2011.12.07
生活 / くらし

郡山で給食の放射性物質の測定開始!


やっと郡山でも給食の放射性物質の測定を始めたようです。
来年2月からは本格的に放射性物質検出器2台を導入するとのことですが、あまりにも遅い対応です。
心配している父兄はたくさんいるのですから、もっともっと早くやって欲しかったです。

また、放射性物質は検出されなかったと書かれていますが、検出感度はいくつだったのでしょうか。
それは教えてもらえないと困りますよね。

我が家はずっと郡山で生活していくことを決めているので、なるべく安心したものを子供たちに食べさせたいという気持ちがあります。
ずっと言い続けているのですが、この程度までなら安心ですと言っていたらこれからも若い世代は福島県からいなくなってしまいます。

外部被曝も除染で少なくしますが、内部被曝もここまで頑張って減らしていますと言うような話は福島から出てこないのでしょうか。
他県では厳しい基準を作ってやっているのですから。

だから、安心宣言が出た米が後になって基準値を超えたりするんです。
どうか、行政のトップはそのような気持ちを持って仕事をして欲しいです。

 

2011.12.04
診療
研究

カンジダ(Candida)

性感染症学会で、カンジダ症についての教育講演が有りました。
皮膚科の先生の講演でしたが、とてもまとまっていて判りやすかったです。
メモを取ってきましたので、一般的な知識と一緒に記事とします。

時々、当院にも亀頭部が赤くなったと言うことで来院する患者さんがいます。
カンジダを性病と考えている方も多いかもしれませんが、カンジダは口の中や消化管、膣粘膜にある常在菌です。

元々、カンジダの病原性は低いのですが、体調不良で免疫力が低下している方、高齢者、妊婦さんなどで、皮膚や粘膜の環境の変化(高温・湿潤・ステロイド外用)が有ると発症して来ます。

性感染によるものは5%以下と少ないですが、男性で繰り返して起こす場合には性感染症の場合を考えた方がいいそうです。

皮膚表面の一部を取って鏡検でカンジダ菌の菌糸を確認することで診断出来ます。
膀胱炎の検査では、細菌尿を培養検査に出して菌の種類を確認しますが、カンジダの場合は培養検査をしてはいけないそうです。
常在菌だから培養をして増やしたら感染の原因となっていなくても培養で増えるとのことで、なるほどと思いました。

治療は、ラノコラゾール軟膏などの抗真菌薬ですが、免疫力が低下して生じるので、基礎疾患の治療を行うこと。そして、病気が生じた部位が湿気の多い部位の場合はその対策を取る事も重要だと言う話でした。

講演を聞いたことで、これまでの知識が整理されました。
明日からの診療に役立てていきたいですね。

2011.12.03
診療
研究

日本性感染症学会に参加します。

現在、午前の診療後新幹線に乗っています。
東京の都市センターホテルで本日・明日と開催されている日本性感染症学会に参加する為です。

僕は透析学会の専門医であると共に泌尿器科専門医です。
開業医となる前は、総合病院に勤めている事がほとんどでしたので、泌尿器科としては主に前立腺癌や膀胱癌、腎臓癌などや、尿路結石症の治療を行っていました。

淋病やクラミジア感染症などの性感染症の治療も行ってきましたが、専門家というレベルまでは達していません。
今回の学会に参加することで、性感染症に関する最先端の治療法や考え方を学んできたいと考えています。
数年後には、性感染症の専門医も取得する予定です。

なにか、面白い情報がありましたら、ブログにも記載したいと思います。
現在、大宮なのでもうすぐ東京です。
それでは、行ってきます。

2011.12.02
生活 / くらし

本当かどうかわかりませんが。

このことについて、僕は南相馬の事がよく分からないので、本当かどうか知りません。

でも、このような意見があって、しかも国から出向してきている役人を実名で批判する記事があることにビックリしました。

広く福島の問題を知って頂けるようにブログでご紹介する事としました。

字が小さくてすみません。

2011.11.29
生活 / くらし

給食は「不検出」食材だけ

給食は「不検出」食材だけ 札幌市教委、放射能検査 全国有数の厳格対応(11/29 10:08)

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是非とも郡山市も見習って下さい。
これをやらなければ、ますます若い人達がいなくなっていきます。
大丈夫なんて言わないでください。

何時になったら判ってくれるのでしょうか。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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