春の避難訓練
本日、援腎会すずきクリニックでは、春の避難訓練を行いました。
避難訓練は年2回行っています。
月火水の患者さんは秋に、火木土の患者さんは春に行っています。
患者さん達にとっては、年1回になります。
スタッフの代表がかけ声をかけて訓練開始を宣言しました。
巨大地震が起こり、透析継続困難と判断して、緊急離脱後1階に避難する訓練です。
東日本大震災の時と同じ状況になります。
当院では、震災後スタッフが透析ラインの切断を安全でスムースに行う訓練を繰り返し行ってきており、今回も透析ラインを切断して避難する訓練を行いました。
回収が終わって寝ている患者さんのラインに2本の鉗子をかけて、その間を切断しています。
患者さんにラインと鉗子を握って頂き、ベットからスタッフの誘導の元階段経由で避難します。
階段は危ないので、1階の外来スタッフが1人1人誘導して階下に降りてもらいます。
当然エレベーターは止まっていますので、通常車いすで移動している患者さんは、階段避難車であるイーバックチェアを用いて階段を降ります。
避難訓練は、スムースに終了しました。
スタッフも慣れてきており、スムースに誘導できました。
今後も有事に対する訓練は繰り返し行っていくつもりです。
第3回日本腎臓リハビリテーション学会
日曜日に、宇都宮市で開かれた第3回日本腎臓リハビリテーション学会に参加してきました。
皆さん、腎臓リハビリってご存知ですか。
「腎臓リハビリテーション」は、透析患者を含む慢性腎臓病(CKD)患者の身体機能障害と内部障害を対象として、運動療法のみならず食事・薬物療法や介護・精神的ケアなどを包括的に行う新しい概念との事です。
当院で行っている透析中のエルゴメーターも腎臓リハビリに入ります。
今話題のロコモについての講演もあり、有意義な研究会でした。
本日からの診療に役立てて行きたいと思います。
増築工事5
増築工事は今年夏の完成を目標に、どんどん進んでいます。
床面にコンクリートが流し込まれました。
奥が個室透析室です。
コンクリートに段差があるのは、床暖房のパイプが通る部分が低くなっているためです。
もちろん、透析室やこそに向かう廊下は低くなっています。
2階に上り、透析室方向を見ています。
目の前に奥羽大学が見えます。
その前を磐越西線が通っています。
震災後は、ちょうどこの方向の線路の上に一週間ぐらいの間、電車が止まっていました。
今となっては懐かしい思い出です。
2階のこの場所は、冨久山の夢花火を見るには良い場所かもしれません。
第28回ハイパフォーマンス・メンブレン研究会
3月16日(土)・3月17日(日)に、東京で行われた第28回ハイパフォーマンス・メンブレン研究会に参加してきました。
当院から3演題発表してきました。
O-27. しっかり透析の貧血への効果
援腎会すずきクリニック
○鈴木 一裕(すずき かずひろ) 鈴木 翔太
O-28. 後期高齢者に対するしっかり透析の検討
援腎会すずきクリニック
○鈴木 一裕(すずき かずひろ) 鈴木 翔太
O-44. オンライン HDF での治療時間と補液速度の関係についての検討
医療法人援腎会 すずきクリニック
○入谷 麻祐子(いりたに まゆこ) 二階堂 三樹夫 鈴木 翔太 鈴木 一裕
です。
今回は680名の方が参加されたとのことです。
盛大な会でした。
当院でも今後もしっかり透析の必要性を発表して行きたいと思います。
プロジェクト達成の手紙
https://readyfor.jp/projects/idouhoiku
日帰り保育園バスを購入し、福島の子どもたちに毎日外遊びをさせてあげたい!
プロジェクト達成の手紙とポッケアロゴマークのオリジナルバッジ、移動保育活動の様子を記録したDVD&メモリアルブック、そして子どもたちの製作した手作りキャンドルが送られてきました。
手作りキャンドルがとても可愛いです。
待合室に飾りました。
ただ、一つだけ残念なのは、次男が小学校に上がるので、今後は移動保育プロジェクトに参加出来なくなる事です。
福島の子供達が心配無く自由に遊び回れる環境作りについては、今後も応援していきたいと考えています。
プロフィール
こんにちは、援腎会すずきクリニック院長の鈴木一裕です。