2012.12.18
研究
生活 / くらし
その他(一般)

『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』

先日、妻から教えてもらいこの本を読みました。

読んでみてすさまじい内容でした。
あの放射能汚染と水素爆発で何時命を落としても仕方が無いような状況の中、決死の覚悟で手動のベントを行った様子が書かれていました。

全電源喪失による炉心融解に対しては、吉田所長が事故直後から自衛隊や関係機関に消防ポンプの出動を要請し、職員達が水を炉内に入れるラインを作ったことが、最終的にはなんとか最悪の事態は防ぐことができたことに繋がったと書かれています。

読んでみて思った事は、人の力って凄いなと言うことでした。
本当にありがとうと言いたいですね。
彼らの必死の行動が無ければ、現在は福島県に住んでいられなかったのかもしれません。

状況的には班目委員長がインタビューに答えた記載が的確です。

第一が制御できなくなれば第二だけでなく茨城の東海第二もアウトだった
そうなれば日本は北海道と汚染で住めない地域、西日本の三分割されていただろう

ただ、逆に言えば、慢心と神話を作り出す事で災害への対策があまりにもお粗末だったと言う事は事実です。
にもかかわらず、1年半以上経過しても、当時の責任がまだ取られていないことは有り得ない事だと思います。

2012.12.17
生活 / くらし
旅行 / 宿

横浜に行って来ました。

週末、横浜に遊びに行って来ました。
用事がありましたので、診療後子供達を連れて家族で出かけました。

横浜は賑やかでした。
みなとみらいでは、クイーンズスクエアで ゆず がプロデュースで制作したシンギングツリーを見てきました。

たまたま通りかかった時に、ゆず の音楽がシンクロしたツリーのイルミネーションが行われていて華やかだったです。

日曜日はとても暖かく、赤レンガ倉庫付近に行ったのですが、すこしダウンジャケットでは暑いくらいでした。

広い芝生がったので、子供達と大の字になって寝転んでみました。
今の福島は寒いので当然できませんが、放射性物質が降り注いでいますので、夏でもこのような事はできません。

それが、今の福島の現状です。

赤レンガ倉庫はたくさんの人混みで身動きできないくらいでした。
クリスマスツリーにも記念撮影をする大行列ができていてました。

田舎者の我々には人混みに耐えられず、夜はもっと綺麗なんだろうと思いながら帰途につきました。

2012.12.16
診療
生活 / くらし

本日は、衆議院議員選挙の投票日です

本日は、衆議院議員選挙の投票日です。
政策は、投票率の高い世代の考えに沿うように進められます。
これは当然のことです。

どこに入れても変わらないから行かないと言う方が若い方を中心にたくさんいますが、逆に言えば投票率が低いから軽視してもいいと思われているのではないでしょうか。

若い世代の方が、少しでも子育てする環境を良くしたい、将来の事を考えた政治を行って欲しいと考えるならば、先ずは若い世代の投票率を上げる事が大切なのではないかとふと思いまして投票日の朝に書き込んでみました。

ちなみに私は最高裁判所裁判官を含めて期日前投票終了しています。

2012.12.09
診療
研究
仕事 / 職場
その他(医療関連)

福島腎不全研究会

12月 8日に行われた第87回福島腎不全研究会で

当院看護師浜田から

体重管理への試み

当院臨床工学技士入谷から

シャント管理
 〜シャント音の録音を試みて〜

当院臨床工学技士鈴木から

福島県南部透析医療研究会
2012年透析液水質管理状況アンケート報告

院長鈴木から

県中地区透析施設災害対策協議会報告

の発表を行いました。
ホームページに上記3演題をアップしましたので興味がありましたらご覧下さい。

2012.12.07
診療
開業 / 病院経営
仕事 / 職場

地震

本日午後5時18分ごろ、東北から関東にかけて震度5弱の強い地震がありました。
久しぶりに緊急地震速報を聞きました。

1階の外来で診察をしている最中でした。
実は、地震って凄く苦手なんですが、緊急地震速報が鳴って揺れ出した途端、若いスタッフが2階に駆け上がっていくのを見て、こっちも負けてられないと階段を駆け上がりました。

透析室ではコンソールを支えながら、地震怖いよ〜と思いながら耐えておりました。

揺れが治まりましたが、大きな揺れでしたので、再び大きな揺れが起こる可能性も考えて、

『回収!』

と声をかけ、本日の透析は早めに終了となりました。

その後は、最近導入したMCA無線を用いて、県中地区の各施設からの被害状況を確認していました。
それほど長い時間がかからずにMCA無線を持つ全ての施設から透析継続可能と言う連絡が入り、ほっと安心しました。

その後も大きな余震が無かったのはよかったことです。
さらに、第一原発も大きな問題が発生しなかったようで、さらに安心いたしました。

プロフィール

援腎会すずきクリニック院長 鈴木一裕

こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。

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