わさびが送られてきました。
昨日、静岡の親戚よりわさびが送られてきました。
ロサンゼルスの鈴木クリニックの鈴木先生のお父さんからです。
根茎が太くて、みずみずしいわさびです。
葉は、届いてすぐにそのまま食べてみたのですが、さっぱりして美味しかったです。
葉は軽く湯がいて食べてみましたが、良い香りと辛みがありました。
良く冷ましてから食べた方がいいようです。
自宅ではこれまでチューブのわさびしか使ったことが無かったので、ホームセンターへ行って、鮫皮のおろし器を買ってきました。
ついでにタジン鍋も買ったので、後日使ってみようと思います。
わさびは根の先からおろすのでは無く、茎を外側から取っておろすそうです。
知らなかったです。
先ず、わさび茶漬けにして食べてみました。
わさびの香りがとても良く、さっぱりして美味しかったです。
ネットで見てみたら、
細かく刻んだわさびをのせ、熱々のだし汁をたっぷりかけます。すりおろしたわさびを適量入れて食べる
と書いてありました。
次回はそのようにしてみたいです。
肺炎球菌ワクチンの効果
読売新聞のニュースで以下の記事が有りました。
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肺炎球菌ワクチン効果 高齢者「臨床」で確認
三重大グループ
三重大は15日、国内では使用例が少ない肺炎予防の「肺炎球菌ワクチン」について、竹井謙之・医学部教授のグループが多数の高齢者を対象に臨床研究を行った結果、高い予防効果があることが分かったと発表した。研究をまとめた論文は世界4大医学誌の一つ「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」の電子版に掲載された。
グループは2006年以降、三重県内の高齢者施設23か所の入所者1006人(55~105歳)の協力を得て、502人に肺炎球菌ワクチン、504人に生理食塩水を投与し、3年間経過を見守った。投与後、高齢者が重症化しやすい肺炎球菌を原因菌とする肺炎に51人が感染。生理食塩水の投与者は37人で、うち13人が死亡したが、残るワクチン接種者14人に死者はいなかった。
政府が接種を推奨している米国では高齢者の70%が接種済み。新型インフルエンザの合併症対策から予防ワクチンが注目されているが、国内では公費助成が進んでいないこともあって普及しておらず、接種率は8%にとどまっている。
中心となって研究を進めた同大の丸山貴也臨床研究医は、「多数の高齢者を対象にした本格的な調査、研究は世界でも例がない。日本人の死亡原因4位の肺炎を予防すれば、医療費削減にもつながり、公費助成は有効」と話している。
(2010年3月16日 読売新聞)
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/100316_4.htm
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透析患者さんも免疫力が落ちていますので、肺炎球菌による肺炎にかかり安いでしょうから、接種していない方は13人が死亡し、接種した方で死亡した方はいなかったということはすごいことです。
肺炎球菌ワクチンも5年経過すれば再接種が可能となってきましたので、接種を希望される方が増えるといいですね。
一部の自治体では公費助成が有りますが、通常は脾臓摘出者以外は全額自費となります。
当院では7000円で行っております。
ご希望の方はお知らせください。
麺家大須賀
自宅よりそれほど遠くない場所に、Yahooの2009年ラーメンランキングで福島県1位の店が有るとのことで行ってきました。
日曜日とかは遠くから噂を聞いて来る人が多いでしょうから、平日の夜行ってきました。
ちょうど4人席が空いていたので、家族で座ることが出来ました。
どれがお勧めなのか判らなかったので、ともラーメンを頼みました。
ママとお兄ちゃんは小ラーメン。
僕と下の子は二人で分けるために、ともラーメン大盛り、大豚をお願いしました。
大豚というのはチャーシューで、厚切りのチャーシューが3枚入っていました。
もちろん、チャーシューは息子達と3人で分ける目的でも注文です。
大盛りのもやしがしゃきしゃきして美味しいです。
チャーシューは厚くて一切れで十分でした。
濃厚スープが美味しく、うどんのような麺は大好きです。
ただ、妻は細麺が好きなようで、スープもあっさりが好きで、次回はパスとのことです。
今度は、辛味噌ラーメン大豚野菜大盛をママ抜きで子供達と行ってみようかと考えています。
造影剤腎症
土曜日に透析医会福島支部で、秋田大学腎置換医療学講座の教授である佐藤滋先生の講演が有りました。
その中で、造影剤腎症(Contrast-induced nephropathy: CIN) についての話がありました。
造影剤腎症は、造影剤投与後48時間以内に生じた血清クレアチニンレベルの25% 以上の上昇で定義されます。
以前より、腎機能が悪化している患者さんに造影剤を使用した場合には、造影後に透析をする方が望ましいと言われてきました。
ただ、最近では点滴を行い、利尿をつける方がいいという考え方が主流になってきています。
最近発表された論文の紹介が有りました。
血清クレアチニンが3以下の方に造影剤を使用した時の検討で、造影剤使用直後から補液により利尿をつけた患者さんの方が、造影後に透析を行った患者さんよりも有意に造影剤腎症の頻度が少なかったそうです。
しかも、利尿をつけた場合の造影剤腎症の発生率は非常に低かったとのことです。
今までの常識を覆す様な内容でした。
ただ、血清クレアチニンが3以上ではやはり透析を行った方が良さそうで、造影剤は現在一般的に使用されている低浸透圧造影剤を使用して、造影剤の量も100mlくらいまでだそうです。
心臓カテーテル検査などの大量に使う場合は透析を行う方が望ましいとのことです。
また、透析患者さんに造影剤を使用した論文の紹介も有りました。
造影剤100mlを透析患者さんに3148回投与したが、次の透析までに緊急透析が必要となるような重篤な有害事象は無かったと言う内容です。
こちらも非常に参考になりました。
現在当院でもシャントPTA後の透析は、乏尿の方の場合行っておりませんが、少し不安に思っていました。
間違っていることをしてないと分かり安心しました。
当院における透析患者の栄養管理6
透析歴が長く合併症が多い方では、なかなか食事摂取量を増やすことが出来ません。
そうするとやっぱりやせが問題となってきます。
なかなか改善できない方が多いです。
なんとか少しでも摂取量が増えるように、ご家族に対してもお願いしたりしています。
最後に、転院してきたばかりの方です。
この方の場合、GNRIで栄養障害リスクと出たのですが、MISではリスクなしとなりました。
このような方もいらっしゃるので、GNRIでスクリーニングしてMISを行う方法は有用だと思います。
11月に評価して対象となる患者さんを選び、カンファランスを開いて積極的な栄養介入と透析方法の変更を行ったところ、若干ですが栄養障害リスクのある患者さんのGNRIが上昇しました。
まとめです。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。