2014.05.19
診療
研究

Eテレ チョイス@病気になったとき 危険なかゆみ

NHK Eテレで、『チョイス@病気になったとき 』と言う健康を扱う番組があります。

5月17日(土)放送は、『危険なかゆみ』についての放送でした。

http://www.nhk.or.jp/kenko/choice/archives/2014/05/0517.html

危険なかゆみ② 腎臓病では、腎臓の働きが悪くなると、尿毒素が排泄出来ず痒みが出てくると言う話がありました。

そこで、昨年行われた長時間透析研究会の大会長だった、前田医院副院長の前田兼徳先生から、「長時間透析」や「血流量を上げた透析」を受ける事で透析患者さんが悩んでいる痒みを改善出来ると言うお話もありました。

土曜日の放送を見逃した方も、今週金曜日13時05分~13時49分に再放送があります。
是非ともご覧になってみてください。

追伸)

レミッチと言う薬があります。

 選択的オピオイドκ受容体作動薬で、透析療法中に起こる“そう痒症”に有効な薬です。
抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬とは効き方が違うため、これらによる既存治療で効果不十分なカユミにも一定の効果が期待出来ると言われます。

この薬はとても優れた薬であり、透析を受けている方で痒みで悩んでいる方に朗報だと思います。

しかし、この薬高すぎませんか。
1錠2.5μgで約1800円、2錠まで増量すると1日3600円です。

このお薬だけで薬代が、1ヶ月で5万4000円から10万8000円となります。

Eテレでも長時間透析を行うことで痒みが改善すると言う話が有りました。
当院でもほとんどの方がこの薬剤を使用しなくても痒みをうったえていません。

痒みがあることに対して、安易に薬に頼らない、先ずはきちんとした透析を行うことが必要なのではないでしょうか。

以前痒みについて書いた記事です。
ご覧になってみてくださいね。

2014.05.18
グルメ / お酒
旅行 / 宿

猪苗代ハーブ園

週末、リステルスキーファンタジアにある猪苗代ハーブ園に行ってきました。

まずは、ハーブ園のミニブタ園長のもも園長にご挨拶
今日は蛇さん達はいませんでちょっとガッカリ。

外に出て、カナダ人の彫刻家が作った高さ15メートルの巨大彫刻12体を見学してきました。

丑さん

12体を見たい方はこちらをご覧下さい。

そして、今の季節はなんと言っても菜の花畑です。

磐梯山を背景に

リステル猪苗代を背景に

猪苗代ハーブ園の菜の花は今が見頃のようです。
機会が有りましたら、お勧めです。

ちなみに帰りは、

鞍手茶屋さんで、けんちんうどんを頂きました。
こちらもお勧めのお店です。

 

2014.05.16
診療
研究
仕事 / 職場

災害時の透析医療を考える会

震災から3年2ヵ月が経過しました。
震災後は、県中地区透析施設災害対策協議会を立ち上げて、定期的に会合を開き、災害時の透析用水を優先的に供給して頂くための請願書を提出したり、MCA無線の訓練、義援金によるリライトカードの配布等、積極的に活動してきました。

しかし、震災から3年も過ぎると、どうしても活動が鈍化してきます。
今後も定期的に活動を行っていくために、年1回の講演会・シンポジウムを企画する事といたしました。

そこで、『 災害時の透析医療を考える会』と言う研究会を日本透析会福島県支部会長の熊川先生の下に立ち上げ、昨日第1回の研究会を開催いたしました。

今回は、『震災時に透析医療を陰で支えてくれた方達の声』
と言う企画で、医薬品卸である恒和薬品様、医療機材卸のサンセイ医器様、そして透析メーカーであるニプロ株式会社様に震災後の大変な時期がどの様であったかを話して頂きました。

震災後は、医薬品や医療材料が足りなくて困ったことは一度もありませんでした。医薬品や医療材料を供給する為に、彼らが大変な状況で頑張ってくれたことを改めて再認識出来ました。
今後、いつかは起こる大地震の時のために、東日本大震災で学んだ経験を多くの方達に伝えていくのは、震災時にたくさんの支援を頂いた我々の使命と考えております。

今回、企画の段階から後援して頂いたアステラス製薬に感謝いたします。

2014.05.16
診療
研究

透析ケア力 超強化ドリル252

本日5月21日に
『透析ケア力 超強化ドリル252
 問題演習・実践でレベルアップ! 透析ケア2014年夏季増刊』
が発売となります。

執筆者に、当院院長である鈴木一裕と透析室長鈴木翔太が入っています。

ドライウエイト
血流量と透析液流量
物質の除去の原理

について問題作成し、回答・解説しています。
かなり充実した問題が作成出来たと自負しております。
是非ともご覧になってみてください。

2014.05.12
診療
開業 / 病院経営
仕事 / 職場

本日、6周年をむかえました。

本日5月12日で援腎会すずきクリニックは6周年をむかえました。

5月12日は「看護の日」です。
看護の日がクリニックの開院記念日というのも嬉しいことです。

昨年は、念願だった個室透析センターを開設する事が出来ました。
増床は10床から始め、昨年末に5床、そして今年の7月に最後の5床を増床する予定です。
平均透析時間も4.9時間となりました。
高血流透析、オンラインHDF、週4回透析としっかり透析を更に充実させていきたいと考えております。

また、昨年秋より、第2、第4木曜日の泌尿器科診療では、日本大学工学部 次世代工学技術研究センター 医療工学研究室 排尿障害リサーチ部門 の野宮正範准教授に診察をお願いしています。
泌尿器科診療についても、更なる充実を目指しております。

援腎会すずきクリニックの目標は、透析者が体調良く過ごせ、元気で長生きできる事です。
今後も、この目標に出来るだけ近づける様に頑張って行きたいと考えております。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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