昨日2201アクセスでした。
先日m3ブログのピックアップブログに載っているのを発見しました。
以前も一度載せていただき、その時点では記録的な1000アクセス以上を記録しました。
今週はゴールデンウィークですので、m3ブログをご覧になる方も少ないはずなのですが、ピックアップブログに載っているのでアクセス数が気になっていました。
そうしたところ、昨日のアクセス数が2201アクセスを記録していました。
初めての2000アクセス越えです。
本日の時点での月間ブログアクセスランキング28位でした。
一ヶ月で37390アクセスです。
でも、2008.08.29を最後に終了した、〝ななのつぶやき〟のここ一ヶ月のアクセス数が、48463アクセスですので、まだまだ遠く及ばないなあと思います。(偉大なブログと比べる方が失礼です。でも、2年近く経っても変わらぬ人気はすごいです。)
最近は生活ネタが多かったのですが、このブログの主旨は透析治療はどの様にあるべきかをアピールすることだと思っています。
ですので、もっともっとお勉強ネタを記事にしていきたいです。
開業医になると、診療以外の様々な仕事が出てきてしまいます。
また、外来だけでしたら勉強しなくてもこれまでの蓄積で何とかできてしまうかもしれません。
でも、医学はどんどん進んでいっています。
昨日の常識が今日の非常識というのは良くあることです。
自分の診療の質を落とさないために、これからもいろいろな本や雑誌を読んでこのブログに書き込んでいこうと思っています。
これからもよろしくお願いします。
そば処吉野家
最近、自宅からクリニックへ徒歩で通っています。
今年小学校に入学した長男と一緒に歩いて、小学校に着いてからは、1人でクリニックまでの道を歩きます。
全長2.8kmあるので、メタボ対策としてはいいかなと思っています。
途中、吉野家があります。
土曜日や祝日などに1人で歩いて行くときは、ちょっと早く家を出て、吉野家の朝定食を食べてから行くのも楽しみです。
先日、その吉野家が閉店となっていました。
せっかくいい場所に有ったのにと残念に思っていました。
本日たまたま近くを通ったところ、〝そば処吉野家〟に変わっていました。
今までの吉野家の概念を変えてしまうそば屋さんにビックリです。
しかも、100%蕎麦粉だけでつくる十割蕎麦を売りにしていました。
朝から天ぷらそばでは重くなってしまうので、温玉そばにしておきましたが、牛丼とそばセット、天重とそばセット、鰻重とそばセットなどのメニューが有るようです。
さすがに、牛丼とそばを食べてしまえば食べ過ぎになりますが、いろいろアレンジしたメニューも試してみたい気がしました。
でも、やっぱり吉野家でそばを食べて帰ってくるのは変な感じですね。
第98回日本泌尿器科学会総会
4月27日から本日30日まで岩手県盛岡市で、第98回日本泌尿器科学会総会が行われています。
これまで、泌尿器科学会総会はウィークデーに行われていましたので、出席することは諦めていました。
でも、今回は祝日である29日を挟んだ開催となっていました。
そこで、患者様の協力の下、今週の透析を
月水金→月水土
火木土→火金日
に変更させていただき、学会出席させていただきました。
泌尿器科学会でも、透析に絡んだ講演や発表はありますが、今回は泌尿器科の最先端を学ぶという目的で行ってきました。
盛岡に到着したのが28日夕方でしたので、学会参加は実質29日のみでしたが、性機能障害診療 、前立腺癌再燃後の治療、蓄尿障害の最先端研究などの講演を聞いて勉強してきました。
もちろん、夜はこれまで一緒に研究してきた福島医科大学泌尿器科の仲間たちと楽しい時間を過ごしてきました。
本日からの診療に役立てたいと思います。
ホールシング
よく飲み会の帰りはミスタードーナッツを買って帰ります。
昨日のコマーシャルで、ホールシングというドーナッツが発売されたと宣伝されていました。
今日、たまたま買ってきてくれた方がいらっしゃいました。
森永ミルクキャラメルソースがドーナッツの生地に練り込まれているそうです。
美味しかったですよ。
本日発売と聞いて、ますます美味しく感じました。
透析者の虚血性心疾患3
透析者の虚血性心疾患のお話に戻ります。
糖尿病を持つ患者さんでは、冠動脈に病変がある方が多く、透析導入時にすでに58%の患者で冠動脈病変が認められるそうです。しかも、その冠動脈病変は、重症の2枝3枝病変が35%もあるとのことです。
糖尿病を持たない方でも39%の患者が冠動脈病変があるそうですが、2枝3枝病変は13%と比較的少ないようです。
透析導入時にこれだけ冠動脈病変が多くて、しかも除水過多によって透析後半に血圧が下がると透析中の無痛性心筋梗塞が多いというのは分かるような気がします。
スクリーニングとしては、心電図や心エコーなどになるのでしょうが、心エコーを常に行える施設は限られてしまいます。
透析中の血圧低下が時々見られる透析者の方では、機会が有ったときに総合病院や循環器内科で心エコーをしてもらうことをお勧めします。
心電図や心エコーで異常が有った場合には、
1.冠血管造影coronary angiography(CAG)
2.マルチスライスCTでのCT coronary angiography (CTCA)
3.薬剤負荷心筋血流シンチグラフィ
が有ります。
冠血管造影は、動脈にカテーテルを挿入し行う検査ですので、侵襲の有る検査と言えます。
そのため、最近では造影CTで冠動脈造影ができるCTCAを行う機会が増えてきている様です。
しかし、透析者の場合、全身の石灰化が進んでいることが多く、冠動脈が石灰化している場合には、病変が特定できないことが有るようです。
最近では、侵襲が少なく感度も一般人と比べ劣らない薬剤負荷心筋血流シンチグラフィが有用だと言われています。
ただし、シンチグラフィーは高額な検査ですので、透析導入する患者さん全てに行うことはできず、必要な方のみに行う検査であり、できる施設も限られています。
現状では、循環器専門医が必要と考えた場合に行うべき検査であると考えています。
以上、透析者の虚血性心疾患について書いてみました。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。