- 2011.07.19
- 生活 / くらし
暑いぞ熊谷
週末に実家がある埼玉県に行ってきました。
本当は日光江戸村に行こうと思っていたのですが、あまりにも暑いため熊谷市の八木橋デパートに行ってきました。
このデパートは熊谷の老舗デパートで、子供の時は両親に連れて行ってもらい、屋上のゲームコーナーで遊び、レストランでお子様ランチを食べたものです。
熊谷は昔からとても暑くて、暑さでは全国1.2位を争うくらいだと思います。
ただ、僕の記憶の中では、日中はカンカン照りでも、夕方にはザーと雨が降り、夜には涼しくなった記憶があるのですが、最近ではそうでもなさそうです。
熊谷の隣には深谷市があり、ガリガリ君で有名な赤城乳業が有ります。
高校生の頃は学校帰りによく食べていました。
最近出ているガリガリ君梨味も美味しいようです。
夏はまだまだ始まったばかりです。
夏ばてしないように気を付けていきましょう。
- 2011.07.16
- 生活 / くらし
何が危険でなにが大丈夫なのか。
財団法人 食品流通構造改善促進機構という公益法人が、食品の放射能検査データを公表しています。
http://yasaikensa.cloudapp.net/
結果を見ると、現在福島県では、
しいたけ、 びわ、 ウメ、アユ、 アイナメ、 キタムラサキウニ、 アラメ、 ババガレイ、 ヒラメ、 コモンカスベ、 シロメバル、 ホッキガイ、 ヤマメが規制値を超えているようです。
他県では、茶が越えている県が数件有ります。
そして今回の騒ぎで注目された牛肉から基準値を超えたセシウムが出ています。
牛の餌に気をつけている地域の多くがNDです。
ところが、南相馬や浅川町で出てしまったので、全県出荷停止となるようです。
規制値以上の物は出回らないはずですが、今回の様な事もあるので安全の為にはNDの物を食べたいですよね。
ネットで簡単に見ることができますので、時々確認しましょう。
ちなみにNDは5Bq/Kg以下だったと思います。
それと、国は福島県全域の肉用牛の出荷停止を県に指示するとのことです。
NDの牛を作っている農家の方には申し訳ないですが、一時的にも安全が確認出来るまで福島県の牛の全てを出荷停止することは、我々を安心させてくれます。
それから、原乳もずっとNDが続いています。
福島の原乳を関西に持って行って混ぜて薄めて基準値以下にしているとかよく分からない話が出ていますが、元々の原乳がNDであるかをきちんと確認していれば、こんな話は出てきません。
規制値が高くてもしっかり調べてあり、その食べ物の結果が繰り返してNDであると言う事が大切なんです。
看護学校の講義終了
5月19日から木曜日午後、方八町にある国際メディカルテクノロジー専門学校の看護学科で腎・泌尿器の講義を行っていました。
90分の授業が8回予定されており、本日が8回目で最終回でした。
昨年秋に副校長先生から打診されて、安易な気持ちで引き受けましたが、実に大変でした。
授業は全てスライドを作成して行いました。40分授業して、10分休んで、再度40分の授業を行いましたので、作成したスライドは数百枚になります。
以前は全く無かった肩こりが出てきてしまい、毎日夜なべしてのスライド作りでした。
学生は、寝ている生徒もいますが多くがまじめに授業を聞いてくれました。本日は最後でしたので、前半は血液透析、腹膜透析、腎移植の話。後半は〝しっかり透析〟について語る授業を行いました。
最初に出欠を取るのが学校の先生になったようで、新鮮でよかったです。
11月にテストが有るようで、その頃に問題を作る依頼が来るようです。
来週から、また木曜日の午後ゆっくり出来るので、ぷらぷら福島にでも行ってこようかと思っています。
震災前後での患者状態比較3
患者さんからの声です。
時間が短くなり透析後が辛くなったと訴える方は多かったです。
血圧が高くなり、早く透析時間を元に戻して欲しいと訴える方もいました。
水道からは濁った水しか流れてこなかったのでオンラインHDFは中止しました。
このことと時間短縮から、全身のかゆみが出現したと訴える方もいらっしゃいました。
透析中に地震がおきるのではないかという心配は、我々にもありました。
透析時間の短縮は、材料の不足だけでなく、なるべくリスクを少なくする為という考えもありました。
あの当時は、電源が何時ダメになるか分かりませんでした。
そのため、透析がいつまで続けられるかとても不安でした。
内服薬についても薬がなくなってしまう不安が有りました。
原発が水素爆発した次の日に門前薬局が突然閉めてしまい、連絡が取れなくなったこともありました。
あれ以降の数日間は精神的に特に辛かったです。
患者さんと家族の両方を守る事は出来ないと考え、家族には一時的に避難してもらいました。
1週間後には戻ってきましたけどね。
考察です。
震災直後から透析患者に血圧上昇の傾向が見られましたが、通常透析を再開したところ、徐々に安定してきました。
震災後は、患者さん達が体重が増えないように頑張ったのだと思います。
今後も不測の事態に備えていく必要があります。
震災前後での患者状態比較2
震災以前の平均体重増加量は2.1kgでしたが、震災直後の2週間は1.8kgまで低下しています。
これから透析が受けられるか分からないという危機感が患者さん達にも有って体重増加が少なかったと思います。
透析前血圧ですが、震災直後は皆さんとても高く、3時間透析の期間、4時間透析の期間、通常になるにつれて透析前血圧は下がっています。
しかし、最大余震直後は再び血圧の上昇が見られます。
体重増加も透析前血圧も有意な変化があったというのが結論です。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。