- 2011.09.24
- 生活 / くらし
「給食一食まるごとセシウム検査」
東京大学教授の早野龍五先生と言う方が、「給食一食まるごとセシウム検査」と言う事を提案し、森文科副大臣に 2011/9/21に提出したそうです。

子供たちが食べたものと同じ物を丸ごとミキサーにかけて、ゲルマニウム測定器で精密測定して給食一食まるごとセシウム検査をすると言うのです。
1Bq/kgのレベルまで測って、 献立とともに毎日公表することと、福島優先で行う事を提案しています。
http://www.tfaforms.com/218508
給食まるごとセシウム検査 WEB アンケートと言うものも行っています。
こちらは25日深夜締め切りだそうです。
是非ともご覧になって下さい。
『放射線で』医師不足拍車
9月17日の東京新聞の記事です。

北茨城市の北茨城市立総合病院で、原発事故による放射線の恐怖のため、常勤医が5名減ってしまった事を記事にしています。
震災前に16人いた常勤医が11人になってしまったそうです。
放射線量が0.15マイクロシーベルトの北茨城市でこれですから、郡山や福島の医師が減っていることが騒がれないのが不思議でなりません。
東京新聞は原発に対してかなり批判的な記事を書いていますので、このような記事が一面トップになるのでしょうが、あまり批判的な事を書かない他の新聞は重要視していないのかもしれません。
でも、福島県の医師不足が深刻化することは間違いないことですし、対策をしなければ取り返しが付かなくなります。
この記事で、豊田市長という人が「放射線が怖くて逃げるとしたら、医師としての資質以前の問題」と言っていますが、それは本末転倒です。
逃げる逃げないは個人の考えであって、逃げない状況を作る事が行政の仕事です。
現状では、医師が逃げなくなる対策を取っているとは思えません。
自分のやる事をやってから発言して欲しいものです。
記事の最後に、福島県では45名の医師が減ったと書かれています。
今後もどんどん減っていく可能性が有ります。
県や国は早急に対策を取って欲しいです。
台風15号による影響
21日に郡山を通過した台風15号は、市内のいろいろな場所で大きな被害をもたらしました。
阿武隈川や逢瀬川の一部が決壊して、一時は住民6万6335人を対象に郡山市が避難勧告を出したくらいです。
当院のスタッフも急激な冠水のため自宅から出ることが出来なくなり、一部の住民がレスキュー隊から救助される事態だったとのことです。
昨日も午後から降った雨のため、一日自宅から出られない状態が続いたようですが、本日はきちんと朝から出勤してくれてありがたいと感じています。
22日も高速道路の通行止めは続き、冠水により福島交通のバスが水につかった影響もあり、国道はほとんど動かない状態となりました。
たまたま、電子カルテのバックアップの不具合があり、部品交換のため仙台から業者さんが来ることになっており、14時に来院する予定になっていましたが、実際に到着したのは21時半で待っている方も疲れました。
本日休日当番医です。
本日9月23日(金)は秋分の日です。
援腎会すずきクリニックは休日当番医(外科担当)となっています。
透析診療も通常通り行っています。
- 2011.09.21
- 生活 / くらし
交通安全週間
本日から30日まで秋の全国交通安全運動をが行われます。
昨年も指導の係を命じられたのですが、今年も近くの交差点で交通安全指導(黄色い旗をもって子供を横断歩道で誘導する)を行いました。
7時半から8時までの予定で立っていましたが、横断歩道を渡った児童は我が子を含め3名でした。
昨年は18名の小学生を見送っているのですが、今年は少なく残念でした。
本日は、台風が来ていますので、車で送ってもらった児童もいます。
ただ、放射線を心配して4月からずっと車で学校に通っている子ども達もたくさんいます。
昨年一緒に小学校に行っていた子ども達も現在は一緒ではありません。
このブログもたくさんの方が見てくれています。
少しでも郡山市の現状を知って頂きたいと思い書いています。
プロフィール

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。


