2011.10.04
診療
開業 / 病院経営

インフルエンザワクチン接種のお知らせ

援腎会すずきクリニックでは、10月11日よりインフルエンザワクチンの接種を開始する予定です。

【接種時期】10月11日よりワクチンの在庫がなくなるまでです。
      お電話で確認ください。

【ワクチン接種日】 月・火・水・木・金・土 10:00〜12:00
          月・火・水   金   15:00〜17:00

【接種料金】 初回    3000円    
       2回目   2000円

郡山市に住民登録のある65歳以上の方及び60歳以上で身体障害者手帳1級をお持ちの方は公費補助があります。

月曜日から金曜日の午後5時までで、1回1050円の接種となります。公費補助の期間は12月9日までです。

2011.10.02
生活 / くらし
旅行 / 宿

うつくしまあるきめですin猪苗代

昨日、10月2日日曜日に猪苗代で行われた『第一回うつくしまあるきめですin猪苗代』に参加してきました。

例年、4月29日のみどりの日に『うつくしまあるきめです』は福島市で開催されていますが、今年は震災の影響で中止となっていました。

今回、10月1日(土)・2日(日)の2日間、猪苗代で開催されると聞いて、ウォーキング好きの僕は参加を決意して、日曜日に行ってきました。

コースは、
1日(土)「秋の猪苗代湖を訪ねるコース」
2日(日)「秋の田園と山並みを愛でるコース」
で、両方とも10kmのウォーキングです。

8時半に受付が始まりましたが、参加する皆さんは登山が出来るような格好でした。

私は今泉相撲茶屋のTシャツを着て参加しました。
ラジオ福島のインタビューが来たら20周年をアピールする予定で、しかも暑いだろうと半ズボンだったのですが、あまりにも周りと格好が違うので、参加することを戸惑いましたが、せっかくなので参加させていただきました。

ラジオ福島とテレビユー福島のアナウンサーが号令をかけて、9時45分から準備体操が始まりました。

そして、10時にリステル猪苗代をスタートしました。

たくさんの方が参加しましたので、多くの人で大行列という感じでした。
みなさん、かなり早足の行列で、ついて行くのがやっとでした。

一人で参加しましたので、知っている方がいませんでしたが、天気がよく猪苗代湖畔や磐梯山の頂上まではっきり見えてとても気持ちが良かったです。

後半は、ベビーカーを押したお母さんとほぼ併走していました。
後半かなり歩くスピードが落ちましたが、それでも僕と同じスピードでベビーカーを押しながら歩くお母さんは凄かった。
ベビーカーに乗った女の子に時々ニコニコサインを送りましたが、あまり喜んでくれませんでした。

10kmを1時間40分くらいで歩ききって、その後待っていた妻と子供たちと共にイベントで出された牛丼と豚汁を食べましたが、とても美味しかったです。
歩いておらず待っていただけの妻はとても寒そうでした。

その後、aveのコンサートだったのですが、aveさんの福の歌熱唱とても良かったです。

aveさん、会場に来たとき、僕の脇を通り抜けるように歩いて行って、ビックリしました。
声をかけて握手してもらえば良かったです。

またこの様なイベントには参加したいですね。

次は、ゼビオ猪苗代湖ハーフマラソンかな?

2011.10.01
診療
研究
その他(医療関連)

β2マイクログロブリンの後値

β2マイクログロブリンの前値と除去率を書きました。
せっかくなので、後値も掲示します。

目標は5以下ですが、おおむね10以下となっているので、まあままの結果です。
1人だけ20以上の方がいます。
この方は、他の全ての膜でショックを起こしてしまい、積層型のダイアライザーのみ問題無かった方です。
やはり積層型のダイアライザーはβ2マイクログロブリンの抜けが悪いようですが、他のダイアライザーが使用出来ないので仕方がありません。
この方には時間延長を勧めています。

2011.09.30
診療
研究

たまに本業の事も書きます。

最近、放射線の話ばかりしているので、たまには本業の話をしなければなりません。

先日のHDF研究会でRestless Legs症候群を改善させるためには、α−1マイクログロブリンの除去率を35%以上とすると言う話が有りました。

当院ではどうだろうと思い、現在いる70名で除去率を計ってみました。

5型のダイアライザーを使用して、5時間透析、血流400ml/minの前希釈オンラインHDFの方が35%を越えていますが、やはりα−1マイクログロブリンを十分に抜くのは大変なようです。

それならば、β2マイクログロブリンはどうかという事で、年に数回行っている測定で除去率を見てみました。

70−75%抜けている方が一番多かったようです。
90%以上の方がいてちょっとビックリでした。

除去率も重要ですが、前値が低ければ除去率も下がります。
前値の目標は20と考えていますが、なかなか難しいようです。
少なくとも20台を目指しています。

前値のグラフです。

おおむね30未満なんですが、40以上の方がいました。

当院でも4時間透析の方が20%近くいます。
積層型の人もいますし、アルブミンの漏出量を減らすような膜を使っている方もいます。

そのような方かなと思ったのですが、なんとビックリ。
実は、α−1マイクログロブリンの除去率を35%以上の方でした。
この方は、5型のダイアライザーを使用して、5時間透析、血流400ml/minの前希釈オンラインHDFの方です。
除去率は90%超えています。

前値が高く、後の値が低いので除去率が大きくなっています。
ちなみに、前回までのβ2マイクログロブリンはどうかというと、平均すると25くらいの数値でした。

なんで今回だけ高いのだろう、水は綺麗なのに、なんて考えていつも仕事しています。

たまに、放射線の事も考えていますが、多くの時間は患者さんの事を考えて診療を行っています。

ちょっと本業の事を書かせていただきました。

 

2011.09.29
研究
仕事 / 職場
生活 / くらし

福島の医師、12%が自主退職…原発から避難?

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110928-OYT1T00658.htm

東京電力福島第一原発事故後、福島県内の24病院で常勤医師の12%に当たる125人が自主退職していたことが、県病院協会の調べでわかった。

 原発事故からの避難などのためとみられ、看護師の退職者も5%に当たる407人(42病院)に上った。県内の病院では一部の診療科や夜間救急の休止などの影響が出ている。

 調査は7月下旬、県内の医師らの勤務状況を調べるため、全139病院のうち、同協会に加盟する127病院を対象に実施。54病院から回答を得た。

 主な市町村で、原発事故前の医師数に占める退職者の割合が高いのは、南相馬市の4病院で46%(13人、警戒区域の1病院1人を含む)、いわき市の5病院で23%(31人)、福島市の6病院で9%(41人)、郡山市の4病院で8%(25人)。

 看護師では、南相馬市の4病院で16%(44人、警戒区域の1病院2人を含む)、いわき市の7病院で8%(113人)、福島市の9病院と郡山市の6病院は4%でそれぞれ68人、54人減少した。

(2011年9月28日14時33分 読売新聞)

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これが福島の現状です。
浜通りは別として、福島や郡山では子育てをしている若い医師を中心に退職が増えています。

しかも、妻子を県外に避難させて仕事をしている医師もたくさんいます。
ずっと妻子と離れた状態でいることは辛いです。
放射線量が下がらなければ、家族が一緒に生活する為にもっと医師は県外に出て行ってしまいます。

しかも、研修医が福島での研修をさけていく可能性も有ります。

一番にやられるのは救急です。
これは、問題化してからでは遅いことです。
何とかして欲しいといつも考えています。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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