- 2013.10.31
- 診療
週当たりの透析時間と血流量の分布
最近、透析時間を延ばしたいという希望の方が数名続いています。
4時間から5時間に延長希望の方と4時間半から5時間に延長する方が2名いらっしゃいます。
先月は週3回5時間の方が4回行いたいと希望されました。
現在、週4回の方は7名となっています。
と言うことで、週当たりの透析時間の平均は14.7時間となりました。
1回当たりの透析時間は4.9時間です。
平均透析時間は目標としている5時間までもう少しです。
透析時間は、透析者にとって独立した予後規定因子です。
来月には長崎で、長時間透析研究会in長崎が行われます。
これからも十分な透析が提供出来るように、患者さんが元気で長生き出来るように、しっかり透析頑張ります。
インフルエンザワクチン接種のお知らせ
援腎会すずきクリニックでは、10 月 10 日よりインフルエンザワクチンの接種を開始しています。
【接種時期】
10 月 10 日よりワクチンの在庫がなくなるまでです。
お電話で確認ください。
【ワクチン接種日】
月・火・水・木・金・土 10:00〜12:00
月・火・水 金 15:00〜17:00
【接種料金】
初回 3000円
2 回目 2000 円
郡山市に住民登録のある65歳以上の方及び60歳以上で身体障害者手帳1級をお持ちの方は公費補助があります。
月曜日から金曜日の午後5時までで、1回1050円の接種となります。
公費補助の期間は12月14日までです。
ワクチン接種の有効性や摂取のリスクについては厚生労働省ホームページをご覧ください。
第19回日本HDF研究会に行ってきます。
明日10月26日土曜日から27日日曜日にかけて東京秋葉原のベルサール秋葉原で、第19回日本HDF研究会が開催されます。
台風が来ていて天候に不安がありますが、スタッフ数名と参加してきます。
また、当院からは以下の2演題を発表します。
【O-63】カーボスターP とキンダリーAF2号の採血データ比較
援腎会すずきクリニック ○鈴木一裕,鈴木翔太
【O-69】血液流量増加と治療時間延長の比較 〜MFX-21Seco を使用した前希釈オンライン HDF で の検討〜
援腎会すずきクリニック ○鈴木翔太,伊東 健,澤本奈々重,入谷麻祐子,二階堂三樹夫,鈴木一裕
当院で行っているしっかり透析をアピール出来る機会ですので、頑張ってきたいと思います。
第9回長時間透析研究会
来月11月10日の日曜日に長崎ブリックホールで第9回長時間透析研究会が行われます。
テーマは、 長時間透析の光と影
キャッチコピーが 「日本の透析を今一度洗濯いたし申し候」
です。
http://longhd9.kenkyuukai.jp/special/?id=9400
大会長の前田兼徳先生は、しっかり透析を目指す仲間として頑張っている先生です。
僕も、長時間透析研究会指定のセッションで
「長時間高血流透析 VS 長時間低血流透析」
~どちらがいいの?~
と言うディベートに参加いたします。
高血流透析派として、腎内科クリニック世田谷 菅沼信也先生と援腎会すずきクリニック 鈴木一裕が演題発表します。
そして、低血流透析派である、
かもめクリニック 西山敏郎先生と金田浩先生が演題発表して最後に両方の代表者が2分間スピーチを行って高血流と低血流の主張を繰り広げます。
最終的に会場聴衆の挙手により勝敗が決まるそうです。
現在、高血流長時間のスライド作りに励んでいます。
透析を受けている方達からのメッセージもあります。
透析とともに生きて
森本幸子さんは40年近く透析を受けてきて今もお元気に活躍されています。
透析と共に生きる幸せ
畠山岳士さんは臨床工学技士としても活躍されている方です。
ランチョン・セミナーでは、山形の矢吹病院 政金生人が
「最高・最適な透析条件を考える」
と言う演題でご講演されます。
他にも ナガサキ・シンポジウム
「長時間透析は果たしてベストの治療なのか?~長時間透析の光と影~」
も必見です。
九州にお住まいで長時間透析に興味の有る方は是非とも参加してくださいね。
ちなみに、参加費は
医師は8000円
医療スタッフが3000円
患者さんと御家族は無料となっています。
透析中の皆さんにお知らせ!
今日は土曜日です。
ぐずついたお天気ですね。
郡山市内では、多数の小中学校で秋の文化祭が行われています。
当院でも、小中学校の子供たちがいるスタッフが多く、本日は何時もより少ない人数で透析診療を行っています。
そのため、透析の穿刺時間を開始から終了まで余裕を持って行わせて頂いております。
多くの患者さんからご理解を頂いておりましたが、院長からも皆さんに再度ご協力をお願いいたしました。
本当はマイクがよかったのですが、経費節減で拡声器でのご挨拶となりました。
施設によっては、院長先生が定期的に透析を受けている方達にマイクを持ってお話(談話)をされている施設もあります。
当院も見習って時々院長が大きな声でお話する事が有りますが、透析室で大きな声を上げるのも大変であり、拡声器を購入しました。
これからも時々使っていく予定です。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。