2011.12.16
診療
仕事 / 職場

階段の手すり

今回、震災で裂けた壁の修復と一緒に、透析室に向かう階段の左側にも手すりを造設しました。

以前から、階段の右側には手すりが有りました。
でも、最近とある患者さんから左側に手すりがあるといいのにと言われました。

一般的に右利きの方が多いので、シャントは左に作ります。
そうすると、重い荷物は右手で持つことが多いようです。
右手で荷物を持つと階段の手すりは左側にあるとうれしいと言われました。

その話を聞いてなるほどと思いましたので、今回左側に手すりを追加しました。
その患者さんはかなり高齢のお婆ちゃんですが、2階の透析室にエレベーターを使わずに上って行ってくれます。
今後も元気に階段を上がってくれることを願っております。

 

2011.12.16
生活 / くらし
グルメ / お酒

学校給食に使う米の放射線検査について

http://www.city.koriyama.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=F3EADCF3412A81D037A8F260C4650A2E?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=25105

 

郡山市で使用している給食の〝あさか舞〟に関する放射線検査について、郡山市がホームページに載せていました。

米販売業者(郡山市農業協同組合)に対して、給食用の玄米全袋及び給食用として出荷する前の精米検査を義務付けて、安全が確認された平成23年産米を給食に使用することとしました。

放射性物質が検出された場合は、学校給食に使用しないことにしています。なお、検出限界値は、10ベクレル以下となっています。

と書かれています。

しかし、実際に行っている方法は、

玄米検査は、給食用に提供されるすべての袋から抽出して検査します。
各袋の玄米を混ぜ合わせます。

とあります。
つまり、20個の袋から検体を抽出したとして、一つだけ100ベクレルで、他が感度以下の5ベクレルだった場合、
(100+5×19)= 9.75ベクレルとなり、検出限界値未満となってしまいます。

それほど極端な場合は少ないかと思いますが、現状ではほとんどの米が検出限界値未満で一部極端に高い米が発見されているのも事実です。
そのような事を考えた対策を取って欲しいです。

実際問題、僕はそれほど心配はしていません。

怖いことをいう方もいますが、大丈夫なんじゃないかと考えています。

でも、怖いと考えて郡山から転居している人が多数いるんです。

だから、怖いと考えている方達も納得出来る対策を取って欲しいのです。

 

医者も勤務医の先生方を中心にどんどん減っていっています。

このまま、福島の米を使った給食が続くなら、さらに若い先生方が少なくなり、福島の医療崩壊は進んでいくと思います。

2011.12.11
生活 / くらし
グルメ / お酒

ミオパスタ

堅い話の後は、美味しい話です。

郡山体育館からさくら通りにかけては、美味しいお店屋さんがいくつもあります。
以前も紹介した肉汁たっぷりのハンバーグ屋さんTimber、沖縄ダイニング な美らです。
その他にも、ラーメン屋さんのくまごろうや内環状線の向こう側にはイタリアンレストランのAngelo 開成があります。

今回は、くまごろの2階、Angelo 開成の目の前にあるスパゲティーの店 ミオパスタを紹介します。

紹介と言っても写真を載せるくらいですけどね。
これは、海の幸のメンタイコ入りクリーム風味スープスパです。
一番人気です。
濃厚なクリームスープと具だくさんで美味しいパスタです。

昔っからやっているお店で、目の前にAngelo 開成が出来てもびくともしない美味しさです。
我が家の長男もこの店のカルボナーラが大好きで、お店に行くといつものヤツで通じるくらいです。

2011.12.11
診療
研究

慢性前立腺炎3

今回は、慢性前立腺炎の診断法についてです。
慢性前立腺炎は、慢性前立腺炎1・2で書いたような症状の疾患です。
この様な方が当院を受診した場合、先ず検尿をしてもらいます。
若い男性で多い尿道炎を否定するためです。
この時点でオシッコが汚れていた場合には、尿道炎や膀胱炎として治療を行います。

尿所見が無く、慢性前立腺炎の症状があれば、直腸診を行います。
肛門に指を挿入して、肛門の直上で腹側に位置する前立腺を触診します。
ただ、痔の有る場合には直腸診の痛みが強く出る場合も有りますので、事前にお知らせ下さい。
時々、肛門に指を入れる時の痛みが強い方がいますので、慎重に行っています。

前立腺を圧迫して痛みがあれば前立腺炎と診断します。正常の方は前立腺に痛みはありません。
ここで、前立腺のマッサージを行います。
マッサージで前立腺から膿を出して診断しますので、これは大切なことです。
また、マッサージはそれ自体を治療法として行っている施設もあります。

マッサージ後の尿検査で尿に白血球や細菌がないか確認します。
前立腺マッサージ後の尿 (VB3)を用いて慢性前立腺の分類を行います。

マッサージ後の尿で白血球が多数あり、細菌も確認されると慢性細菌性前立腺炎と診断しますが、これはあまり多くありません。

細菌が見当たらない場合は、慢性非細菌性前立腺炎/慢性骨盤痛症候群(CP/CPPS)と診断します。
白血球が見られるが細菌は無い場合、Ⅲa炎症性と言う分類になります。
白血球も細菌も無い場合、Ⅲb非炎症性です。
Ⅲb非炎症性は、以前は前立腺痛や前立腺症と言って、慢性前立腺炎とは別な病気と区別されていましたが、現在の分類では慢性前立腺炎の一部とされています。

そして、前立腺癌精査中や精液検査での異常などの他疾患精査中に偶然発見発見された者を無症候性炎症性前立腺炎としています。

2011.12.08
診療

高齢者等のインフルエンザ予防接種

郡山市で行っている65才以上の方へのインフルエンザ予防接種の公費助成は明日までです。
明後日からは助成が受けられなくなりますので、ご注意ください。

http://www.city.koriyama.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=EFA65027474BF05FD227C198D6226B16?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=17711

 

高齢者等のインフルエンザ予防接種について

 

 高齢者等のインフルエンザの発病防止や重症化を予防し、さらにそのまん延の予防を目的に実施いたします。

1.対象者

(1) 郡山市に住民登録をしている65歳以上の方で、接種を希望する方(健康保険証をご持参ください)

(2) 60歳以上65歳未満の方で、心臓・じん臓又は呼吸器の機能に自己の日常生活が極度に制限される程度の障害を有する方及び、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方(身体障害者手帳1級を所持する方又は、医師の診断書により同程度の障害を持っていると認められる方)

(3) (1)、(2)に該当する対象者のうち、意思疎通のできない方は除きます。

2.実施期間

平成23年10月11日(火)~平成23年12月9日(金)

※ 接種に伴う副反応に備え、日曜・祝日の接種及び午後5時以降の接種は行わないことになっておりますので、予防接種を受ける際にはあらかじめ医療機関に電話で御確認ください。

3.接種場所:郡山市内の指定医療機関

※ 「平成23年度高齢者等インフルエンザ予防接種の受けられる医療機関」については、下記のダウンロードファイル「インフルエンザ予防接種医療機関」をご覧ください。

高齢者等インフルエンザ予防接種のお知らせ(PDF:160KB)
平成23年度高齢者等インフルエンザ予防接種の受けられる医療機関一覧(PDF:117KB)
4.接種料金(自己負担金)

1,050円 (公費による助成は1人実施期間中1回です)

【自己負担金免除者】

[1]生活保護受給者 : 郡山市社会福祉課で発行する証明書をご持参ください。       

[2]中国残留邦人等に対する支援給付受給者 : 本人確認証をご持参ください。

 

 

なお、期限は市町村によって異なりますので、郡山市以外の方はご確認ください。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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