10時すぎに退席した後は、日本透析医会福島県支部の理事会と総会に出席していました。
東日本大震災の経験からこれからの福島県の災害対策をどう行っていくかなど、たくさんの議論が行われました。

その後の学術講演会では、日本透析医会副会長の隅博政先生から、

「災害時の人工透析提供体制の確保
 ~都道府県透析医会の役割と情報伝達~」

と言う演題で災害時の情報伝達を中心にご講演をいただきました。

福岡県の災害対策を担当された先生は、周囲から福岡では地震は起こらないと言われながらも、様々な災害対策を立案したそうです。

そのアイデアは震災を経験した我々にとっては、もし震災の時に有ったらと思えるものばかりでした。
もちろん、その後起こった福岡県西方沖地震ではその効果がフルに発揮されたそうです。

講演会後の懇親会でもいろいろなお話を聞くことが出来て大変有意義な日曜日になりました。

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話題は変わりますが、16時頃自宅に帰り、待ちかねていた家族と共に最近よく行く“まねきの湯”に行ってきました。

ここにはたくさんのお風呂が有って、ゆっくりくつろげて楽しいです。
お風呂に入った後は、マスコットのマネッキーとのじゃんけん大会で盛り上がりました。

今回は、子供たちもステージに上がってダンス大会

その後がまた凄かったです。

古典奇術 手妻 のショーもありました。

出演は、藤山晃太郎さんという方で、二年連続日本奇術協会 ベストマジシャン受賞しているそうです。
なんで、そんな凄い人が別料金無しに出てくるのかと思いつつ、一番前で見ていましたが、芸術とマジックが絡み合ったような技を見る事が出来てとてもラッキーでした。

これは、子供たちが手に持った布の上にお米を置いて、それを藤山さんが混ぜるのですが、だんだんお菓子になっていくと言う芸です。
とても不思議だったです。

忙しい1日でしたが、楽しい1日でもありました。

2012.07.30
診療
開業 / 病院経営

医療事務(正職員)募集

援腎会すずきクリニックでは医療事務スタッフを募集しています。
業務は、外来受付医事業務で、正社員を募集しています。

(パソコン業務が出来る方優遇)

勤務時間は、

月・火・水・金/午前8:30 ~ 12:30  午後14:30~ 18:30
木・土/午前8:30 ~ 12:30

祝日・日曜・木曜午後・土曜午後が休日となります。
年末年始、お盆休暇あり

選考方法は、書類審査および面接です。

自筆の履歴書( 写真付き) をご郵送願います。

2012.07.27
診療
開業 / 病院経営

テレビコマーシャル

郡山市西部自動車学校北側
人工透析と泌尿器科の専門医
援腎会すずきクリニック
院長 鈴木一裕より
残暑お見舞い申し上げます

今年も8月10日(金)から8月14日(火)までの間に援腎会 すずきクリニックのテレビコマーシャルをテレビユー福島(TUF) で放送いたします。

8/10 09:55~10:50 はぴスタ
     13:55~14:55 ドラマフォーカス
8/11 06:45~07:30 サタデーすぱっと
8/12 13:55~14:00 TUFお天気情報
8/13 09:55~10:20 はぴスタ
     13:50~13:55 午後ネタ!
     15:54~16:53 時代劇シリーズ
8/14 06:00~07:00 みのもんたの朝ズバ!
     18:55~19:00 ラブリーTUF

もし、たまたま見た方がいらっしゃいましたら、ブログのコメント欄に見たよと一言お願いします。

2012.07.26
生活 / くらし

自主避難

民報新聞の記事です。
家族が第一原発事故で自主避難している家庭の割合が8.5%あるそうです。
相双地区が16.7%と最も多く、県北県中地区が9.2%だそうです。

僕の考えでは、我が家がある郡山市の高線量地区でも自主避難するほどの放射線量では無く、気を付けて生活すれば十分生活出来る環境だと考えています。
ただ、室外の放射線量が高いため、子ども達を外で遊ばせることはちょっとためらうのも事実です。

でも、県外に行くと全くこのことが忘れ去れていて、安全性の確認もせずに原発を再稼働させようとしています。
また、県内でも、行政を中心に大丈夫だ運動を盛んに行っています。

これだけの方が自主避難している状況を周知させることは、福島の住民が我慢して生活しなければならない状況を打破する為にも重要な事だと考えております。

2012.07.26
診療
研究

慢性血液透析患者におけるレボカルニチンの有用性の検討6

考察です。


今回の検討で、栄養状態としてDW、alb、GNRI、筋肉量、脂肪量について検討しましたが、有意な変化は認めませんでした。
若干アルブミンは上昇傾向にあり、栄養状態の悪い患者さん達で悪化していなかった事は良かったことです。

心機能の指標としてCTRの経過も同様でした。

今回一番注目すべきは、腎性貧血に対する効果です。
HbはESA製材でコントロールしているため、若干上昇傾向にあるものの、有意な変化を認めませんでした。
ESA使用量は、全体及び低栄養の患者で使用量が減少していました。
しかも、GNRI91未満の低栄養患者では、平均使用量が7176単位から2694単位に減少していました。

さらに、9000単位/週以上のESAを使用している患者数は、L-カルニチンの投与により3人から0人になっていました。

このことは、L-カルニチンがESA抵抗性の貧血に有用出ある事が示唆される事です。

まとめです。

L-カルニチンの投与により、栄養状態や心機能の改善は認めなかったが、低栄養の患者でも低下する事無く推移しました。

ESA使用量は、有意差は無かったが使用量が減量出来る傾向にあり、EPO抵抗性への効果が示唆されました。

今後は、L-カルニチンの増量と1年以上の長期成績について検討したいと考えています。

 

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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