2010.06.27
生活 / くらし
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ちゃんこらいぶ2010

行ってきました。ちゃんこらいぶ2010

6月25日金曜日に、行きつけのちゃんこ屋さんの相撲茶屋今泉で大至のちゃんこらいぶが有りました。

相撲甚句と歌を織り交ぜた歌謡ショーです。

座った席が目の前だったので、大至の歌う歌声にしびれていました。
歌唱力が違うと言う印象でした。
まあ、自他とも認める音痴の僕が評価できるかは別ですが。。。

相撲甚句の途中で拍子木を打っています。
またこれがしびれます。

ショーの合間の休憩で、大至に声をかけて、『やー、歌うまいですね。』と言っているお客さんがいました。
歌手のライブショーを聞きに来ている認識が無いのかもしれません。
でも、ちゃんこも美味しくて、お酒もついつい進んでしまう環境だったので、ご愛敬ですね。

また機会が有ったら、行ってみたいです。

2010.06.24
生活 / くらし
趣味

‘もしドラ’ 読みました。

伊達市に当院と同じ日に開業した大泉ほんだクリニックというクリニックがあります。

そこの本田先生とは仲良しなのですが、本田先生のブログに、
‘もしドラ’買いました。
と言う記事がありました。

http://blogs.yahoo.co.jp/kahonda35/32886970.html

‘もしドラ’というのは、

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

と言う題名の書籍です。

しかも、表紙は、

なんです。
40過ぎたおじさんが買うのは、とても恥ずかしい本です。

でも、最近話題の本で、80万部売れていて、現在書籍売り上げランキング一位だそうです。
ビックリしました。

表紙を見るとちょっとという感じですが、内容は全く違います。
主人公のみなみちゃんが、病気になった親友の代わりに野球部のマネージャーになって、何をしていいのか分からず参考にするために買ったのが、経営の神様ドラッカーの『マネジメント』と言う本。

この時点でかなり無理が有るのですが、この部分は気にしないとして、この『マネジメント』を参考にしながら、やる気のない野球部を甲子園に出場できるまで強くすると言う物語です。

時々、『マネジメント』の引用が出てくるのですが、いきなり内容が難しくなって、読むのが大変になりますが、それ以外は分かりやすい内容で面白かったです。

ただ、表紙の女子高生やAKB48のメンバーがモデルとなっていると言うのですが、読んだ印象としては、主人公はとても実直で、ジャージが似合いそうな女子高生という感じでした。

内容も面白いし、売れているのは納得できる本でした。

2010.06.24
診療
研究

高透析量透析を行う上での問題点2

患者さんの背景と方法です。

今回対象とした患者さんは、当院転院後にオンラインHDF開始してから徐々に透析量を上げて10ヵ月以上経過した23名の患者さんです。

性別は、男性20名、女性3名です。
送迎を開始してからは、女性の患者さんが多くなってきていますが、10ヶ月前はまだ行っておらず、このような男女の比率でした。

平均年齢は63.4歳で、日本透析学会が発表している年末患者の平均年齢は65.3歳とほぼ同じでした。
原疾患としては、糖尿病の方が14名、非糖尿病の方が9名で、糖尿病性腎症による腎不全の方が多かったです。
当院は、開院してまだ2年しか経過していませんので、転院時の透析歴も短く、28.65ヶ月でした。

方法ですが、オンラインHDF開始時から透析量を上げていきました。
それで、10ヵ月後のGNRIが栄養障害の範疇に入っている方をどのように見つけるかということに焦点を当てました。

それで、透析条件がどのように変わったかです。
透析時間は、透析導入してから間もない人が多いため、3.97時間でしたが、4.49時間まで延長しています。
3.5時間5名、4時間16名、4.5時間1名、5時間1名から、10ヶ月後は、3.5時間0名、4時間6名、4.5時間11名、5時間6名となっています。
総会での演題で現在の時間構成がでますが、5時間の方はそれほど多くありません。
本当は、5時間の方がもっと増えてくれるといいのですが、力不足です。

血流量は、シャントの問題で血流を上げる事が出来ない方や、高齢者はそれほど高くしていないので、平均226ml/minが285ml/minまでの上昇となっています。

当然、Kt/Vは、平均1.43から1.91まで上がっています。

 

2010.06.23
診療
研究

前立腺がんの化学予防

癌の化学予防について知りました。

化学予防とは、癌の発生を元に戻す、あるいは予防する作用のある物質を使用して、発ガンのリスクを減らすことです。

前立腺がんは、発症率が高く、癌になってからの潜伏期間が長いので、化学予防の理想的な病気と言われています。

前立腺がんの化学予防として用いられる物質には、様々な物質があります。
たとえば、大豆、アスピリン、スタチンなどが化学予防物質として有用だと言われているようですが、その中でも5α還元酵素阻害薬の有用性が注目されています。

前立腺がんは男性ホルモンによって増殖していきます。
男性ホルモンであるテストステロンは5α還元酵素によってジヒドロテストステロンに変化しないと働く事ができません。

5α還元酵素阻害薬は、テストステロンがジヒドロテストステロンに変化するのを防ぐ効果が有りますので、血液中のテストステロン濃度を低下させずに抗ガン効果が出るという訳です。

5α還元酵素阻害薬には、2つほど製品化されている物が有ります。
一つは、飲む育毛剤として有名なプロベシアで、もう一つが前立腺肥大症の薬であるアボルブです。

アボルブを飲むことで、PSA値が高いなどの高リスクの患者さんが飲まない人と比べて23%も癌が少なくなったと言うことが報告されています。

ただ、この薬を飲むことで、性欲が落ちる方がいると言う副作用も有ります。
また、前立腺がんの死亡率が下がるかどうかは、現在のところ分かっていません。さらに、発症率は低くなるが、癌のリスクはゼロではないと言うことも知っておく必要があります。

これらのこともあり、現時点ではその有用性は確立されていませんが、今後アボルブが前立腺癌の化学予防を行える薬剤として使用されるようになっていくかもしれません。

2010.06.23
診療
研究

昨日のアクセス数

透析総会に行ってきたことを記事にしたとたん、アクセス数が

2010-06-19 1162
2010-06-20 997
2010-06-21 2591   ↑
2010-06-22 3695  ↑↑

すごい事になっています。

これまで行ってきた『しっかり透析』が注目されてきていると実感しました。
明日からは、福島腎不全研究会、透析総会の演題を記事にしていく予定です。
楽しみにしてくださいね。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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