品切れ状態だそうです。
先日、「透析医が透析患者になってわかった しっかり透析のヒケツ 」と言う本が出版されると言うことを記事にしました。
3月19日発売予定ですが、どうも予約が殺到して、品切れ状態のようです。そんなに注文が殺到しているのか、もしくは初版数が少ないのでしょうか。
先ほど、予約した本屋さんに電話で問い合わせしたところ、初めは、明日か明後日に入ると連絡が有ったのですが、その後来週中にという連絡が来ました。
やっぱり予約殺到ですね。
読んだら記事にしたいと思います。
はまっています。その2
前回、はまっているお店を紹介しましたが、今回は誰でも簡単にできて食べられるはまっている食べ物の話です。
以前、やぐら太鼓というお店の紹介をしたことが有りますが、そこで注文して大変美味しかった『納豆茶漬け』です。
これは、簡単に作れてとても美味しいです。
ご飯に海苔茶漬けをふりかけて、その上に納豆を載せて、お湯をかけるだけです。
それだけだとちょっと薄味なので、タレもかけていますが、お勧めは金の粒のゼリーたれです。
妻は、たれでなく塩昆布のトッピングの方が美味しいと言ってました。一応参考に。
納豆は、お湯につかるため、ねばねばは無くなり、さらさらといただけます。
納豆好きには是非ともお勧めの一品です。
昨日この記事を書いていたのですが、やはり本場のやぐら太鼓に行って、本場の味を確かめなければと言うことで、先ほど行ってきました。
ちょっと暗い写真ですみません。
本職の方が作る納豆茶漬けはやっぱり美味しかったです。
ただ、家で作るものも簡単に出来て美味しいです。
納豆好きな方は、試してみてくださいね。
はまっています。その1
最近はまっているお店があります。
並木に出来た丸亀製麺です。
自家製麺で「打ちたて」「茹でたて」の讃岐うどん屋さんです。
外から見るとたくさんの人が中で並んでいる様に見えます。
これはセルフ方式のためで、トレイを取って、うどんを頼み、受け取った後天ぷらやおにぎりを取ってお金を払うシステムで、食べる前の人が並んでいるためです。
いっぱい並んでいる人がいる割に、席はかなり空いていて変な感じです。
うどんは最高に美味しいです。
すでに5回も行っているのですが、釜揚げうどん2回、釜玉うどん1回、メンタイ釜玉うどん2回食べています。
どれも美味しく、野菜掻き揚げ天ぷらもとても大きいんです。
それから、妻が安いことも記事に載せておいてと力説しました。
釜揚げうどん並で280円ですから。
ただ、大盛り380円に、天ぷら2個とおむすびまで頼むと700円近くになってしまいますが。。。
お勧めのお店です。
透析者
最近、透析患者さんのことを「透析者」と呼ぶ場合が有ります。
以前、このブログでも紹介しました、長期透析患者さん100人に長生きの秘訣を聞いて書かれた「透析者と家族が元気になる本」と言う本の中で透析患者さんのことを「透析者」と言っています。
著者の堀沢 毅雄さんが、有る患者さんの手記の中で、「自分は透析患者と思わないで、たまたま透析を受けている透析者と思うようにしている。病人と思うことが、自分にとってプラスに働かない」と言う趣意の文があり、自分は透析患者と言うよりもたまたま透析をやっている人、普通に生きている人なのだ、と言う主張だそうです。
たまたま透析をやっているだけで、それ以外は普通の人と変わらないんだという考え方がいいですね。
透析を受けると、その日は身体がだるくて動けない。と言うのでは、とても透析を受けている以外は普通の人と変わらないと言えません。
だから、少し時間が長くても身体が辛くならず、十分な毒素と水分が抜ける透析を行うことが大切なのです。
透析後調子が悪く一日潰れるよりは、時間を延ばすことで、透析後の時間を有意義に過ごせるならその方がいいと思います。
そして我々透析を行う側は、透析を受けていない時間で患者さんたちが「普通の人と同じように生活できる」ことを提供することを目標に努力しなければなりません。
透析診療の定期検査
臨床透析の2月号に透析診療における定期検査についての話がありました。読んで感じたことを含め、記事にいたします。
透析診療での定期検査の目的は、
①適正透析の評価
②腎不全、透析療法の合併症の早期発見と治療判定効果
だそうです。
透析診療において採血、レントゲン、超音波などを行っていますが、これまできちんと整理して検査を行ってきたかと考えると、やや反省すべき点が有るのかなと感じました。
適正透析の概念も、Kt/Vなどの透析量の評価である狭義の「適正透析」から、体液・血圧コントロール、栄養、中分子量物質、低分子蛋白の除去、心血管病変の進展防止、透析アクセスなども含むものに広がりつつある。
と書いてありました。
さらには、
適切なダイアライザと血流量を選択し、透析液清浄化に努め、抗凝固剤の用量を調整し、透析中の血圧低下がないように除水コントロールをしたとしても、心血管病変の管理、貧血の管理、骨ミネラル代謝の管理が不十分であれば、透析専門医として適切な診療を提供したと言えない
と書かれていました。かなり注文が多いですね。
実際に、これまでにクリニックを開院してから、やらなければならないことが沢山ありました。
透析液清浄化と抗凝固剤使用量の調節は、臨床工学士にお願いする点が多いのですが、ダイアライザの選択や、血流量の決定、除水コントロールは相談しながらやってきました。
そして、腎不全は痩せていく病気であり、どうしても痩せていく人の栄養状態の改善については、管理栄養士やスタッフと相談しながら、いろいろな事を試みてきました。
それでも、患者さんの体調は日々変化していきますので、なかなか皆さんをいい状態にする事は難しかったですし、これからも大変だと思います。
しかも、最近では糖尿病による腎不全の方が多いですから、なおさらそれぞれの患者さんの体調が悪くならない様に持って行くことは大変です。
それだけでも大変ですが、さらに、腎不全、高血圧、脂質代謝異常などによる長期合併症が悪化していかないかチェックをして、管理して行きなさいという事が書いてあるのです。
もちろん、透析を行うためのブラットアクセスの管理も重要です。
気持ちを引き締めて、毎日しっかり診療しなければ難しいですね。
透析患者さんは、基本的には一生同じ透析施設で治療を行うことが多いです。
だから、その人の今後一生の管理をするという気持ちで診療を行わないと、いい治療は出来ないです。
だんだん話がずれていきました。すみません。
でも、透析診療は片手間ではできない治療であると言う事です。
もちろん、毎日実感していおります。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。