大相撲観戦に行ってきました。
昨日日曜日、先輩・後輩達と大相撲観戦に行ってきました。
やっぱり生で見るのは迫力が有っていいですね。
とても楽しい時間が過ごせました。
でも、後ろは白人で、隣は中国語の会話。
見渡すと半分くらいは外国人でした。
大相撲は、海外からの観光スポットなんですね。
外国人力士も頑張っていますからね。
先日のニュースでは、国技館の天井に飾られている32枚の優勝額のうち日本人力士の額が、栃東だけになり、来年名古屋場所までに日本人が優勝できなければ、1枚もなくなってしまうと報道されました。
日本人力士も頑張って欲しいです。
追伸)
協会関係者の方達が、忙しそうに仕事をしていました。
おばちゃん達が、その一人を捕まえて、自分たちの写真を撮らせていました。
ニコニコしながら『はいチーズ』と言って撮影している人をよく見ると、元琴錦の秀ノ山親方でした。
『おーい、そこのおばちゃん。そのお方は、現役時代は史上初の2度目の平幕優勝していて史上最強の関脇と言われた琴錦さんですよ。』
と言ってやりたかったです。
もちろん、その撮影が終わった後、一緒に記念撮影をさせてもらいました。
でも、帰りにそのカメラ、ポッケから落ちてしまい、探しに行ったのですが、すでに無くなっていました。
せっかくの琴錦との写真、残念です。
ラーコンとローカロ雑炊
以前よりメタボ対策はしていますが、なかなか痩せません。
4月からは、毎日2.8kmの徒歩による通勤をしています。
ダイエットの秘密兵器は最近通販で買うようになったラーコンおよびローカロ雑炊です。
当院で頼んでいる透析用塩分2g弁当を火木土で、ラーコンおよびローカロ雑炊は月水金で食べています。
ラーコンはこんにゃく麺で作ったラーメンで、スープを飲んでも一食80kcal以下となっています。
スープを飲まなければ50kcalくらいです。
ローカロ雑炊は人気ナンバーワンのようですが、量が少ないのが難点です。
でも、味はいいので、ラーコンと一緒に組み合わせて食べると、それなりの満足感があり、サラダでもつければ十分ですね。
今回の注文で、110kcalからと言うローカロ麺も頼んでみました。
来週届くので試してみたいです。
開院2周年を迎えました。
援腎会すずきクリニックは、一昨年の5月12日に開院してから本日で2周年となりました。
2周年ということで、たくさんの方からお祝いをいただきました。
とても感謝しております。
ありがとうございました。
開院して2年。
開院当初は暗中模索の状態でしたが、徐々に『しっかり透析』と言う目標が固まってきました。
これからも、職員一同、一心不乱に目標に向かって頑張っていくつもりです。
今後ともよろしくお願いいたします。
耐糖能試験OGTTについて
耐糖能試験はどうするかというと、経口ブドウ糖負荷試験(oral glucose tolerance test, OGTT)を行うことになります。
前日は21時までに夕食をすませていただき、朝は絶食で来院してもらいます。
まず、負荷前の採血を行い、血糖やインスリン値を計ります。
その後、トレーランGと言うブドウ糖の液体75gを飲みます。検査中は安静にしていないと血糖値が上がります。
30分後、1時間後、2時間後の3回の血糖測定を行い検査は終了です。
必要時インスリン値も計ります。
空腹時血糖値が126mg/dl以上または食後2時間が200mg/dl以上なら糖尿病型となります。
空腹時血糖値が110mg/dl未満かつ食後2時間が140mg/dl未満なら正常型です。
どちらにも入らない場合は境界型糖尿病と判定されます。
糖尿病と糖尿病型と有りますので、間違っていたらごめんなさい。
この検査で大切なことは、糖尿病とすでに診断されている患者さんには不要な検査ですが、耐糖能異常が疑われる患者さんにとっては重要な検査であるということです。
この検査ではインスリン値を計りますので、膵臓からのインスリン分泌能やインスリン抵抗性を評価することもできます。
最近では、耐糖能異常の重要性が明確になってきましたので、ベイスンというお薬が耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制と言う適応を取り、食後高血糖の治療も行える様になってきました。
昨年、福島県糖尿病療養指導士の資格を取得しましたが、糖尿病と糖尿病型などの用語の記載で間違っている記載も有るかもしれません。
もしありましたらご指摘ください。
それほど多くはないのですが、時々検診では何も言われないが、検尿で尿糖が出る患者さんがいらっしゃいますので、その時はOGTTの説明をして、希望される方には行う様にしています。
尿糖について
援腎会すずきクリニックは泌尿器科ですので、診察前に尿検査を行います。
たくさんの方に検尿を行うと、時々尿糖が陽性(+)の患者さんがいます。
尿糖は、血糖値が160から170mg/dl以上になると、陽性となると言われています。
尿糖が陽性である患者さんの多くが糖尿科や内科で糖尿病の治療を受けていますが、時々、これまで血糖が高いと言われた事がない患者さんもいます。
健診を受けて、絶食で採血しても、血糖が高くないか、もしくは若干高い程度の方です。
(もちろん血糖値が正常でも尿に糖が出てしまう腎性糖尿の方もいらっしゃることは付け加えておきます。)
実は、そのような方を詳しく調べてみると、糖尿病でも正常でも無い耐糖能障害(Impaired Glucose Tolerance; IGT)と言う範疇に入る方がいて、空腹時血糖は正常でも、食後に高血糖となり尿糖が出てしまっているのです。
しかも、この食後高血糖が危険であると言うことが最近分かってきました。
このことは、10年ほど前に発表された舟形スタディという研究で報告されています。
舟形スタディは山形県舟形町の40歳以上の住民に糖負荷試験を行うことで糖尿病の有病率調査を行い、6年後にその住民の死亡率を調べた研究です。
この研究の結果では、死因を心血管疾患に限った場合にとても興味深い結果が出ました。
その当時のアメリカの糖尿病協会では、糖尿病の診断を空腹時血糖のみで行うこととして、そのために空腹時高血糖( IFG:Impaired Fasting Glucose )という用語を作り、糖尿病の診断を行っていました。
これは、正常空腹時血糖(NFG)と空腹時血糖異常(IFG)、糖尿病(DM)で生存率を比較した結果です。
糖尿病と診断された方は、心血管疾患の死亡率が高いという結果でしたが、空腹時の血糖だけを見ると、空腹時血糖正常とでは差が出ませんでした。
次に、糖負荷試験の2時間値を基に、正常耐糖能(NFG)、耐糖能障害( IGT)、糖尿病(DM)で比較した結果がこちらになります。
正常耐糖能に比べ、糖尿病では心血管疾患による死亡率が3倍高いことが分かりましたが、耐糖能障害( IGT)でも正常に比べ2倍高いと言うことが分かりました。
7年後には糖尿病と差が無くなってきていますね。
検診を受けた時点では正常でも、その後糖尿病になっていく人も多く、差が無くなっていくのでしょうね。
つまり、空腹時血糖が正常だと言うことは、それ自体だけではリスクを知ることができず、糖負荷試験を行い耐糖能障害の有無を知ることで心血管疾患のリスクが分かると言うことです。
耐糖能試験は、耐糖能を知る検査ですので、はっきりとした糖尿病では行いません。
それ以前の段階で行う検査となります。
だから、検診で血糖が高いと言われていない方で、泌尿器科を受診して食後に尿糖が出るような方では耐糖能試験を行った方がいいということが言えます。
プロフィール

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。