内覧会にアクセス研究会セミナー
13日の土曜日はとても忙しい一日でした。
午前中は通常の泌尿器科・内科外来を行い、午後から個室透析センター内覧会を行いました。
内覧会開催に際し、関係各所からたくさんのお花を頂戴いたしまして誠にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。
また、内覧会にはたくさんの方が来院くださりました。
こちらも誠にありがとうございました。
一番ちっちゃな訪問者、当院を寿退社した事務さんが家族連れで来てくれました。
どうもありがとう!
内覧会は14時から17時まで行いました。
その後、第15回日本アクセス研究会セミナ-のイブニングセミナーが18時からあり、参加してきました。
「バスキュラーアクセストラブルの早期発見~管理から治療まで~」
非常に分かりやすい内容でした。
そして、14日は朝8時から丸一日透析に関するアクセスのセミナ-が行われました。
モーニングセミナーの「バスキュラーアクセス狭窄・閉塞に対するVAIVT」から始まって、
「瘤」
「過剰血流」
「透析患者の中心静脈病変・静脈高血圧症」
どのご講演も非常にまとまっていて分かりやすかったです。
特別教育講演で
「血管アクセスの現状と今後の課題 ~医師、看護師、技師の関わり方と連係~」
ランチョンセミナーは
「バスキュラーアクセスのベッドサイドモニタリングの実際 -診察から超音波まで-」
を聞きました。
午後は、
「感染」
「バスキュラ-アクセストラブルと超音波」
「穿刺/血管痛」
で終了となりましたが、どのご講演も勉強になる内容でした。
当院からも院長を含め10名のスタッフが参加しましたが、参加して良かったと言う意見をたくさん聞く事が出来ました。
土曜日、日曜日と忙しかったです。
その分、海の日の月曜日は休ませてもらいました。
今週末には、記念講演会と2回目の内覧会があります。
気を引き締めて頑張って行きたいと思います。
ウィークリー今週号
講演会の紹介記事を今週配布のウィークリーに載せて頂きました。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
南三陸に行ってきました。
少し前の週末に家族で南三陸町に行ってきました。
個室透析センターの記事でアップするのが遅くなってしまいました。
泊まったのは、南三陸ホテル観洋というホテルです。
多分、南三陸町で一番大きなホテルかと思います。
以前から、時々旅行雑誌で取り上げられていて、海の幸がとても美味しそうで気になっていました。
東日本大震災による大津波で大変な被害を受けている地域にあるホテルですので、気になってホームページを見てみたのですが、ホームページを見て是非とも行ってみたいと思いました。
と言うのは、語り部バスと言うバスを出していたからです。
スタッフが震災を風化させないために語り部として南三陸町内を案内してくれると言うのです。
と言うことで、出かけてきました。
南三陸町までは、福島からですと十分に車でも往復出来る距離にありますし、電車で仙台に行った場合も、ホテルの無料送迎バスもでています。
ホテルの部屋からは南三陸町内がよく見えます。
海鳥がやって来て、ベランダに停まります。
ちょっと良い写真が撮れたので載せてみます。
ただ、iPadで撮った写真ですので、写真の質はご容赦ください。
名物、キラキラウニ丼です。
全くホウ酸で処理していないウニを使っています。
美味しかったです。
今回の旅行のもう一つの目的でもあります。
翌朝はお天気に恵まれました。
朝9時に語り部バスは3台で出発しました。
やはり、多くの方が関心を持っているんだと思いました。
これが、町役場職員の女性が最後まで叫び続けたと言う事で知られている防災庁舎です。
http://memory.ever.jp/tsunami/higeki_bosai-tyosya.html
この庁舎で42人の方が犠牲になったそうです。
この3階建ての建物の屋上を2mも上回る津波が押し寄せたなんて全く想像出来ません。
現在でも多くの花が捧げられています。
語り部のホテルの方のお話はとても熱かったです。
その方自身が被災して、現在は仮設住宅にお住まいだそうです。
ご家族は大丈夫だったそうですが、多数の友人を失ったと話されました。
以前、この場所には町役場が有って、住宅がたくさんあったそうです。
全てを津波が押し流してしまい、現在は建物の基礎しか残っていないのが現状です。
この状況を全国の方に知って欲しく、語り部になったと話してくれました。
僕は、津波で流された地域の被害は大変ではあるが、放射線被曝が今後もずっとつきまとう福島に比べたら復興は早いのでと考えていましたが、これだけ広い土地の全ての物が無くなってしまった状況を見て、自分の考えが間違っていたことが分かりました。
復興予算、無駄遣いが問題になりましたが、ここに暮らす方達の事を考えたら無駄遣いは出来ないと思います。
最後に、彼が言ったことは、ここでは暮らせないと離れていった方もいるが、自分が生まれ育ったこの土地で頑張って生きていく事が自分の使命であると言う話でした。
自分にとって、郡山は生まれ故郷では有りませんが、子供たちの生まれ故郷ですし、親戚や友人がたくさんいる土地です。
我々も郡山で頑張って行かなければと改めて実感しました。
南三陸町は、漁業と観光の町だそうです。
最後に、たくさんの皆さんが足を運んで欲しいと話してくれました。
ブログを見てくれた方も多くの方が足を運んでくれるようにと思います。
13日の内覧会について
援腎会すずきクリニックでは、
7月13日土曜日 午後2時から5時
7月21日日曜日 午後2時から5時
個室透析センターの内覧会を行います。
7月13日14日は郡山市で第15回 日本アクセス研究会セミナーが開催されます。
7月13日は、午後6時からイブニングセミナーがビューホテルアネックスで行われます。
県外からお越しの方もいらっしゃると思いますので、
郡山駅 → 援腎会すずきクリニック → ビューホテルアネックス
のルートで送迎バスを運行させることとしました。
個室透析センターを見学したいと希望される方は、是非ともご利用ください。
ホールボディカウンターを受けてきました。
僕が現在住んでいる地域は、郡山でも最も線量の高い地域です。
今回市役所より通知があり、ホールボディカウンターを受けてきました。
検査も早かったですが、あっと言う間に結果が来ました。
予想通り感度以下でした。
多分郡山に住んでいる方のほとんどの方が感度以下だと思います。
一部、家庭菜園をしていたり、山菜・キノコを採ってきて検査をせずに食べている方がいたらそれなりの数値が出るかもしれません。
まあ、予想通りの結果ではありますが、皆さん検査は受けた方がいいです。
受けましょう。
検査は意義があります。
『心配なのは子供達で大人が受けても関係無い』とお考えの方もいるかもしれません。
そんなことはありません。
子供達は、検査を受けた給食以外は大人と同じものを食べていると考えてもいいと思います。
だから、大人の検査をすれば一緒に住んでいる子供達のデータの指標になります。
更に、子供達は放射性物質の排泄も大人に比べ早いです。
ですから、体内に蓄積しやすい大人で感度以下であれば、同じものを食べている子供達は感度以下と考えていいと言う事になります。
以上のことから、大人の内部被曝検査は同居する子供の内部被曝量を確認する為にとても重要なんです。
皆さん、検査の案内が来たら面倒くさいと思わず是非とも受けてください。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。