2008.02.23
診療

ただいま建築中

昨日週1回の行程会議で建築現場に行ってきました。

昨日は、内装の色を決めました。事前に3パターンくらい用意してあって、その中から選ぶことになっていましたので、それほど時間はかかりませんでした。

今までにも、透析室のカウンターのサイズや、水道を自動水洗とするのか、窓ガラスは透明にするか、曇りガラスとするかなど、あらゆる事が行程会議で決められました。
かなり重要な会議となっていると同時に、完全にお任せでなく、僕の意見も取り入れてくれるので、凄くありがたいと思います。


クリニックの駐車場側の2階の窓です。
直接透析室に光が入らないように、日よけ、雨よけの板があります。
クリニックが長方形なので、ちょっとしたアクセントになっています。

クリニックの職員休憩室の一角です。
透析室は立ち仕事。長時間立っていなければならない仕事です。
つかの間の休憩時間のために、畳の部屋を作りました。
冬はコタツが置かれるでしょう。

2008.02.21
診療

透析者と家族が元気になる本


まだ、読んでいる途中です。
仕事が忙しく、なかなか進みません。

途中で本質的な部分がありました。
患者さんは、どのような透析施設を選んだらいいのでしょう。

→『生存率がいい施設を選ぶことです。』
非常に簡単なことですが、凄く大切なことです。
いままでは、透析は普通に4時間やればいいと言う時代だったでしょうが、これだけ長生きする人たちが出てきた事を考えると、やればいいだけではいけない時代になって来ていると思います。

僕の理想もそこにあります。
いい透析をしていくことで、生存率がトップクラスの透析室を目指します。

 

2008.02.19
生活 / くらし

ちょっと、別の話題

うちの子供は4才と1才で男の子二人です。
名前は、ゆうちゃんとたくちゃんです。
パパの事が大好きな二人です。

そして弟の子供は5才と3才で、こちらも男の子二人、たっくんとゆっきです。

下の子が赤ちゃんの時代はあんまり関係ないんですが、正月に実家に帰ったときに、親から、『全く紛らわしくてしょうがないって。』
そう言われるとそうみたいです。
こっちは、全然気になっていなかったんですが。

だって、こっちはゆうちゃんとたくちゃんで、あっちはたっくんとゆっきだもん。

今日、夕方お外を見たら結構日が長くなってきました。
開院準備はまだまだですが、毎日毎日が過ぎていきます。

2008.02.17
一般

透析室の災害対策マニュアル

先日、病院に来た本屋さんから、赤塚東司雄氏という人が書いた『透析室の災害対策マニュアル』という本を買い、今日読破しました。
今年の2月1日初版の本なので、出たばっかりです。
浦賀QQindex2006と言う地震発生時の対策を学会発表している人で、地震時の透析について精通されている様です。

この本によると、
震度5までは、透析室にははたいした被害が生じない。
震度7以上は被害が多すぎる。透析を継続できる状態でない。
もっとも災害対策が重要になるのは震度6で、透析施設内の災害対策をきちんとすることで、その後も透析を継続できる。
と書いてあります。

その災害対策は、
1患者監視装置のキャスターはロックしないでフリーとする。
2透析ベッドのキャスターは床面に固定しないでロックしておく。
3透析供給装置とRO装置は床面固定もしくは耐震台に載せる。
4透析供給装置とRO装置にはフレキシブルチューブを使う。
この4点がポイントだそうです。

そして、回路切断を伴う手技はしてはいけないと書いてありました。

その他に、震災時の書き込み式マニュアル作成シートや実際に震災の時に活動した医療スタッフのインタビューなど、これはと思う内容が盛りだくさんでした。

 

2008.02.16
診療

行程会議

今日は建設現場に行ってきました。
週1回、建設現場では、行程会議が行われます。

現場監督、設計士さん、僕、電気の会社の人、水道工事の会社の人、そして当院のコンサルタント。その他にも、その都度警備会社や看板やさんなどいろいろな人が来て、建設の進行で気づいたことや決めなければならないことを提案してきて、決めていきます。

設計の段階で、かなり細かい部分まで決めたはずでも、建設中にこうした方がいいよとか、かなり出てきます。
とても重要な会議です。
後でこうすれば良かったと言うことがないように、みんな一生懸命提案してくれています。
外壁も行程会議で決まりました。
今日撮影したクリニックの写真をアップします。

道路沿いに面した方からの撮影です。
2階の左側が透析待合いラウンジです。

駐車場側からの撮影です。
外壁に張ってあったメッシュが取り外され、徐々に全体が見えてきました。
外壁は、下半分が黄土色、上半分が白に近い色となっています。
そして、玄関に近い部分は銀色となっています。


前回は途中だった透析待合いラウンジの窓もできあがってきました。透析が終わった後、外を眺めながらくつろいでいただけるかなと考えています。


そして、クリニックの裏に出来る予定の公園も、かなりできあがってきました。
クリニックが開院した後、僕の仕事を終わるまで公園で遊んで待っている子供たちの姿なんかも、ちょっと思い浮かんでました。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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