2009.11.05
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いい加減にして欲しい

【ゆうゆうLife】松原のぶえさん 腎臓移植から復帰
2009.10.30 07:49

演歌歌手の松原のぶえさん=10月19日、東京都港区赤坂(荻窪佳撮影)
 ■弟からもらった命で大好きな歌届けたい
 演歌歌手の松原のぶえさん(48)は今年5月、腎臓の移植手術を受け、ステージへの復帰を果たした。
     中略
 人工透析は通常4時間程度かけて血液を浄化するんですが、私は3時間以上続けると呼吸が苦しくなって、気を失ったことも何度もありました。特異体質らしく、透析をすると血圧が一気に下がるんです。あまりの苦しさに、「このまま死んでしまうかも」と思ったほど。

http://sankei.jp.msn.com/life/body/091030/bdy0910300751001-n1.htm

以前、『生きて歌いたい ~松原のぶえ決意の腎臓移植~』と言う番組が放送され、そこで、いかに透析を受けていることが辛くて、耐えられないような状況であると言うことが放送されました。

この放送に対しては、全国腎臓病協議会 からも抗議文が出されました。
この放送が、現在の日本の透析医療と患者現況を客観的に表したものではなく、 あくまで個人の治療状況から透析医療全体について情報提供したものだと。

http://www.zjk.or.jp/pdf/topics/tv_asahi.pdf

別に彼女が特異体質だった訳ではありません。
考え方が間違っていただけです。

腎不全で透析を受けている方は、塩分を控えて透析間の体重増加が少なくなるようにしなければいけません。

それを、食欲がないからと言って、お茶漬けしか食べなかったら、塩分をたくさん取り、水分摂取量が増えてしまい、次の透析までに随分と体重が増えてしまいます。

本来は、体重の増加が多い方は時間をかけて除水をすべきなのに、忙しいからと言って、4時間でも足りない透析を、3時間しか行わないのですから、血圧が下がって具合が悪くなるのは当たり前です。

間違った知識を皆さんに広めることはやめて欲しいです。
ただ、その事をきちんと説明し、理解させることが出来なかった医療者側にも問題が有ると言うのも事実です。

2009.11.05
診療
生活 / くらし
趣味

カブトムシが弱ってきました。

10月17日にカブトムシがとても長生きだと記事にしましたが、現在も長生きしてくれています。

ただ、かなり弱っているようです。
前回与えたリンゴにしがみついていましたので、新しいリンゴを上げたところ、リンゴに爪を立ててしっかりしがみつきました。

こんなにカブトムシが長生きするなんて、ビックリしました。
ただ、かなり弱っているようです。。。

今年のカブトムシの記事は今回で終わりです。
でも、幼虫から買ってきて半年近くも育てられるとは思っても見ませんでした。

2009.11.04
診療
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HEARTこおりやま11月号

健康そして福祉を見つめる情報誌 HEARTこおりやま11月号 の、Q&Aコーナーに透析治療の記事を載せてもらいました。

今回、透析治療を受けていく上で、元気に長生きするためにはどうすれば良いかについて書かせていただきました。

内容はブログに繰り返し書いているような内容で、「その日暮らしの透析」ではなく、5年後、10年後に後悔しない「しっかり透析」をお勧めする内容です。

また機会が有りましたら、書きたいと考えております。

2009.11.02
診療
仕事 / 職場

お花を頂きました。

先日、博士号を取得した記事を書きました。
そうしたところ、当院スタッフより記念品のお花を頂きました。

どうもありがとう!
感謝の気持ちをもって、診療を行っていきたいと考えています。

2009.10.30
診療
研究
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新型インフルエンザ対応医療機関

一昨日、新型インフルエンザ対応医療機関に当院が登録しなかった事を書きました。

重症化のリスクが高い透析患者様が通院する医療機関に当院が入る為と考えたからです。

でも、実際に発表された医療機関を見てみると、透析中心のクリニックや産婦人科クリニックがたくさん入っていました。

僕の知っている透析クリニックのいくつかは、透析の入り口と一般診療の入り口が全く別であり、感染の可能性が少ないことから、新型インフルエンザ対応医療機関として申請したのだと思います。
透析患者さんの安全性を担保しつつ、地域医療もしっかり貢献していて立派です。

ただ、そうでないような医療機関もかなりあります。
僕が思うには、情報が混乱しているため、新型インフルエンザを診療する医療機関として申請した医療機関が多数有るのではないかと思うのです。

実際には、新型インフルエンザ対応医療機関とは新患で来院した新型インフルエンザの患者様を診療する医療機関であり、これまで通院していた患者さんが新型インフルエンザにかかった場合は、基本的に通院中の医療機関を受診する事になっています。

発表自体も、施設名が50音順となっておらず、郡山市などの医療機関が多い地域では、医療機関の名前を探すのが大変で、情報を皆さんに伝える方法としてはもう少し考えて公表して欲しいと感じました。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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