- 2011.05.07
- 生活 / くらし
福島原発事故「20ミリシーベルト」署名第2弾
20ミリシーベルトを撤回させる為の署名運動が行われているようです。
第1弾は知りませんでしたが、今回第2弾を見つけました。
もちろん署名しました。
——————————————————————————
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/05/post-e10a.html
子ども「20ミリシーベルト」基準の即時撤回および被ばく量の最小化のための措置を求める緊急要請
私たちは、福島の子ども達を放射能から守るために、日本政府に対し以下を要請します。
1.4月19日に文科省が示した学校等の校舎・校庭等の「20ミリシーベルト基準」の即時撤回および現行の1ミリシーベルト基準の維持
2.子どもの被ばく量を最小化するためのあらゆる措置を政府の責任で実施すること。また、自治体や市民団体、個々の市民自らが被ばく量を低減させるために実施する、除染・自主避難・疎開などの自主的な取り組みが円滑に進むよう、最大限の支援を行うこと
3.内部被ばくを考慮に入れること
4.屋外で3.8マイクロシーベルト/時以下になったとしても、モニタリングを継続すること(注2)
—————————————————————————–
ご興味のある方はご覧になって下さいね。
- 2011.05.05
- 診療
オンラインHDF可能となりました。
最近、原発の事ばかり書いていましたが、本業をおろそかにしていた訳ではありません。
3月11日金曜日の震災でクリニックは大きなダメージを受けましたが、スタッフ及び出入り業者の皆さんの協力のお陰で、3月13日の日曜日から透析を再開できました。
水道は流れていましたが当初は濁っていましたので、源水をろ過するプレフィルターの交換を行わなければならないほどでした。
消毒液も十分に流通せず、消毒液の量も減らして行わなければ行けない状況でした。
コンソール手前にはエンドトキシン捕捉フィルター(ETRF)を直列で2本つなげていますので、透析液は無菌の状態になっていましたが、当院の目標であるETRF手前での無菌状態とはほど遠い状態でした。
その後、消毒液も十分に使用出来る様になりました。
検査毎に生菌数も少なくなり、5月9日月曜日からオンラインHDFを行っても問題ないと判断いたしました。
これからもより良い透析が提供出来る様に職員一同頑張っていきたいと思います。
長崎大学大学山下俊一教授へ
最近、福島県の放射線健康リスク管理アドバイザーの長崎大学山下俊一教授に対する県民の信頼感が薄れてきています。
安心、安全とずっと言い続けています。
何の心配も無いと言っています。
それに対し、安全委員会でも子供が安全な環境だと言う人がいなくなってきています。
本日、たまたま長崎大学原研医療のホームページを見ました。
下記の様な事が書かれていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『原研医療』では大学病院国際ヒバクシャ医療センターと準備してきた緊急被ばく医療対応に加え、グローバルCOEプログラムの根幹である放射線リスク健康管理を、福島県ならびに福島県立医科大学の要請を受けて、いち早く現場で実践しています。本領域における20年間の海外での活動実績は、広島・長崎に次ぐ国内3番目のヒバクシャを生み出した福島県にこそ生かされるべきだと考えると、新生『原研医療』も直ぐに正念場を迎えることになりました。
http://www.med.nagasaki-u.ac.jp/adi-pphy/prof/201104.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒバクシャとはどの人たちの事を言っているのでしょうか。
原発労働者なら、以前に有った原発事故でも被爆している方達がいますので、国内3番目のヒバクシャというのはおかしいです。
僕のこれまでの認識では、ヒバクシャというのはその地域で被爆をうけた一般大衆の事を指すのではないかと思います。
我々にとって、ヒバクシャというレッテルはとても重いです。
戦後、広島・長崎の方々がヒバクシャと呼ばれ苦労していることを知っているからです。
片方で安心・安全と言い続け、別の場所ではヒバクシャと言っている事に対して、僕は信用することが出来ないです。
耐震診断をしてもらいました。
クリニックは、建築基準法が改正されて、郡山市としては一番に認可を受けた建物です。
改正時には構造の確認が重視され、当院を設計した設計士とは別の耐震専門の設計士が構造の確認をしています。
そのため、震度7まで耐えられる構造になっていますが、東日本大震災の影響で、建物自体の構造が弱まっていないかを確認する必要があります。
先日、当院を設計した今井建築設計事務所の今井先生と、構造計算をして頂いたAS建築設計室の青木先生に建物の構造を再度チェックして頂きました。
天井の点検口から主要な鉄骨部を目視で確認してもらいましたが、溶接部分の 変形、ジョイント部のボルト、プレートの破断、ズレ等の形跡はみられず、耐震については建設当初と変わりないと言うお話でした。
以上、ご報告いたします。
- 2011.05.04
- 生活 / くらし
仮設住宅の建設
クリニックの側には、県所有の農業試験場跡地と、インター線沿いにも県所有の広い土地があります。
先日から、重機が入り工事を始めました。
こちらは5月4日撮影です。
昨日の撮影です。
仮設住宅を建てているのだと思います。
この2つの土地はとても広いです。
県所有です。
バスの停留所が近くにあります。
時々ですが、僕はここから駅まで歩いていきます。
スーパーも歩くには遠いですがあります。
郊外型のお店はたくさんあり、市内に行くのにとても便利な土地です。
そして、高速のインターも近い場所です。
以上のことから、仮設住宅にはもってこいと思っていました。
また、工事が進んできたら報告しますね。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。